もう一度学生時代からやり直したい。
本を閉じたあと、そう強く思った。
中嶋嶺雄著「なぜ、国際教養大で人材は育つのか」
秋田にこんな素晴らしい大学があったとは。
開学5-6年で就職率100%に近い数を出している。
有名な企業がこぞってこの大学へ採用説明会を開きに来るとか・・・。
就職難を時代のせいにだけしちゃいかんなー。
就職がゴールではないけどさ。
この大学のカリキュラム見たら、
日本どころか世界の舞台で大活躍できる人材が出てくるのは当然だね。
素晴らしい。私もできることなら入学して人生リセットしたいよ。
この本読めば読むほど、日本のいわゆるダイガクセーであった自分の過去を悔いて仕方がない。
本気で勉強に打ち込みたい!国際教養を身に付けたい!そう思える一冊だな。
せめて息子には、日本に大多数存在する世界に目を向けてない国内志向的な高等教育は
あまり受けさせたくないな~。
だからって息子の教育のために、簡単に海外移住なんてできる身分じゃないけどさ、
そんな家庭に生まれた息子にだって学ぶ自由はあるはずだから、
何とかいい方法を探して、親として我が子へあらゆる選択肢を与えねば。
でも最終的に自分の道をチョイスするのは息子自身だがね。
今の日本は、外交にも見て取れるように、世界での威厳を失っている。
この大学から今すぐになどと贅沢は言わないから、日本の政治を変えられる国際教養を身に付けた
方々が出てくることを期待してやまない。