現代ではこのような商いをなさっている方はいません。昭和の初期には
庶民の履物といったら下駄でした。鼻緒のみでも商売が成り立っていた
のでしょう。下駄屋さんは沢山ありました、いま見ることは無くなりましたが。
東京でも現存するお店は数軒しかないのでは。
ほとんどが靴屋さんにと、代わっています。
お店の左手に沢山の柄の鼻緒が掛けられているのが見えます。
お客さんは好きな柄の鼻緒を選んでいたのでしょう。作業台のようなものが
ありますが、ここで下駄に付けていたのでしょう。
お店の光景です。招き猫が少し大きいかな。帳場の格子が時代劇風です。
接客用の店先の上がり框です。火鉢、座布団、煙草盆が置かれています。
お客さんにはお茶の接待が当然あります。
余談ですが、子供の頃近所の下駄屋さんに女の子がいたら
その子のあだなは、間違いなく「カッコ」ちゃん、とつけていた。
遊びに寄らせて頂きました。
LEFTYさんの写真はとても素敵で、隠れファンです。
隠れなくてもいいかな?
長い事「隠れウエスタン」が身に付いてしまって、
どうも隠れているのが好きなようです。(^^)
下町資料館、いいですね~。
深川の江戸資料館には行った事があるのですが、
とにかく、この時代は良かったですね。
下駄を履いて駆けずり回っていました。
もう一度、あの日本には戻れないかしら。
温暖化の問題もないし、義理と人情があふれていたし、
良い物が失われてとても残念です。
また遊びにきます。
次のテーマは何かな~?(^^)
資料館の二階の子供達の写真には思わず自分を置き換えて笑ってしまいます。
下駄どころか裸足で走り廻っていた思いがあります。
履いている下駄を空に蹴上げて、落ちてきたときの形で明日の天気をきめたり・・・。
郷愁を感じて頂けたようです。
明後日の予定稿はきっとご主人向きになるかもしれませんので、是非。