ぼけぼけ

いつかこの景色を思い出して、君は泣いてしまうかもしれない

夏の旅 その終わり

2015年09月15日 | 日記

敦煌からの帰路は西安経由便でした

午後3時に敦煌空港を出て、上海着は午後11時の予定。

この日はガイドさんを付けておらず、半日フリーの予定でした。

 

”敦煌”というと知名度はありますが、いかんせん田舎町。

土産物でもと思っても市場は”夜市”と名がつくぐらいですから午前中はひっそりとしています。

車もない我々が行けるところは博物館くらい。

最終日は天気も良く外を歩く気候ではなかったので博物館に逃げ込みました。

 

が、私が急に体調が悪くなってしまい、気持ちは悪い、頭は痛い

見学どころではなく館内の椅子で休み休み時間をつぶすという状態に・・・

ホテルまで這うように帰りロビーで休ませてもらったところ奇跡的に回復。

元々少々風邪気味だったのに動き回ったせいかもしれません。

 

敦煌発の飛行機は定刻に離陸

が、が、が、西安到着直後恐ろしい雷雨が!!

このため我々が乗る飛行機より何便も前の飛行機から遅延、欠航が相次ぎ

午前1時までロビーで待たされた挙句、結局その日は飛ばないことになりました。

 

取りあえず何をどうすればいいのかわからず、航空会社の待合室前に人だかりが出来ていたので行ってみると

猛烈におこってます、中国人!

どうやら手続きカウンターで明日の便を取り直せということらしいのですが、

人々の怒りは納まらず、待合室の職員に罵詈雑言。

チケットカウンターに行ってみると押しかけた人々が、カウンターから乗り出して係員に怒鳴り散らす。

手続きができるよう整列できたのは、欠航が決まってから40分以上経過してからでした。

 

立っていた位置が良かったのと、たまたま取材で来ていた日本人の方がいて

その人たちのコーディネーターさんが通訳をしてくれたので、

幸いにも翌日午前10時の便を取ることができました。

航空会社が宿泊施設を用意しているらしいのですが、翌日空港に無事戻ってこれる自信がなかったので

その夜は空港のロビーで寝ました。

 

翌日ようやく上海まで戻ってくることができました。

 

乗継の飛行機だったため、預けていたスーツケースが行方不明になるというおまけもありましたが、

相方の会社の通訳さんに調べてもらって、西安に取り残されていたのも無事手元に戻ってきました。

 

結果よければ全て良し