ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

原典に近く若者にもわかりやすい翻訳を目指しています
翻訳間違いやより良い和訳がありましたらコメント頂ければ幸いです

エゼキエル書8章17節 ☆ 要研究

2022-06-04 17:38:58 | エゼキエル書

エゼキエル書8章17節 ☆ 要研究

 

そこで、彼は私に言いました。
「あなたはこれを見たことがあるか?人の子よ!
ユダの家にとって、彼らがここでしている忌まわしいことを行うことは、些細なことなのか?
彼らが地を暴力で満たし、さらに私を怒らせるために戻って来た。☆
見よ!彼らは枝を彼らの鼻に当てている。

 

そこで、彼は私に言いました。{カル態未完了形}
「あなたはこれを見たことがあるか?{カル態完了形}人{アダム}の子よ!
ユダの家にとって、彼らがここでしている忌まわしいことを行うことは、些細なこと{呪われたこと}なのか?{ニフアル態完了形}
彼らが地を暴力で満たし{カル態完了形}、さらに私を怒らせるために戻って来た。☆{カル態未完了形}見よ!彼らは枝を彼らの鼻に当てている。{入れている:カル態}
{は、わずかな、迅速な、または些細なことである:衰えた (2)、呪われた (1)、呪いをもたらした (1)、軽蔑 (1)、軽蔑すべき (1)、呪い (15), 呪われた (16), 呪い (8), 罵る (2), 軽蔑 (1), 軽蔑 (2), 楽に (1), 楽に (2), 軽微な (1), 軽いもの (1), 軽める (5), 軽視される (2) 軽くする (2), あっちこっち動く (1), 揺れる (1), 研ぐ (1), わずかなこと (1), 小さなこと (1), 表面的に (2), 迅速 (1), 迅速な (5), 軽蔑して扱う (1), 扱う (1), 扱われて軽く (1), つまらない (1), つまらないもの (1)}
{枝、小枝、芽:枝(2)、小枝(1)、つるの枝(1)、つるの切れ端(1)}
17 この方は私に仰せられた。
「人の子よ。あなたはこれを見たか。ユダの家にとって、彼らがここでしているような忌みきらうべきことをするのは、ささいなことだろうか。彼らはこの地を暴虐で満たし、私の怒りをいっそう駆り立てている。見よ。彼らはぶどうのつるを自分達の鼻にさしている。


エゼキエル書8章12節 ☆

2022-06-04 17:23:26 | エゼキエル書

エゼキエル書8章12節 ☆

 

そこで、主は私に言いました。
「人{アダム}の子よ!
イスラエルの家の長老達が暗闇で何をしているか、すべての男が自分の偶像の部屋の中で何をしているかを見たか?☆
彼らは、『主は我々を見ない。主はその地を捨てた。』と言っている。」

 

そこで、主は私に言いました。{カル態未完了形}
「人{アダム}の子よ!
イスラエルの家の長老達が暗闇で何をしているか、すべての男が自分の偶像の部屋の中で(何をしているか)を見たか?☆{カル態完了形}
彼らは、『主は我々を見ない。{カル態}主はその地を捨てた。{カル態完了形}』と言っている。」
12 この方は私に仰せられた。
「人の子よ。あなたは、イスラエルの家の長老達がおのおの、暗い所、その石像の部屋で行っていることを見たか。彼らは、『主は私達を見ておられない。主はこの国を見捨てられた』と言っている。」
※「すべての男が自分の偶像の部屋の中で」とヘブライ語原文には載っています。


エゼキエル書8章1~3節

2022-06-04 17:10:32 | エゼキエル書

エゼキエル書8章1~3節

 

そして、六年目の六月五日になり、私が家の中に座っていて、ユダの長老達が私のいくつもの前に座っていると、主なる神の御手が私の上に下りました。
そして、私が見ると、火の現れのような似姿があり、その腰から下は火であり、その腰から上は輝く金属の色のような輝きの現れでした。
また、その方は手の形をしたものを伸ばし、私の髪のふさによって私をつかみました。すると、霊が地と天空の間に私を引き上げて、神の幻のうちにエルサレムに、すなわち、北の方を見る内庭の門の戸口に連れて行きましたが、そこには嫉妬を起こさせる嫉妬の像の座がありました。

 

そして、六年目の六月五日になり{カル態未完了形}、私が家の中に座っていて、ユダの長老達が私のいくつもの前に座っていると、主なる神の御手が私の上に下りました。{カル態未完了形}
1 第六年の第六の月の五日、私が自分の家にすわっていて、ユダの長老達も私の前にすわっていたとき、神である主の御手が私の上に下った。
2 そして、私が見ると{カル態未完了形}、火の現れのような似姿があり、その腰から下は火であり、その腰から上は輝く金属{琥珀}の色のような輝きの現れでした。
{類似性、類似性:形(1)、形が似ている(1)、形が似ている(1)、形(4)、似ている(8)、模様(1)、似ている(1)、似ているもの(1)、似ている(1)、誰が似ている(1)}
{おそらく琥珀色の:輝く金属 (3)}
2 私が見ると、火のように見える姿があった。その腰と見える所から下のほうは火で、その腰から上のほうは青銅の輝きのように輝いて見えた。
3 また、その方は手の形をしたものを伸ばし{カル態未完了形}、私の髪のふさによって私をつかみました。{カル態未完了形}すると、霊が地と天空の間に私を引き上げて{カル態未完了形}、神の幻のうちにエルサレムに、すなわち、北の方を見る内庭の門の戸口に連れて行きましたが{ヒフイル態未完了形}、そこには嫉妬を起こさせる嫉妬の像の座がありました。
3 すると、その方は手の形をしたものを伸ばし、私の髪のふさをつかんだ。すると、霊が私を地と天との間に持ち上げ、神々しい幻のうちに私をエルサレムへ携え行き、ねたみを引き起こすねたみの偶像のある、北に面する内庭の門の入口に連れて行った。


エゼキエル書8章 翻訳途中

2022-06-04 16:47:34 | エゼキエル書

エゼキエル書8章

 

そして、六年目の六月五日、私が家に座り、ユダの長老達が私の前に座っていると、主なる神の御手が私の上に下りました。
2 その時、私が見ると、火のような姿があり、その腰から下は火であり、その腰から上は輝きのある姿、エレクトラムの色のようであった。
3 また、手の形が出され、私は頭の錠につかまり、霊が地と天の間に私を引き上げ、神の幻のうちにエルサレムへ、北の方を見る内庭の門の戸口に連れて行きましたが、そこには嫉妬を起こさせる嫉妬の像の座がありました。
4 見よ!イスラエルの神の栄光は、私が平野で見た幻のようにそこにありました。
5 そこで、彼は私に言いました。
「人の子よ!今、北の方に向かって目をあげよ!」
そこで、私は目を北の方に上げてみると、祭壇の門の北方に、この嫉妬の像が入り口にあるのを見ました。
6 そして、彼は私に言いました。
「人の子よ!あなたは彼らのすることを見よ!イスラエルの家がここで行う大いなる憎悪を。わたしがわたしの聖所から遠く離れるために見るのか。しかし、あなたは再び、さらに大きな憎悪を見ることになるであろう。」
6 この方は私に仰せられた。
「人の子よ。あなたは彼らのしていることが見えるか。イスラエルの家は、私の聖所から遠く離れようとして、ここで大きな忌みきらうべきことをしているではないか。あなたはなおまた、大きな忌みきらうべきことを見るだろう。」
7 そして、彼は私を宮の門に連れて行きました。
私が見ると、見よ!壁に穴があいている。
8 そこで、彼は私に言いました。
「人の子よ!いま壁を掘れ!」
私が壁を掘ると、見よ!扉がありあました。
9 そして、私に言いました。
「入って、彼らがここで行っている悪い忌み嫌うべきことを見なさい!」
10 そこで、私は中に入って見ましたが、見よ!這うものと獣のあらゆる憎むべき形とイスラエルの家のすべての偶像が、まわりの城壁に描かれているではありませんか。
11 その前にイスラエルの家の長老達七十人が立ち、その中にシャファンの子ヤザニヤが立っていましたが、みな手に香炉を持っていたので、香の厚い雲が立ちのぼっていました。
12 そこで、主は私に言いました。
「人の子よ!イスラエルの家の長老達が、暗闇で、みな自分の想像の部屋で何をしているかを見たか。彼らは、『主は我々を見ず、主はこの地を捨てられた。』と言っている。」
12 この方は私に仰せられた。
「人の子よ。あなたは、イスラエルの家の長老達がおのおの、暗い所、その石像の部屋で行っていることを見たか。彼らは、『主は私達を見ておられない。主はこの国を見捨てられた』と言っている。」
13 彼はまた私に言いました。
「あなたはまた彼らの行うさらに大きな忌まわしいことを見るであろう。」
14 それから、主は私を北の方にある主の家の門の戸口に連れて行きました。
見よ!そこには女達がタンムズのために泣いて座っていました。
15 そこで、主は私に言いました。
「人の子よ!あなたはこれを見たか、またこれよりさらに大きな憎しみを見るであろう。」
16 そして、主は私を主の宮の中庭に連れて行きました。
見よ!主の宮の門のところ、車寄せと祭壇の間に、五十人ばかりの者がいて、背を主の宮に向け、顔を東に向け、東に向かって太陽を拝んでいました。
17 そこで、彼は私に言いました。
「人の子よ!あなたはこれを見たことがあるか。ユダの家にとって、彼らがここで行う忌まわしいことを行うことは、軽いことなのか。彼らが地を暴力で満たし、さらに私を挑発し、見よ!彼らは枝を鼻に当てている。
17 この方は私に仰せられた。「人の子よ。あなたはこれを見たか。ユダの家にとって、彼らがここでしているような忌みきらうべきことをするのは、ささいなことだろうか。彼らはこの地を暴虐で満たし、私の怒りをいっそう駆り立てている。見よ。彼らはぶどうのつるを自分達の鼻にさしている。
18 それゆえ、わたしはまた激しさで対処し、私の目は惜しまず、憐れまず、彼らが大声で私の耳に叫んでも、私はそれを聞かないであろう。」


1 第六年の第六の月の五日、私が自分の家にすわっていて、ユダの長老達も私の前にすわっていたとき、神である主の御手が私の上に下った。
2 私が見ると、火のように見える姿があった。その腰と見える所から下のほうは火で、その腰から上のほうは青銅の輝きのように輝いて見えた。
3 すると、その方は手の形をしたものを伸ばし、私の髪のふさをつかんだ。すると、霊が私を地と天との間に持ち上げ、神々しい幻のうちに私をエルサレムへ携え行き、ねたみを引き起こすねたみの偶像のある、北に面する内庭の門の入口に連れて行った。
4 なんと、そこには、私がかつて谷間で見た姿と同じようなイスラエルの神の栄光があった。
5 その方は私に仰せられた。「人の子よ。さあ、目を上げて北の方を見よ。」そこで、私が目を上げて北の方を見ると、北のほうの祭壇の門の入口にねたみの偶像があった。
6 この方は私に仰せられた。「人の子よ。あなたは彼らのしていることが見えるか。イスラエルの家は、私の聖所から遠く離れようとして、ここで大きな忌みきらうべきことをしているではないか。あなたはなおまた、大きな忌みきらうべきことを見るだろう。」
7 それから、この方は私を庭の入口に連れて行った。私が見ると、壁に一つの穴があった。
8 この方は私に仰せられた。「人の子よ。さあ、壁に穴をあけて通り抜けよ。」私が壁に穴をあけて通り抜けると、一つの入口があった。
9 この方は私に仰せられた。「入って行き、彼らがそこでしている悪い忌みきらうべきことを見よ。」
10 私が入って行ってみると、なんと、はうものや忌むべき獣のあらゆる像や、イスラエルの家のすべての偶像が、回りの壁一面に彫られていた。
11 また、イスラエルの家の七十人の長老が、その前に立っており、その中にはシャファンの子ヤアザヌヤも立っていて、彼らはみなその手に香炉を持ち、その香の濃い雲が立ち上っていた。
12 この方は私に仰せられた。「人の子よ。あなたは、イスラエルの家の長老達がおのおの、暗い所、その石像の部屋で行っていることを見たか。彼らは、『主は私達を見ておられない。主はこの国を見捨てられた』と言っている。」
13 さらに、私に仰せられた。「あなたはなおまた、彼らが行っている大きな忌みきらうべきことを見るだろう。」
14 ついでこの方は私を、主の宮の北の門の入口へ連れて行った。するとそこには、女達がタンムズのために泣きながらすわっていた。
15 この方は私に仰せられた。「人の子よ。これを見たであろうが、あなたはなおまた、これよりも大きな忌みきらうべきことを見るだろう。」
16 そして、この方は私を主の宮の内庭に連れて行った。すると、主の宮の本堂の入口の玄関と祭壇との間に二十五人ばかりの人がおり、彼らは主の宮の本堂に背を向け、顔を東のほうに向けて、東のほうの太陽を拝んでいた。
17 この方は私に仰せられた。「人の子よ。あなたはこれを見たか。ユダの家にとって、彼らがここでしているような忌みきらうべきことをするのは、ささいなことだろうか。彼らはこの地を暴虐で満たし、私の怒りをいっそう駆り立てている。見よ。彼らはぶどうのつるを自分達の鼻にさしている。
18 だから、私も憤って事を行う。私は惜しまず、あわれまない。彼らが私の耳に大声で叫んでも、私は彼らの言うことを聞かない。」


And it came to pass in the sixth year, in the sixth month, in the fifth day of the month, as I sat in my house, and the elders of Judah sat before me, that the hand of the Lord GOD fell there upon me.
2 Then I beheld, and lo a likeness as the appearance of fire: from the appearance of his loins and downward, fire; and from his loins and upward, as the appearance of brightness, as the colour of electrum.
3 And the form of a hand was put forth, and I was taken by a lock of my head; and a spirit lifted me up between the earth and the heaven, and brought me in the visions of God to Jerusalem, to the door of the gate of the inner court that looketh toward the north; where was the seat of the image of jealousy, which provoketh to jealousy.
4 And, behold, the glory of the God of Israel was there, according to the vision that I saw in the plain.
5 Then said He unto me: 'Son of man, lift up thine eyes now the way toward the north.' So I lifted up mine eyes the way toward the north, and behold northward of the gate of the altar this image of jealousy in the entry.
6 And He said unto me: 'Son of man, seest thou what they do? even the great abominations that the house of Israel do commit here, that I should go far off from My sanctuary? but thou shalt again see yet greater abominations.' 
7 And He brought me to the door of the court; and when I looked, behold a hole in the wall.
8 Then said He unto me: 'Son of man, dig now in the wall'; and when I had digged in the wall, behold a door. 
9 And He said unto me: 'Go in, and see the wicked abominations that they do here.'
10 So I went in and saw; and behold every detestable form of creeping things and beasts, and all the idols of the house of Israel, portrayed upon the wall round about.
11 And there stood before them seventy men of the elders of the house of Israel, and in the midst of them stood Jaazaniah the son of Shaphan, every man with his censer in his hand; and a thick cloud of incense went up.
12 Then said He unto me: 'Son of man, hast thou seen what the elders of the house of Israel do in the dark, every man in his chambers of imagery? for they say: The LORD seeth us not, the LORD hath forsaken the land.'
13 He said also unto me: 'Thou shalt again see yet greater abominations which they do.'
14 Then He brought me to the door of the gate of the LORD'S house which was toward the north; and, behold, there sat the women weeping for Tammuz. 
15 Then said He unto me: 'Hast thou seen this, O son of man? thou shalt again see yet greater abominations than these.'
16 And He brought me into the inner court of the LORD'S house, and, behold, at the door of the temple of the LORD, between the porch and the altar, were about five and twenty men, with their backs toward the temple of the LORD, and their faces toward the east; and they worshipped the sun toward the east.
17 Then He said unto me: 'Hast thou seen this, O son of man? Is it a light thing to the house of Judah that they commit the abominations which they commit here in that they fill the land with violence, and provoke Me still more, and, lo, they put the branch to their nose?
18 Therefore will I also deal in fury; Mine eye shall not spare, neither will I have pity; and though they cry in Mine ears with a loud voice, yet will I not hear them.'


サムエル記Ⅱ12章 翻訳途中

2022-06-04 12:16:58 | Ⅰサムエル記

サムエル記Ⅱ12章

主はナタンをダビデのもとに遣わされました。
彼はダビデのもとに来て言いました。
「ある町に二人の人がいました。
2 富める者は多くの家畜を持っていました。
3 しかし、貧しい人は、買って育てた一匹の小羊のほかには何も持っていませんでした。それは彼とともに、また彼の子らとともに成長し、彼自身の食物を食べ、彼自身の杯を飲み、彼の胸に横たわって、彼にとっては娘のようなものであった。
4 その金持ちのところに旅人が来たので、彼は自分の群れ、自分の群れから取って、自分のところに来る道行く人のために着せるのを惜しみましたが、貧しい人の子羊を取って、自分のところに来る人のために着せました。」
4 あるとき、富んでいる人のところにひとりの旅人が来ました。彼は自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取って調理するのを惜しみ、貧しい人の雌の子羊を取り上げて、自分のところに来た人のために調理しました。」
5 ダビデの怒りはこの男に対して大きく燃え上がり、彼はナタンに言いました。
「主が生きておられるように、このようなことをした者は死に値する。
6 そして、彼はこのようなことをしたせいと、また、憐れみがなかったせいで、子羊を四倍にして返さなければならないであろう。」
7 ナタンはダビデに言いました。
「あなたこそ、その人です。イスラエルの神である主はこう言われる。
『私はあなたにイスラエルの王としての油を注ぎ、あなたをサウルの手から救い出した。
8 私はあなたの主人の家を与え、主人の妻達をあなたの懐に入れ、イスラエルとユダの家をあなたに与えたが、もし、それらが少なすぎるならば、私はさらに多くのものをあなたに加えたであろう。
9 あなたはどうして主の言葉を軽んじて、わたしの目に悪いことをしようとするのか。ヒッタイトのウリヤをあなたは剣で打ち、その妻をあなたの妻とし、彼をアンモンの子孫達の剣で殺した。
10 それゆえ、剣はあなたの家から決して離れない。
なぜなら、あなたは私を軽んじて、ヒッタイトのウリヤの妻をあなたの妻としたのだから。』
11 主はこう言われる。
『見よ!私はあなたの家からあなたに対する悪を起こし、あなたの目の前であなたの妻を捕えて、あなたの隣人に与え、彼はこの太陽の見える所であなたの妻達と寝るであろう。
12 あなたはひそかにそれを行ったが、私はこの事を全イスラエルと、太陽の前で行う。』」
13 ダビデはナタンに言いました。
「私は主に対して罪を犯しました。」 
すると、ナタンはダビデに言いました。
「主はまたあなたの罪を取り除かれたので、あなたは死ぬことはないでしょう。
14 しかし、あなたはこの行いによって、主の敵から大いに冒涜されたので、あなたの産む子は必ず死ぬであろう。」
15 そこで、ナタンは自分の家に向かって去っていきました。
主はウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は非常に病みました。
16 そこで、ダビデはその子のために神に願いました。
ダビデは断食し、入るたびに、一晩中地の上に伏せました。
17 その家の長老達は起きあがって、彼のそばに立ち、彼を地から引き上げようとしましたが、彼はこれを拒み、彼らと一緒にパンを食べることもしませんでした。
18 そして、七日目に、その子は死んました。
ダビデの僕達は、この子が死んだことを告げることを恐れました。彼らは言いました。
「見よ!この子がまだ生きていた時、私達は王に話しかけたが、王は私達の声に耳を傾けなかった。」
19 しかし、ダビデはそのしもべ達が一緒にささやくのを見て、その子が死んだことを悟り、ダビデはそのしもべ達に言いました。
「その子は死んだのか。」
彼らは言いました。
「この子は死にました。」
20 そこで、ダビデは地から起き上がって、洗い、油を注ぎ、衣服をかえて、主の家に入り、礼拝をし、それから自分の家に来て、彼が求めたので、彼らは彼の前にパンを並べて彼は食べました。
21 そこで、彼の僕達は彼に言いました。」
「あなたのなさったことは何ですか?あなたは子が生きている間は、そのために断食して泣き、子が死んでからは、起き上がってパンを食べました。」
22 そして、言いました。
「子供が生きている間、私は断食して泣いた。主が私を憐れんで、その子を生かしてくださらないかどうか、誰が知ることができようか。
23 しかし、その子が死んだ今、私はどうして断食しなければならないのか。
彼を再び連れ戻すことができるのか。
私は彼のもとに行くが、彼は私のもとに帰ってこない。」
24 ダビデはその妻バテシバを慰め、彼女のところに行き、彼女と寝たので、彼女は男の子を産み、その名をソロモンと名づけました。主は彼を愛されました。
25 主は預言者ナタンの手で彼をつかわされたので、彼は主のためにその名をジェディディアと名づけました。
26 さて、ヨアブはアンモンの子孫達のラバと戦って、その王都を取りました。
27 ヨアブは使者をダビデに遣わして言いました。
「私はラバと戦って、水の都を取りました。
28 それゆえ、残りの民を集めて、その都に陣を敷き、これを奪ってください!
私がこの都を奪って、それが私の名のもとに呼ばれるようにならないように。」
29 そこで、ダビデはすべての民を集めて、ラバに行き、それと戦って、これを取りました。
30 彼はその頭からマルカムの冠を取り、その重さは金一タラント、その中には宝石があり、それをダビデの頭にかぶせました。
また、彼は都の戦利品を、はなはだ多く持ち帰りました。
31 彼はそこにいた民を引き出して、のこぎりの下、鉄の鍬の下、鉄の斧の下に置き、れんが造りのかまどを通らせ、アンモンの子孫達のすべての町々にこうして行いました。ダビデとすべての民はエルサレムに帰りました。


1 主がナタンをダビデのところに遣わされたので、彼はダビデのところに来て言いました。「ある町にふたりの人がいました。ひとりは富んでいる人、ひとりは貧しい人でした。」
2 富んでいる人には、非常に多くの羊と牛の群れがいますが、
3 貧しい人は、自分で買って来て育てた一頭の小さな雌の子羊のほかは、何ももっていませんでした。子羊は彼とその子ども達といっしょに暮らし、彼と同じ食物を食べ、同じ杯から飲み、彼のふところでやすみ、まるで彼の娘のようでした。
4 あるとき、富んでいる人のところにひとりの旅人が来ました。彼は自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取って調理するのを惜しみ、貧しい人の雌の子羊を取り上げて、自分のところに来た人のために調理しました。」
5 すると、ダビデは、その男に対して激しい怒りを燃やし、ナタンに言いました。「主は生きておられる。そんなことをした男は死刑だ。
6 その男は、憐れみの心もなく、そんなことをしたのだから、その雌の子羊を四倍にして償わなければならない。」
7 ナタンはダビデに言いました。「あなたがその男です。イスラエルの神、主はこう仰せられる。『私はあなたに油をそそいで、イスラエルの王とし、サウルの手からあなたを救い出した。
8 さらに、あなたの主人の家を与え、あなたの主人の妻達をあなたのふところに渡し、イスラエルとユダの家も与えた。それでも少ないというのなら、私はあなたにもっと多くのものを増し加えたであろう。
9 それなのに、どうしてあなたは主のことばをさげすみ、私の目の前で悪を行ったのか。あなたはヘテ人ウリヤを剣で打ち、その妻を自分の妻にした。あなたが彼をアモン人の剣で切り殺したのだ。
10 今は剣は、いつまでもあなたの家から離れない。あなたが私をさげすみ、ヘテ人ウリヤの妻を取り、自分の妻にしたからである。』
11 主はこう仰せられる。『聞け。私はあなたの家の中から、あなたの上にわざわいを引き起こす。あなたの妻達をあなたの目の前で取り上げ、あなたの友に与えよう。その人は、白昼公然と、あなたの妻達と寝るようになる。
12 あなたは隠れて、それをしたが、私はイスラエル全部の前で、太陽の前で、このことを行おう。』」
13 ダビデはナタンに言いました。「私は主に対して罪を犯した。」ナタンはダビデに言いました。「主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。
14 しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、あなたに生まれる子は必ず死ぬ。」
15 こうしてナタンは自分の家へ戻った。主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は病気になった。
16 ダビデはその子のために神に願い求め、断食をして、引きこもり、一晩中、地に伏していた。
17 彼の家の長老達は彼のそばに立って、彼を地から引き起こそうとしたが、ダビデは起きようとうもせず、彼らといっしょに食事を取ろうともしなかった。
18 七日目に子どもは死んだが、ダビデの家来達は、その子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた。「王はあの子が生きている時、われわれが話しても、言うことを聞かなかった。どうしてあの子が死んだことを王に言えようか。王は何か悪い事をされるかもしれない」と彼らが思ったからである。
19 しかしダビデは、家来達がひそひそ話し合っているのを見て、子どもが死んだことを悟った。それでダビデは家来達に言いました。「子どもは死んだのか。」彼らは言いました。「なくなられました。」
20 するとダビデは地から起き上がり、からだを洗って身に油を塗り、着物を着替えて、主の宮に入り、礼拝をしてから、自分の家に帰った。そして食事の用意をさせて、食事をとった。
21 すると家来達が彼に言いました。「あなたのなさったこのことは、いったいどういうことですか。お子さまが生きておられる時は断食をして泣かれたのに、お子さまがなくなられると、起き上がり、食事をなさるとは。」
22 ダビデは言いました。「子どもがまだ生きている時に私が断食をして泣いたのは、もしかすると、主が私を憐れみ、子どもが生きるかもしれない、と思ったからだ。
23 しかし今、子どもは死んでしまった。私はなぜ、断食をしなければならないのか。あの子をもう一度、呼び戻せるであろうか。私はあの子のところに行くだろうが、あの子は私のところに戻っては来ない。」
24 ダビデは妻バテ・シェバを慰め、彼女のところに入り、彼女と寝た。彼女が男の子を産んだとき、彼はその名をソロモンと名づけた。主はその子を愛されたので、
25 預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた。
26 さて、ヨアブはアモン人のラバと戦い、この王の町を攻め取った。
27 ヨアブはダビデに使者を送って言いました。「私はラバと戦って、水の町を攻め取りました。
28 しかし今、民の残りの者達を集めて、この町に対して陣を敷き、あなたがこれを攻め取ってください。私がこの町を取り、この町に私の名がつけられるといけませんから。」
29 そこでダビデは民のすべてを集めて、ラバに進んで行き、これと戦って、攻め取った。
30 彼は彼らの王の冠をその頭から取った。その重さは金一タラントで、宝石がはめ込まれていた。その冠はダビデの頭に置かれた。彼はまた、その町から非常に多くの分捕り物を持ってきた。
31 彼はその町の人々を連れてきて、石のこぎりや、鉄のつるはし、鉄の斧を使う仕事につかせ、れんが作りの仕事をさせた。ダビデはアモン人のすべての町々に対して、このようにした。こうしてダビデと民のすべてはエルサレムに帰った。


And the LORD sent Nathan unto David. And he came unto him, and said unto him: 'There were two men in one city: the one rich, and the other poor.
2 The rich man had exceeding many flocks and herds;
3 but the poor man had nothing save one little ewe lamb, which he had bought and reared; and it grew up together with him, and with his children; it did eat of his own morsel, and drank of his own cup, and lay in his bosom, and was unto him as a daughter.
4 And there came a traveller unto the rich man, and he spared to take of his own flock and of his own herd, to dress for the wayfaring man that was come unto him, but took the poor man's lamb, and dressed it for the man that was come to him.'
5 And David's anger was greatly kindled against the man; and he said to Nathan: 'As the LORD liveth, the man that hath done this deserveth to die;
6 and he shall restore the lamb fourfold, because he did this thing, and because he had no pity.' 
7 And Nathan said to David: 'Thou art the man. Thus saith the LORD, the God of Israel: I anointed thee king over Israel, and I delivered thee out of the hand of Saul;
8 and I gave thee thy master's house, and thy master's wives into thy bosom, and gave thee the house of Israel and of Judah; and if that were too little, then would I add unto thee so much more.
9 Wherefore hast thou despised the word of the LORD, to do that which is evil in My sight? Uriah the Hittite thou hast smitten with the sword, and his wife thou hast taken to be thy wife, and him thou hast slain with the sword of the children of Ammon.
10 Now therefore, the sword shall never depart from thy house; because thou hast despised Me, and hast taken the wife of Uriah the Hittite to be thy wife.
11 Thus saith the LORD: Behold, I will raise up evil against thee out of thine own house, and I will take thy wives before thine eyes, and give them unto thy neighbour, and he shall lie with thy wives in the sight of this sun.
12 For thou didst it secretly; but I will do this thing before all Israel, and before the sun.' 
13 And David said unto Nathan: 'I have sinned against the LORD.'And Nathan said unto David: 'The LORD also hath put away thy sin; thou shalt not die.
14 Howbeit, because by this deed thou hast greatly blasphemed the enemies of the LORD, the child also that is born unto thee shall surely die.'
15 And Nathan departed unto his house. And the LORD struck the child that Uriah's wife bore unto David, and it was very sick.
16 David therefore besought God for the child; and David fasted, and as often as he went in, he lay all night upon the earth.
17 And the elders of his house arose, and stood beside him, to raise him up from the earth; but he would not, neither did he eat bread with them.
18 And it came to pass on the seventh day, that the child died. And the servants of David feared to tell him that the child was dead; for they said: 'Behold, while the child was yet alive, we spoke unto him, and he hearkened not unto our voice; how then shall we tell him that the child is dead, so that he do himself some harm?'
19 But when David saw that his servants whispered together, David perceived that the child was dead; and David said unto his servants: 'Is the child dead?' And they said: 'He is dead.'
20 Then David arose from the earth, and washed, and anointed himself, and changed his apparel; and he came into the house of the LORD, and worshipped; then he came to his own house; and when he required, they set bread before him, and he did eat.
21 Then said his servants unto him: 'What thing is this that thou hast done? thou didst fast and weep for the child, while it was alive; but when the child was dead, thou didst rise and eat bread.'
22 And he said: 'While the child was yet alive, I fasted and wept; for I said: Who knoweth whether the LORD will not be gracious to me, that the child may live?
23 But now he is dead, wherefore should I fast? can I bring him back again? I shall go to him, but he will not return to me.'
24 And David comforted Bath-sheba his wife, and went in unto her, and lay with her; and she bore a son, and called his name Solomon. And the LORD loved him;
25 and He sent by the hand of Nathan the prophet, and he called his name Jedidiah, for the LORD'S sake. 
26 Now Joab fought against Rabbah of the children of Ammon, and took the royal city.
27 And Joab sent messengers to David, and said: 'I have fought against Rabbah, yea, I have taken the city of waters.
28 Now therefore gather the rest of the people together, and encamp against the city, and take it; lest I take the city, and it be called after my name.'
29 And David gathered all the people together, and went to Rabbah, and fought against it, and took it.
30 And he took the crown of Malcam from off his head; and the weight thereof was a talent of gold, and in it were precious stones; and it was set on David's head. And he brought forth the spoil of the city, exceeding much.
31 And he brought forth the people that were therein, and put them under saws, and under harrows of iron, and under axes of iron, and made them pass through the brickkiln; and thus did he unto all the cities of the children of Ammon. And David and all the people returned unto Jerusalem.