列王記第一３章 ＃翻訳途中

列王記第一３章

その後、ソロモンはエジプトの王ファラオと同盟を結び、その娘と結婚した。
ソロモンは自分の宮殿と主の家、およびエルサレムを囲む城壁の建設を終えるまで、彼女をダビデの町に連れてきた。
2しかし、主の名のための家がまだ建てられていなかったので、人々はまだ高い所でいけにえを捧げていた。
3ソロモンは主を愛し、父ダビデのおきてに従っていたが、高い所でいけにえを捧げて香を焚いていたことを除いては、主を愛していた。 
4王はギブオンに行き、そこでいけにえを捧げようとした。それは大いなる高き所だったからである。ソロモンはそこの祭壇に千の燔祭をささげた。
5ギブオンでのある夜、主は夢の中でソロモンに現れ、神は言われた。
「求めなさい！そうすれば、わたしはあなたにそれを与えるであろう。」
6ソロモンは答えた。
「あなたは、あなたの僕であるわたしの父ダビデが、真理と正義と心の直立とをもってあなたの前に歩んだので、愛に満ちた献身を示してくださいました。そして、あなたはこの偉大な愛の献身を守り、今日、まさに彼の王座に座る子を与えてくださいました。
7 そして今、私の神、主よ！あなたは父ダビデのもとであなたの僕を王にしてくださいました。私の神、主よ！あなたは今、私の父ダビデの代わりに、あなたの僕を王とされました。しかし、私は幼な子にすぎず、出ることも入ることもできません。
8あなたの僕は、あなたが選ばれた民、すなわち、数えることもできないほどの民の中にいます。
9それゆえ、あなたの僕に、あなたの民を裁き、善と悪とを見分けることのできる心を与えてください！誰がこの大いなるあなたの民を治めることができましょうか。」
10ソロモンがこのように願い出たことは、主にとって喜ばしいことであった。
11 そこで神はソロモンに言われた。
「あなたは自分のために長寿や富を求めたり、敵のために死を求めたりする代わりに、正義を行うための分別を求めたのですから
12それでは、あなたが頼んだことを実行しましょう。わたしはあなたに知恵と分別のある心を与えて、あなたのような人が昔も、これからもいないようにしよう。
13さらに、あなたが求めなかったもの、すなわち富と名誉とを与え、あなたが生きている間、どの王国でもあなたに匹敵する人はいないようにする。
14だから、あなたの父ダビデがしたように、あなたがわたしの道を歩み、わたしの律法と戒めを守るならば、わたしはあなたの日を延ばすであろう。」
15ソロモンは目を覚ましたが、確かにそれは夢であった。そこで彼はエルサレムに帰り、主の契約の箱の前に立ち、全焼のいけにえと平和の供え物とを捧げた。そして、すべての僕のために祝宴を開いた。
16その時、二人の遊女が王のもとに来て、王の前に立った。 
17一人の女は言った。
「ご主人様、この女と私は同じ家に住んでいて、彼女が家にいる間に私は出産しました。
18私が出産してから三日目に、この女性も赤ちゃんを産みました。家の中には私たち二人の他には誰もいませんでした。
19夜、この女性の息子は、彼女が寝返りを打ったために死んでしまいました。
20だから、彼女は夜中に起きて、私が眠っている間に、私のそばから息子を取り上げました。彼女は息子を自分の懐に入れ、死んだ息子を私の懐に入れたのです。 
21翌朝、私が息子をあやすために起きてみると、息子は死んでいました。しかし、調べてみると、私が産んだ息子ではないことがわかりました。」
22「いいえ、生きている方が私の息子で、死んだ方があなたの息子です。」ともう一人の女は言った。
しかし、最初の女は「いいえ、死んだ方があなたの子で、生きている方が私の子です。」と主張しました。そこで二人は王の前で議論した。
23王は答えた。
「この女は『私の息子は生きていて、あなたの息子は死んでいる。』と言うが、あの女は『いや、あなたの息子は死んでいて、私の息子は生きている。』と言っている。」
24王は続けて「剣を持ってきてくれ！」と言った。
そこで、彼らは彼に剣を持ってきた。
25王は宣言した。
「生きている子を二つに切って、一方に半分、他方に半分与える。」
26息子が生きている女は、自分の息子を哀れに思い、王に話しかけた。
「主よ！彼女に生きている子を与えてください。どうか彼を殺さないでください。」
しかし、もう一人の女性は、「あの子は私のものでもあなたのものでもありません。彼を二つに切ってください。」
27その後、王は裁定を下した。
「生きている赤ん坊を最初の女に与えなさい！決して殺してはならない！彼女は彼の母だから。」
28イスラエルのすべての人々は、王の下した裁きを聞いて、王を畏怖した。