ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

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ダニエル書7章 翻訳途中

2022-04-09 10:56:12 | ダニエル書

ダニエル書7章

バビロンのベルシャザル王の一年に、ダニエルは夢を見て、寝床でその頭に浮かんだ幻を見た。それから、彼はその夢を書きしるして、事の次第を話した。
1 バビロンの王ベルシャツァルの元年に、ダニエルは寝床で、一つの夢、頭に浮かんだ幻を見て、その夢を書きしるし、そのあらましを語った。

2 ダニエルは語って言った。
「私は夜、幻を見た。見よ!天の四つの風が大海の上に吹き出した。
2 ダニエルは言った。「私が夜、幻を見ていると、突然、天の四方の風が大海をかき立て、

3 そして四つの大きな獣が海から上って来て、一つずつ変化した。
3 四頭の大きな獣が海から上がって来た。その四頭はそれぞれ異なっていた。

4 第一のものは獅子のようで、鷲の翼を持っていた。私はその翼がもぎ取られるのを見たが、それは地から引き上げられ、人のように二本の足の上に立たされ、人の心がそれに授けられた。
4 第一のものは獅子のようで、鷲の翼をつけていた。見ていると、その翼は抜き取られ、地から起こされ、人間のように二本の足で立たされて、人間の心が与えられた。

5 見よ!もう一匹の獣、すなわち熊のような獣が、片側に身を起こし、その口には三つのあばら骨が歯の間にあり、これにこう言われた。
『起きて、多くの肉を食い尽くせ!』と。
5 また突然、熊に似たほかの第二の獣が現れた。その獣は横ざまに寝ていて、その口のきばの間には三本の肋骨があった。するとそれに、『起き上がって、多くの肉を食らえ』との声がかかった。

6 この後、私は見ていると、豹のような者がもう一匹いて、その側には鳥の四つの翼があり、その獣にはまた四つの頭があり、これに支配権が与えられていた。
6 この後、見ていると、また突然、ひょうのようなほかの獣が現れた。その背には四つの鳥の翼があり、その獣には四つの頭があった。そしてそれに主権が与えられた。

この後、私は夜の幻の中で見た。
そして、恐ろしく、恐ろしい、非常に強い第四の獣を見た。
それは大きな鉄の歯を持ち、食い尽くして粉々にし、その足で残滓を踏みつけた。それは、その前にいたすべての獣と異なっており、十本の角があった。
7 この後、私は夜の幻を見たが、見よ、第四の獣が、恐ろしく、恐ろしいもので、非常に強く、大きな鉄の歯を持ち、食い尽くして粉々にし、その足で残物を踏みつけた。
7 その後また、私が夜の幻を見ていると、突然、第四の獣が現れた。それは恐ろしく、ものすごく、非常に強くて、大きな鉄のきばを持っており、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは前に現れたすべての獣と異なり、十本の角を持っていた。

8 私はその角を見たが、見よ!その中にもう一つの角、すなわち小さな角が生え、それ以前にあった最初の角の三つが根こそぎにされた。
見よ!この角の中には人の目のような目と大きなことを語る口があった。
8 私がその角を注意して見ていると、その間から、もう一本の小さな角が出て来たが、その角のために、初めの角のうち三本が引き抜かれた。よく見ると、この角には、人間の目のような目があり、大きなことを語る口があった。

9私は見ていたら、王座が置かれ、古の方が座っていた。
その衣は白い雪のようであり、その頭髪は純毛のようであった。
その玉座は燃える炎であり、その車輪は燃える火であった。
9 私が見ていると、幾つかの御座が備えられ、年を経た方が座に着かれた。
その衣は雪のように白く、頭の毛は混じりけのない羊の毛のようであった。
御座は火の炎、その車輪は燃える火で、

10 その前に火のような流れが発して流れ出ていて、幾千の者がこの方に仕え、幾万の者がこの方の御前に立ち、裁きが定められ、幾つかの文書が開かれた。
10 火の流れがこの方の前から流れ出ていた。幾千のものがこの方に仕え、幾万のものがその前に立っていた。さばく方が座に着き、幾つかの文書が開かれた。

11 私は、その時、角が語る大言壮語の声のせいで獣が殺され、その体が滅ぼされて火で焼かれるために渡されるまでを見ていた。
11 私は、あの角が語る大きなことばの声がするので、見ていると、そのとき、その獣は殺され、からだはそこなわれて、燃える火に投げ込まれるのを見た。
12 その他の獣は、その権勢を奪われたが、その命は一時、また一時と延びた。
12 残りの獣は、主権を奪われたが、いのちはその時と季節まで延ばされた。

13 私は夜の幻を見たが、見よ!人の子のような方が天の雲とともにやって来て、日の古き方のところへも行き、その前に近寄らされた。
13 私がまだ、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。

14 そして、この方に支配と栄光と王国が与えられて、すべての民族、国、諸国語の者たちがこの方に仕えるようになった。
その支配は永遠の支配であって、過ぎ去ることはなく、その王国は滅びることはない。
14 この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。

15 私はといえば、ダニエル、私の霊は体の中で苦しみ、私の頭の中の幻は私を困惑させた。
15 私、ダニエルの心は、私のうちで悩み、頭に浮かんだ幻は、私を脅かした。
16 私はそばに立っている者の一人に近づいて、このすべてに関する真理を尋ねた。そこで、彼は私に告げ、事の次第を私に知らせてくれた。
16 私は、かたわらに立つ者のひとりに近づき、このことのすべてについて、彼に願って確かめようとした。すると彼は、私に答え、そのことの解き明かしを知らせてくれた。
17 「これらの四つの大きな獣は、地から起こる四人の王である。
17 『これら四頭の大きな獣は、地から起こる四人の王である。
18 しかし、いと高き方の聖徒達が国を受け継いで、その国を永遠までも所有するであろう。」
18 しかし、いと高き方の聖徒たちが、国を受け継ぎ、永遠に、その国を保って世々限りなく続く。』
19 そこで、私は、第四の獣について真理を知りたいと願った。
この獣は、すべての獣と異なっていて、非常に恐ろしく、その歯は鉄で、その爪は真鍮で、食い尽くし、粉々に砕き、その足で残骸を踏みつけるものであった。
19 それから私は、第四の獣について確かめたいと思った。それは、ほかのすべての獣と異なっていて、非常に恐ろしく、きばは鉄、爪は青銅であって、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。
20 また、その頭にある十本の角と、もう一つの角が立ち上がり、そのせいでそれ以前の三本が倒れた。さらにその角には目があり、大きなことを語る口があり、その姿はその仲間のものにまさっていたことに関してもである。
20 その頭には十本の角があり、もう一本の角が出て来て、そのために三本の角が倒れた。その角には目があり、大きなことを語る口があった。その角はほかの角よりも大きく見えた。
21 私が見ていると、同じ角が聖徒達と戦い、彼らに打ち勝った。
21 私が見ていると、その角は、聖徒たちに戦いをいどんで、彼らに打ち勝った。

ダニエル書7章22節
日のいにしえが来るまでのことです。
そして、裁きがいと高き方の聖徒達に与えられ、聖徒達が王国を所有する時が来ます。
22 しかし、それは年を経た方が来られるまでのことであって、いと高き方の聖徒たちのために、さばきが行われ、聖徒たちが国を受け継ぐ時が来た。

23 こうして彼は言いました。
「第四の獣は地上の第四の王国であって、すべての王国とは異なるものであり、全地を食い尽くし、これを踏み砕き、これを粉々にするものである。
23 彼はこう言った。「第四の獣は地に起こる第四の国。これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。
24 十本の角については、この国から十人の王が生じ、またその後にもう一人が生じ、その者は前者たちとは異なって、三人の王を倒すであろう。
24 十本の角は、この国から立つ十人の王。彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。

25 やつはいと高き方に逆らって言葉を吐き、いと高き方の聖徒達を疲れさせ、また、季節と法則{律法}を変えようと考え、ひと時、ふた時、半時のあいだ彼の手に渡されるであろう。
25 彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。

26 しかし、裁きは座し、やつの支配は取り去られ、終りに至るまで絶やされ、滅ぼされる。
26 しかし、さばきが行われ、彼の主権は奪われて、彼は永久に絶やされ、滅ぼされる。
27 そして、国と支配と全天の下の王国の大権は、いと高き方の聖徒の民に与えられる。その国は永遠の国であり、すべての支配者は彼らに仕え、従うであろう。』
27 国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。』
28 ここに、この話{問題}の終わりがある。
私ダニエルはというと、私の思いは大いに怯え、私の顔色は変わったが、私はこのことを心に留めておいた。」
28 ここでこの話は終わる。私、ダニエルは、ひどくおびえ、顔色が変わった。しかし、私はこのことを心に留めていた。」


1 バビロンの王ベルシャツァルの元年に、ダニエルは寝床で、一つの夢、頭に浮かんだ幻を見て、その夢を書きしるし、そのあらましを語った。
2 ダニエルは言った。「私が夜、幻を見ていると、突然、天の四方の風が大海をかき立て、
3 四頭の大きな獣が海から上がって来た。その四頭はそれぞれ異なっていた。
4 第一のものは獅子のようで、鷲の翼をつけていた。見ていると、その翼は抜き取られ、地から起こされ、人間のように二本の足で立たされて、人間の心が与えられた。
5 また突然、熊に似たほかの第二の獣が現れた。その獣は横ざまに寝ていて、その口のきばの間には三本の肋骨があった。するとそれに、『起き上がって、多くの肉を食らえ』との声がかかった。
6 この後、見ていると、また突然、ひょうのようなほかの獣が現れた。その背には四つの鳥の翼があり、その獣には四つの頭があった。そしてそれに主権が与えられた。
7 その後また、私が夜の幻を見ていると、突然、第四の獣が現れた。それは恐ろしく、ものすごく、非常に強くて、大きな鉄のきばを持っており、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは前に現れたすべての獣と異なり、十本の角を持っていた。
8 私がその角を注意して見ていると、その間から、もう一本の小さな角が出て来たが、その角のために、初めの角のうち三本が引き抜かれた。よく見ると、この角には、人間の目のような目があり、大きなことを語る口があった。
9 私が見ていると、幾つかの御座が備えられ、年を経た方が座に着かれた。その衣は雪のように白く、頭の毛は混じりけのない羊の毛のようであった。御座は火の炎、その車輪は燃える火で、
10 火の流れがこの方の前から流れ出ていた。幾千のものがこの方に仕え、幾万のものがその前に立っていた。さばく方が座に着き、幾つかの文書が開かれた。
11 私は、あの角が語る大きなことばの声がするので、見ていると、そのとき、その獣は殺され、からだはそこなわれて、燃える火に投げ込まれるのを見た。
12 残りの獣は、主権を奪われたが、いのちはその時と季節まで延ばされた。
13 私がまだ、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。
14 この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。
15 私、ダニエルの心は、私のうちで悩み、頭に浮かんだ幻は、私を脅かした。
16 私は、かたわらに立つ者のひとりに近づき、このことのすべてについて、彼に願って確かめようとした。すると彼は、私に答え、そのことの解き明かしを知らせてくれた。
17 『これら四頭の大きな獣は、地から起こる四人の王である。
18 しかし、いと高き方の聖徒たちが、国を受け継ぎ、永遠に、その国を保って世々限りなく続く。』
19 それから私は、第四の獣について確かめたいと思った。それは、ほかのすべての獣と異なっていて、非常に恐ろしく、きばは鉄、爪は青銅であって、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。
20 その頭には十本の角があり、もう一本の角が出て来て、そのために三本の角が倒れた。その角には目があり、大きなことを語る口があった。その角はほかの角よりも大きく見えた。
21 私が見ていると、その角は、聖徒たちに戦いをいどんで、彼らに打ち勝った。
22 しかし、それは年を経た方が来られるまでのことであって、いと高き方の聖徒たちのために、さばきが行われ、生徒たちが国を受け継ぐ時が来た。
23 彼はこう言った。『第四の獣は地に起こる第四の国。これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。
24 十本の角は、この国から立つ十人の王。彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。
25 彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。
26 しかし、さばきが行われ、彼の主権は奪われて、彼は永久に絶やされ、滅ぼされる。
27 国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。』
28 ここでこの話は終わる。私、ダニエルは、ひどくおびえ、顔色が変わった。しかし、私はこのことを心に留めていた。」

In the first year of Belshazzar king of Babylon Daniel had a dream and visions of his head upon his bed; then he wrote the dream and told the sum of the matters.
2 Daniel spoke and said: I saw in my vision by night, and, behold, the four winds of the heaven broke forth upon the great sea.
3 And four great beasts came up from the sea, diverse one from another.
4 The first was like a lion, and had eagle's wings; I beheld till the wings thereof were plucked off, and it was lifted up from the earth, and made stand upon two feet as a man, and a man's heart was given to it.
5 And behold another beast, a second, like to a bear, and it raised up itself on one side, and it had three ribs in its mouth between its teeth; and it was said thus unto it: 'Arise, devour much flesh.'
6 After this I beheld, and lo another, like a leopard, which had upon the sides of it four wings of a fowl; the beast had also four heads; and dominion was given to it.
7 After this I saw in the night visions, and behold a fourth beast, dreadful and terrible, and strong exceedingly; and it had great iron teeth; it devoured and broke in pieces, and stamped the residue with its feet; and it was diverse from all the beasts that were before it; and it had ten horns.
8 I considered the horns, and, behold, there came up among them another horn, a little one, before which three of the first horns were plucked up by the roots; and, behold, in this horn were eyes like the eyes of a man, and a mouth speaking great things.
9 I beheld till thrones were placed, and one that was ancient of days did sit: his raiment was as white snow, and the hair of his head like pure wool; his throne was fiery flames, and the wheels thereof burning fire.
10 A fiery stream issued and came forth from before him; thousand thousands ministered unto him, and ten thousand times ten thousand stood before him; the judgment was set, and the books were opened.
11 I beheld at that time because of the voice of the great words which the horn spoke, I beheld even till the beast was slain, and its body destroyed, and it was given to be burned with fire.
12 And as for the rest of the beasts, their dominion was taken away; yet their lives were prolonged for a season and a time.
13 I saw in the night visions, and, behold, there came with the clouds of heaven one like unto a son of man, and he came even to the Ancient of days, and he was brought near before Him.
14 And there was given him dominion, and glory, and a kingdom, that all the peoples, nations, and languages should serve him; his dominion is an everlasting dominion, which shall not pass away, and his kingdom that which shall not be destroyed. 
15 As for me Daniel, my spirit was pained in the midst of my body, and the visions of my head affrighted me.
16 I came near unto one of them that stood by, and asked him the truth concerning all this. So he told me, and made me know the interpretation of the things:
17 'These great beasts, which are four, are four kings, that shall arise out of the earth.
18 But the saints of the Most High shall receive the kingdom, and possess the kingdom for ever, even for ever and ever.'
19 Then I desired to know the truth concerning the fourth beast, which was diverse from all of them, exceeding terrible, whose teeth were of iron, and its nails of brass; which devoured, brake in pieces, and stamped the residue with its feet;
20 and concerning the ten horns that were on its head, and the other horn which came up, and before which three fell; even that horn that had eyes, and a mouth that spoke great things, whose appearance was greater than that of its fellows.
21 I beheld, and the same horn made war with the saints, and prevailed against them;
22 until the Ancient of days came, and judgment was given for the saints of the Most High; and the time came, and the saints possessed the kingdom.
23 Thus he said: 'The fourth beast shall be a fourth kingdom upon earth, which shall be diverse from all the kingdoms, and shall devour the whole earth, and shall tread it down, and break it in pieces.
24 And as for the ten horns, out of this kingdom shall ten kings arise; and another shall arise after them; and he shall be diverse from the former, and he shall put down three kings.
25 And he shall speak words against the Most High, and shall wear out the saints of the Most High; and he shall think to change the seasons and the law; and they shall be given into his hand until a time and times and half a time.
26 But the judgment shall sit, and his dominions shall be taken away, to be consumed and to be destroy unto the end.
27 And the kingdom and the dominion, and the greatness of the kingdoms under the whole heaven, shall be given to the people of the saints of the Most High; their kingdom is an everlasting kingdom, and all dominions shall serve and obey them.'
28 Here is the end of the matter. As for me Daniel, my thoughts much affrighted me, and my countenance was changed in me; but I kept the matter in my heart.



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