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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

ツクバ think ロッカショ  始動!

2007-10-10 | 2008年1月まで
原発の放射性ウラン廃棄物を再処理してプルトニウムを取り出す工場と、それを取り巻く地元の人々の気持ちや生き方を描いたドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」。全国で自主上映されているこの映画を、茨城県内では初となるつくば市で上映する活動を始めています。
大学生と社会人が混ざって、楽しみながら進めています。

このドキュメンタリー映画は、放射能汚染の危険だけじゃなくて、地方の失業と過疎化、農業と観光の希望、行政と市民の分断など、切り口の多い映画です。そして、それは青森の先っちょの遠い場所のことではあるけれど、確実に首都圏に住むぼくの生活や将来の子供の生活とつながっています。

当日はapバンクのアドバイザーでもある田中優さんと鎌仲監督のトークライヴも企画しています。来年1月12日(土)つくばアルスホールに、ぜひ見に来てください。

まだ未定の部分も多いですが、詳しくは、ツクバ think ロッカショで。

大島直 帰国ギターリサイタル!

2007-08-12 | 2008年1月まで
木村ギター音楽院の時の友人、大島くんが2年半のスペインギター留学を終え、日本に帰国しました。
出発記念のリサイタルに引き続き、帰国リサイタルを開催しました。

場所は、結婚式のパーティーでもお世話になったつくばのbar&cafe Refranc。ギター好きなオーナーも快く協力してくれて、暑いながらも最高の雰囲気で演奏会をすることができました。



まずは友人の岩井君による演奏。
大島くんがよく弾いていたヴィラ・ロボスの11番を、憎いことに1曲目にもってきました。練習してないなんて言いつつ、うまいです。ギターも明るくいい音をしていました。

引き続いて、いよいよ大島くんの演奏です。
クラッシクギターにかなり精通した人でないと知らないようなレパートリーでしたが、初めて聴く曲でも「いいな~」と気持ちよい時間に浸ることできました。
留学前よりも、腰が据わって自信を持っている感じで、彼自身も気持ちよく音楽の世界に入って演奏しているように感じました。
ギターの教習を受けたことのみならず、いろいろな人に出会って、得がたい体験をして、たくましくなって帰ってきたのでしょう。


わかりやすく曲の解説をする大島くん。曲の間に小話も入れて、MCも上手でした。やるな~

必ずやこれから、つくば周辺でクラシックギターを広めていく若いパワーになっていくことでしょう!
乞うご期待!!


プログラム



六ヶ所村のドキュメンタリー

2007-07-22 | 2008年1月まで
六ヶ所村ラプソディーというドキュメンタリー映画があり全国で自主上映されている。
テーマは、原子力発電ででた放射性廃棄物を日本中から集めて再処理し、発電後の使用済みウランからプルトニウムを取り出す施設。
再処理して取り出したプルトニウムは、数十年後にできるであろう?施設でウランを混ぜてもう一度発電に使う計画(プルサーマル)。(ただし、プルトニウムは原子爆弾の材料にもなる)
そのための再処理工場が青森県の角のような半島の右側、津軽半島でないほうの六ヶ所村というところに建設され、いまは11月の本格稼動に向けた試験が行われている。

その六ヶ所村の人たちの、ウラン再処理工場に賛成、反対両方の声を聞きとって伝えようというドキュメンタリーがこの映画。1年半前に公開されて以来、主に自主上映が全国で開かれ続けている。

龍ヶ崎市で、このドキュメンタリー映画を作るために取材する過程で中間報告として出されていた「六ヶ所通信NO2」の上映会と監督のトークがあり、行ってきた。
正直なところ龍ヶ崎の市民活動をしている人には会ったこともないし、もしかして怖い人の集まりかも・・と、一抹の不安はあったけど、実際にはお客さんは10名くらいで、変な力が入ってなくて、鎌仲ひとみさんという40代の女性監督もきさくな人でした。「六ヶ所村ラプソディー」は、坂本龍一がかなりプッシュしているので気になっていたけれど、たとえば「華氏911」のように、「反対」と大きな声で主張する映画ではないようです。賛成、反対、不安・・など様々な地元のリアルな声を丁寧に聞き取って、「よく考えましょうよ」というのが監督のスタンスのようだった。

数年前、18切符で青森まで旅行して(津軽半島の「蓬田村」に行った)、帰りに六ヶ所村にいこうと思ったけれど、近くまでの公共交通がなくいけなかった。それきりだった六ヶ所村だけど、でも毎日の電気を使う生活と本当はつながっている。仕事がなくて仕方ないという過疎地域に押し付けているけど、すべてはつながっているんだから、結局は誰にでも還ってくる問題だ。
ちなみに旅行のときは、青森市と弘前市に泊まったけれど、とくに青森市の寂れようは大きなものがあった。
思い出すのは、その日は雨が降っていて、夜に「まるかい」という魚系スープのラーメン屋にいったら癖があるけどけっこううまくて満足して町を歩いていたら、交差点で長靴をはいたそこら辺の畑にいそうなおばちゃんに突然話しかけられた。
「お兄さん、いい子いるよ、遊んでかない?」と、傘をさして信号待ちしていたらいきなり誘われたのだ。そういう風俗街ならともかく、暗めなシャッター通りで、それも長靴のおばちゃんに!(もしかして風俗街だったのかな。お姉さんの呼び込みはいなかったけど)

さて、「六ヶ所村ラプソディー」は、茨城県ではまだ上映されていないそうです。あと上映していないのは、茨城、三重、奈良県くらいだとか。茨城で見てみたいな。
また、六ヶ所村ラプソディー上映後の六ヶ所村を取材した六ヶ所通信NO4もこれから製作するそうです。




「道の市」、菜々八が今年も出店!

2007-05-20 | 2008年1月まで


JR笠間駅前からの通りを歩行者天国にして、いろんな手作りの作家さんが集まるイベント「道の市」が今年も6月2日(土)、3日(日)に開催されます。

昨年デビューしたスローな手作り料理の「菜々八」は今年も出ます!
メニューは玄米ベジタブルカレー、地元野菜のピクルス、ぜんざい、松葉サイダーなど。(予定)
メインの通りからちょっと奥まったスペースでゆっくりやってますので、ぜひのぞいてみてください。

ほかにも、陶器、木工、アクセサリー、布、革などハンドメイドクラフトや、コーヒー、手打ちの常陸秋蕎麦、パン、窯焼きピザなど盛りだくさん。手作りの楽しいイベントです。

ちょうど6月3日まで、近くの笠間日動美術館では、ジョンレノンIn New York Cityという写真展も開催中!いい写真がいっぱいでした。

那珂市のおいしいパンやさん

2007-05-20 | 2008年1月まで


前は笠間に住んでいた島さんが、僕らと入れ替わりで笠間を出てしまって、引っ越した先がとなりの那珂市。そこでイーツアーツ(EatsArts)というパンやさんをやっています。
自家製天然酵母、国産小麦(南部自粉)、自然塩を使った原料のこだわりもさることながら、形も変わっていて、センスのあるパンです。"マザー・・"という普通の小麦パンと、"ファザー・・"というライ麦のパンがあり、アップルパイ、ベーグルなどもあります。
アーツの名のとおり芸術的センスとパワーのあるおいし~いパンです。
お店は土曜日開店だけれど、前もって予約しておかないと、なくなってしまうことがあります。ホームページから、通販、予約ができるのでぜひ!

パン屋さんの店舗は、全部手作りで建てたそうです。きれいなかわいい白い建物。
7人の!お子さんがいますが、この日は2人の姉弟がお手伝い。