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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

つくばスローマーケット

2008-10-25 | イベント
10月25,26日と開催される「つくばスローマーケット」に行ってきました。
草木染やバッグやさん、農家さん、雑貨屋さんなど、幅広いお店が出ています。
アカペラライヴやダンスパフォーマンスなどのイベントもあり。

場所は、つくば駅そばのペデストリアンデッキ上(歩行者・自転者専用道)ですが、車の来ない道にお店があるのは、ゆっくり歩けてお店とお客さんの話が弾んでいいですね。

かみさんは、手作りのバッグを衝動買い。
ぼくはよもぎで染めた靴下を、香介は水色の草木染のガーゼのストールを買って、さいふのひもが緩んだ一日でした。

明日26日(日)も開催です。

つくばスローマーケットHP
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土と平和の祭典、で地大豆納豆!

2008-10-20 | いろいろ
ここ3日間、金曜日は谷中の芸工展、土曜日は市川の工房からの風、日曜日は日比谷公園で土と平和の祭典、と立て続けに出かけてきました。さすがに3日目の朝に出かけるときはちょっと疲れてましたが、会場に着くとすぐに忘れ、楽しんできました。

「土と平和の祭典」は、有機農家やオーガニックレストランの出店や、加藤登紀子や娘さんのYaeさんらのライヴ、半農半Xな人たちのトークライヴなど盛りだくさんな農とエコロジーのイベント。

寺田本家さんや畑山農場さんなど友達も出ていて久々にお会いでき、元気な人たちに会うとシンクロして、刺激をもらい、こちらも元気になってきます!アリガトウ。

スロー快楽主義宣言!」など、何冊か本を読んでファンになった辻信一さんと、トークライヴ終了後お話をしました。目の前で改めてお会いすると、若々しく、にこっととてもいい顔をされています。
「新しい選択肢を作っていきましょう」と言われ、握手をしてもらってミーハーにうれしい喜びでした。
トークライヴでは、ブータンのGNH(国民総幸福・・GNPに対するギャグ)から、お金で計る豊かさが誰も幸せにしないこと、それを変える必要性を地球温暖化とピークオイルの問題がはっきりと提示していることを語っていました。

芝生の広場では、ステージで音楽ライヴが行われる一方で、上の写真のように子供や家族で遊べる農業コーナーがあって、竹を編む人がいたり、お米のはざがけが展示されていたり、昔ながらの脱穀の実演があったり、竹馬をしたりと、楽しく農業体験していて、こんなイベントをつくばでもできたら最高だと思います。

 ●

お酒やパンなど色々買い込んできましたが、最大の発見は「地大豆納豆」!!
大豆を蒔こう!自給しよう!という千葉のNPO、トージバさんのブースでなんと7種類の地大豆納豆「七福地大豆納豆」を売っていました。
センスあるパッケージで、大豆はもちろん各地域の地大豆を使用し、納豆菌も昔の種類の菌で醗酵に3日かかるものだそうです。
7種類1セットを奮発して購入したんだけど、うちに帰ってよく見たら1種類だぶってる!がーん。

そのため6種類です。通販(HPはまだ未完成)でも買えるようです。

そのうち2つを紹介します。

・茶豆(生産地 秋田県)


・紅大豆(生産地 山形県)


何を隠そう、ぼくは納豆大豆き、いや大好きなのです。
毎朝ときには夕食も食べています。
水戸納豆が有名なように納豆は茨城のスローフードだと思いますが、実は各地にあるんですね。
地大豆は各地に300種類もあるそうです。

私信:ひえちゃん>この納豆すごいでしょ?

千葉のクラフトフェア~工房からの風

2008-10-19 | いろいろ
千葉県市川市で行われていた「工房からの風」に行ってきました。

全国から、木工や織物、ガラス、陶芸、服、かばん、靴など、ものづくりの若手作家が集まっています。会場はニッケコルトンプラザという大きなショッピングセンターの一角にある「ニッケ鎮守の森」というところ。
ショッピングセンターのお店自体はどこにでもあるものですが、併設された鎮守の森は気持ちのよい雑木林で、神社とその周りの木々に溶け込むようにテントと作品が配置され、作家さんと直に話して買うことができます。

お客さんも、若い人はもちろん、おばあちゃんまでかなりおしゃれな人が多かったです。笠間や益子の陶器市とおしゃれ度が違いました。

毎年開催しているようです。クラフト、雑貨好きの方は是非。

江戸時代に学ぶ

2008-10-16 | 
「大江戸エコロジー事情」「大江戸リサイクル事情」を読みました。ほかにもいくつか大江戸シリーズがあります。

著者の石川さんは、これまで封建的で前近代の暗い時代として教えられてきた江戸時代に光を当て、江戸時代こそ日本が自立して循環型の社会を達成していたモデルケースだとして、関連するたくさんの本を出しています。

当時の日本の人口は約3000万人。
うち80%が農民で、石油エネルギーを使わずに、炭、風力、水車、人力や水牛など、過去1~2年に降り注いだ太陽エネルギー(炭や人の食べる食料)もしくはその他の自然エネルギーを基盤とした社会を作っていました。それでいて、江戸は当時世界にいくつもなかった100万都市であり、ロンドンやパリよりも衛生的で教育水準も高く、飢饉も少なく、貧富の差も少なくて物価も安定した社会だったことを、様々な事例から紹介しています。

その代わり、手間をかけて体をたくさん動かす暮らしでした。
都市で生まれる人糞は、周辺(といっても原宿がすでに農村)の農村から買い付けに来て回収し堆肥にして畑に投入するため、資源が循環し、都市は衛生的で農村の畑の地力は保たれます。カマドの灰すら買われて、畑に入れます。稲刈り後の稲わらでわらじや米俵を作り、くたびれたら集めて堆肥にしたり、燃料にする・・といったように徹底的に手間をかけて使い切ります。

今の農業は、トラクターやコンバインなど、石油エネルギーなしに成り立ちませんが、江戸時代はすべて人力。人の食べ物のカロリーしかかかりません。

石油、石炭、ウランといった化石燃料はすべて有限です。
ウランですら60~70年後にはなくなります。

本当の循環型社会を作るには、太陽エネルギー1~2年分のエネルギー(人力が必要とする食料はお日様で育ち、行灯用の油もその年に太陽を浴びて育った菜種からできます)ですべてを賄っていた江戸時代を振り返り、これからの暮らしのスケールをイメージすることが役に立つと思いました。

実際に戻ったら大変でしょうが、江戸時代に暮らしを体験してみたいなと思わせる本です。

秋の筑波山麓のイベント

2008-10-08 | イベント
筑波山のすぐふもとの神郡(かんごおり)地区。
ここはかつての筑波山の旧参道沿いの集落ですが、今も残る蔵の家並みが趣を感じさせ、とてもいい雰囲気のところで個人的につくば市内でも特に好きなところです。
神郡は、養蚕の始まったところとしてもかつては有名だったそうで、蚕影山(こかげさん)神社という神社があります。

その神郡で、「自然生クラブ」という障がい者の生活と有機農業をテーマに活動するNPOが、大谷石の元穀物倉庫を「田井ミュージアム」と名付け、絵の展覧会や舞踊、詩の朗読など様々なイベントやワークショップを行っています。

茨城県では、11月に国民文化祭という全国的なイベントが県内各地で開かれるんですが、田井ミュージアムでも、神郡(かんごおり)に伝わる養蚕伝承の物語「金色姫伝説」を題材にした、絵画展、創作舞踏劇、歴史講話、紙芝居などを行うそうです。

ちおなみに、田井ミュージアムのすぐ目の前に、「桜井菓子店」という昔ながらのお菓子・パン屋さんがあり、そこのアンドーナツは素朴でおいしいです。
すぐ売り切れるので、あったらラッキーですよ!

(以下、イベントの宣伝文を引用します)
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    第23回国民文化祭・いばらき2008
    [筑波山麓 秋祭り] 会場:田井の里

       画家 御手洗 竹松
     【 絵で語る 金色姫伝説 】
~現代に蘇る筑波山麓風景とふるさとの物語~

●御手洗竹松画 「金色姫伝説と風景画展」 
  11月1日(土)・2日(日)・3日(祝月)・8日(土)・9日(日)
  10:00~17:00、入場無料
  田井ミュージアム・ギャラリー (つくば市神郡54)
  …14場面からなる金色姫伝説を高さ2m×幅2mもある
    巨大な絵画に描きまとめています。

●創作舞踏劇 「金色姫 心の旅路」
  11月2日(日) 第1回14:00、第2回16:00開演
  入場料1000円(事前予約制)
  田井ミュージアム・シアター (つくば市神郡54)
  ・・・物語の朗読とともに、篠笛や和太鼓に合わせて繰り広げられる
舞踏劇です。
     終了後、会場のみなさんからの質問や感想を交えながら、
     金色姫伝説についての解説トークを行います。
     踊り:山本 早苗、演奏:柳瀬 敬・信清 建二、語り:かがみ 和、
     解説:御手洗 竹松
  申込み:NPO法人 自然生クラブ TEL/FAX 029-866-2192

●歴史講話 講師:井坂敦実
 紙芝居「金色姫伝説」 語り:飯田美和子
 11月2日(日) 11:00開演、入場無料
 舘児童館 (つくば市神郡・下記地図参照)
 ・・・終了後、井坂先生のご案内で蚕影神社にお参りします。
   (希望される方は、お弁当持参でお願いします)

総合問い合わせ:御手洗 竹松 TEL/FAX 029-866-1238
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●地図案内 (yahoo!地図より)
田井ミュージアム
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=36.18975543&lon=140.0969268&sc=4&m
ode=map&pointer=on
舘児童館
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=36.18908166&lon=140.1073324&sc=6&m
ode=map&pointer=on

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●PR● 百景社 秋の芸術祭 
     前夜祭 10月12日(日)、17時から、田井ミュージアム
     13日(月祝)の本祭  10月13日(月祝)、
           10時から、筑波山麓田んぼ内 特設野外ステージ
     自然生クラブも出演します。
    『使徒列伝~舞と和太鼓によるこころみ~』
      詳しくはコチラ → 
    http://www17.plala.or.jp/hyakkeisya/info.html

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NPO法人自然生クラブ  
〒300-4211 つくば市臼井1623-18
TEL/FAX 029-866-2192
jinenjo@dance.ocn.ne.jp
http://www17.ocn.ne.jp/~jinenjo