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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

グリーンなステッカー

2012-12-31 | いろいろ
  ↑ 年末の整理で出てきたステッカーです。

2003年にドイツに旅行に行った時に、偶然、ドイツ緑の党が広場でイベントをやっていて、
そのブースでもらったもの。
こんなPOPなデザインのステッカーがいくつもあった記憶があります。

意味がわからなかったのだけど、いまは便利なサイトがありますね。
Google翻訳で調べてみました。

結果は、「あなたのお尻を移動」
なんじゃこりゃ?
たぶん、「行動せよ!」というようなことかな?
ちょっとイカガワシイ、スラングっぽい感じもあるけれど・・
このときのイベントは、ゲイ・レズビアンの権利を認めよう、というような内容だったので、
もしかしたらセクシャル・マイノリティの関連の標語かもしれません。
(ドイツ緑の党は、環境問題だけではなく、男女平等や、セクシャル・マイノリティの権利保護、平和など
草の根民主主義の全般的にリベラルな考えをしている。)

ということで2013年は、「お尻を軽く、行動しよう!」と思います。

ぐぎがさん、ふへほさん

2012-12-26 | いろいろ
(↑ぐぎがさんになった、お兄ちゃん)


スーパーでもらったダンボールに、白いペンキをぬって、きれいな整理箱を作りました。
天然生活に載っていたのを真似したんですが・・




でも、子供にとってはいいオモチャ。
顔にかぶって遊んでいます。
ちょうど読んでいる、「ぐぎがさんとふへほさん」という楽しい絵本があるんですが、
「ぐぎがさん」というのは、「ぐぎよ~(おはよ~)」とぐぎが言葉で話す四角い顔の
キャラクターなので、箱がぴったり。
お兄ちゃんが「ぐぎがさんつくろ~」と言って、整理箱は顔に。


ぐぎがさんの裏面には、妹用に丸い顔の「ふへほさん」(ふはよ~、と挨拶する)を作ってかぶせてみました。


中々、かわいいです。
本人も気に入っています。でも、「ふへほさん」がまだ言えなくて、「ひふは」さんになってしまいます。(1才10ヶ月)


「ぐぎがさんとふへほさん」はこちら

SPECTATOR に伊沢さんのインタビュー

2012-12-03 | いろいろ
最新号のSPECTATOR26号【OUTSIDE JOURNAL 2012】に、茨城在住、ノグソを哲学している伊沢さんのインタビュー記事が載っています!(6月にホンムネくんにお呼びした方)

NATURE&ECOLOGY という特集のインタビュー。
届いたばかりでまだ読んでいませんが、期待感あふれる紙面です。

SPECTATORを入手するには、長野県だと、長野市門前のいくつかのお店で見かけました。
残念ながら飯田周辺では見かけません。

つくばの方は people の植田さんが、本の取次をしているので聞いてみてくださいね。

SPECTATORのウェブサイトからも注文できます。



ロケットストーブ2

2012-12-03 | いろいろ
ロケットストーブの2つめを作りました。
慣れてきて、40分くらいで完成。
つくばのころ、Hさんにもらったジグソーを初めて使いました。助かりました。

煙突と一斗缶を組み合わせる切り口のところを、前回は丸く切りとってしまいましたが、今回はホールケーキを切るように切り込みを入れて、中に折込ました。
その方が、パーライトのこぼれ落ちるのが少ない感じです。

使うまで時間がなかったので、次週、炭火ができるロケットストーブと合わせて、試しに使ってみようと思います。

雑談から学ぶ

2012-11-13 | いろいろ
仕事で、槌屋治紀さんという自然エネルギーの研究者をお招きして、講演会やバスツアーを企画する機会に恵まれました。
槌屋さんは、大学や研究機関に属することなく、独自に「システム技術研究所」という会社を作って80年代から温暖化問題のシミュレーションや分析をしてこられたそうです。90年代半ばには、IPCCの地球温暖化の研究に参加し、IPCCが2007年にノーベル平和賞を受賞した時には協力に対して感謝状も授与されています。

講演では、パンダのマークのWWFジャパンに依頼された2050年にCO2ゼロ(もちろん原発も0)ができるかという調査結果や、エネルギー狩猟型からエネルギー農耕文明へ、というような興味深いお話をきくことができました。

でも、もっと感心したのは、雑談時に「どうして民間企業を立ち上げたのですか?」という質問をしたときのこと。
槌屋さんが院生のころ、ちょうど全共闘時代で、デモにもしばしば行ったそうで、そういう経験の中で「会社に入るのは嫌だ」と考え、自分で会社を作っちゃったそうです。
原発についても、放射性廃棄物がどうしても物理学的に処理困難なことを悟って70年代当時から反対し、日本にはじめて「再生可能エネルギー」という言葉を翻訳して紹介することにもなりました。

嫌だ、と思ったことはやらないで、自分の道を行く。
シンプルだけど、すごいことです。

また、国際的な研究活動をされる中で、「自分はこう思う」という主張をすることで海外の有識者ともつながっていく。
国際会議に出るたびに、ご自分の論文を印刷して配ったそうです。
その結果、経緯ははぶきますが、女優のジェーン・フォンダにも会ったとのこと!

「自分の考えを外へ出して、コミュニケーションすることは大事だよ」
「若いうちに、興味持ったことはどんどんやるとよいですよ」
としみじみおっしゃっていました。

槌屋さんと回った自然エネルギーバスツアーのことは、改めて書こうと思いますが、
槌屋さんの生き方をお聞きしたのが、なんだか一番心に残っていて、まず記しておきます。