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4/13に、今年の田んぼの種まきをしました。
去年教わったことだけど、細かいところは忘れています。
作業は師匠の山本さんの説明を聞いてから。
上の写真、まずは苗床の整備。
自然農はできるだけ草を抜いたり、耕したりしない農法だけど、お米の苗を育てるときは結構手をかけます。
まずは苗床の場所を決めて、表面の根っこの層から上を、鍬でザクっと剥がしていきます。
広さは1畝作るときで1.2m×2m。
僕は今年も半畝なので、1.2m×1mです。
次に、削った土をサクサクと2方向からかる~く耕します。
雑草の細かい根っこを切って土を細かくします。
自然農で唯一耕す場面です。
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耕したら、鍬の背でパンパンと固く叩いておきます。
固くすると土中の水が吸い上がってきます。
次に、できるだけバラけるように、種を指の間からこぼして撒きます。
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その次が、自然農の一手間。
一粒一粒が、それぞれよい条件で発芽するよう、撒いた種を等間隔に並べ直します。
細かく根気のいる作業です。
気の済むまで、粒を並べ直します。やり過ぎると目が痛くなる・・
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僕の田んぼで撒いた様子。
今年は、天龍乙女と黒米を半々にしました。
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低温を避けるために、上からわらを敷きます。
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さらに寒冷紗と、カラスよけの白いネットもかけて完成です。
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10日くらいで発芽するとのこと。
1ヶ月くらい、このまま育苗します。
この日は暖かい春の一日。
元気に発芽して、よいお米が穫れますように。
桜もまだ咲いていて、ホトケノザなど野草も咲いて、でも遠くには雪山も見えるという贅沢な伊那谷の風景でした。
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