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白人が黒人・原住民偽装のなぜ(米国)

2020年09月06日 | 写真・絵日記

暑いのかひどく暑いのか、もうどうでもよくなった。
自動車の散歩をした。気になっていた靖国神社の日の丸、掲揚されていた。鳥居の横に位置していた。土曜日というだけで普通の日。
そういえば、数日前、裁判所に行った。国旗が靡いていた。道路を隔てた前にある総務省でも日の丸が見えた。
そういうことなんだ、国家機関の建物だからなんだ。
ということは、靖国神社も、準国家機関という趣旨だろうか?

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米ジョージ・ワシントン大学の白人女性教授が自身の人種を黒人だと偽っていたと告白したというニュースを見た。ここ
民主党の大統領候補争いをしていたエリザベス・ウオーレンが白人にも関わらずアメリカン・インディアンと偽っていたことを思い出した。ここ
トランプ大統領はポカポンタスと揶揄していた。
アメリカにはアファーマティブアクションという黒人や原住民の子孫などの少数者民族の優遇政策がある。
入試や雇用、公共事業配分などで優遇措置がある。名門大学の入試でも別枠がある。
白人からは逆差別との批判があった。

おそらく、そういうことと関係があるのであろう。

今、アメリカで起こっている暴動の根底にも関わる思想である。
民主党は「Black Lives Matter(黒人の命は大事)」という。共和党は黒人も白人もみんな同じに大事だという。
現実問題として、黒人・原住民を偽装したほうが有利という事情があるのであろう。

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民主党のペロシ下院議長が、地元の西部カリフォルニア州の美容院の室内で、マスクをしていない様子が映った映像が報道されていたことを思い出した。ここ
ペロシ議長は、常々マスク着用の必要を訴え、トランプ大統領がマスクをしないことを激しく非難していたので、ダブルスタンダードではないかと攻撃された。しかも、当時は、美容院の営業禁止中でもあった。
私の注目を引いたのは、自らの非を認めない(マスクは髪を洗ってもらっていたので外していた)ばかりか「罠に嵌められた。映像を公開したのはけしからん。謝れ」と逆攻撃したことである。洗髪を終え、帰るために美容室を移動している映像であるから言い訳にならない。自らを犠牲者にしたというわけである。

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近年、アイデンティティ・ポリティクスがいわれるが、声高に叫ばないだけで、昔から、私的な利益のためにこっそり利用し、実践していた人がいたということだ。

何事もどこから一線を越えることになるのか、権利の行使と権利の乱用の線引きは難しい。
それでも、一線を意識することは民主主義のかなめのように思う。