ご先祖調査は様々な人や物にも巡り合わせてくれます。
この活躍をやっていなければ、きっと一生出会わず、お知り合いになることもなかったでしょうから、本当に貴重な出会いです。
そんな数々の出会いの中で、私は伊勢海老様と出会ってしまいました。伊勢海老って、三重県の伊勢で捕れるエビでしょ?あの大きなエビ。そうなんです。
農林水産省が出した「伊勢海老の漁獲量TOP10(2016年)」の統計では、三重県が全国1位で次いで千葉県、和歌山県ということで、この3県で全国の約半分もの漁獲をしています。
そして漁獲時期は以下だそうです。
三重県: 5月1日~9月30日
千葉県: 6月1日~7月31日
徳島県: 5月15日~9月15日
宮崎県: 4月16日~8月31日
ざっと調べた伊勢海老データは以上ですが、この漁獲量の残り50%の中に何と!沖永良部島の伊勢海老もあるんですよ。
沖永良部島=南国=南国フルーツ
これは定番で、他にもサトウキビ、黒糖、ジャガイモ、きくらげ、このあたりは知っておりましたが、このたびの伊勢海老様は、まさかの出会いでした。
ご先祖調査で知り合いになった島の「まるとよ農産」の社長さんに沖永良部島で伊勢エビが捕れることを教えてもらい、このたび獲れたてのエビ様を瞬冷凍でフレッシュな状態で送ってもらいました。
南国だからって、見た目が違うことはありません。七色に輝くカラフルな熱帯魚とは違ってエビ様はいたって普通の外見でした。
どうやって召し上がろうかと散々悩んだのですが、ここはやはりフレッシュさを活かして、そして大好きな食仕方であるお刺身で頂いちゃいました。
トロリとした触感と、口の中で甘さが広がる感じは、イカのお刺身に似ていますが、イカでもなく柔らかい。癖も無く、すごく食べやすい。お醤油orポン酢でいただきましたが、どちらも最高でした。
次は塩焼きとかで食べたくなりましたね~。煮つけや、洋風でホワイトソースやチーズなどをのせてオーブン焼きなども美味しそうですね。
この伊勢海老ですが、社長が子供の頃は、今よりもっとたくさんのエビが海にいたそうです。今はきちんと漁獲量を守って管理しながら漁師さんが穏やかな夜の海で1匹ずつ捕っているそうです。何だか神秘的ですね。
ご先祖調査をしている身としては、いつの時代から食していたのか、当家の数百年前のご先祖様達も食べていたのか?知りたいですね~
そう、この伊勢海老ですが、有名所の漁獲時期は上記に記載しました通りで、もう時期が終わっていますが、沖永良部島はこれからです!
しかも、他の漁獲地区よりリーズナブルな値段で購入できるのも魅力です。これから年末のお歳暮やらお正月料理に、ちょっと珍しい沖永良部産の伊勢海老はぴったりなお品だな~と思います。私も既に贈答用でお願いしちゃってます。
ご興味がある方は島の「まるとよ農産」のgooブログやFacebook、インスタなどを覗いてみてください。お問い合わせはメッセンジャーでOKだそうです。そして「世之主さんからの紹介です!」って言ってみてください(笑)
実は実は、せっかくだからブログに写真も載せようと思っていたのですが、Youtube見ながら捌く&食すのにすっかり夢中になって、食後に「あ、写真撮るの忘れた」と思いだしました💦
同じタイミングで友人夫妻も食しており、こちらはバッチリお写真も撮っておられたので、許可を頂いて掲載しますね。伊勢海老様の存在感をぜひご覧ください!
伊勢海老 食仕方レッスン♬
①YouTubeやネットで捌き方を見ながら初チャレンジ!
出刃包丁かよく切れる包丁とキッチンバサミ、軍手も準備
汚れたら困るのでスマホはビニール袋に包みましょう。
②頭と身の間に包丁で切れ目を入れ、ひっぱって頭をはずす。
腹と尾の境目の薄膜に包丁を入れ、尾を外す。
尾の先をねじりながら、背ワタと一緒に取ります。
その後、腹側を出刃包丁でバキッと取り除きました。
③ハサミで余分なところを切って、親指を入れながら身をとっていきます。
④身だけになりました! けっこう大きいです!
薄皮がついてるので、包丁で切れ目を入れて薄皮を取っていきます。
⑤薄皮が取れたら、身を切っていきます。
⑥切った身は引き締めるために氷水に入れます。
⑦煮つけバージョンもあります。鍋で半分に切ったエビを殻のままぐつぐつし
て、味付けです。
⑧出来上がり♬ いただきま~す★
料理人は友人の御主人様でした(^^♪
お友達ご夫婦も大変美味しかった~とご満足でした。
お料理の仕方もご夫婦でお上手ですね💛
記事を書きながらまた食べたくなりました。エビ好きにはたまりませんね~
ちょっとした贅沢な大満足な夕食でした。ぜひお試しあれ!