先祖調査をしていると、思わぬ情報が舞い込んできます。それは書物の中の情報であったり、聞き取り調査の中で得る情報であったり、インターネットからの情報であったりと色々なのですが、当家のご先祖様と直接関係がないことでも、初めて知ることについてはより多くの情報を得るようにしています。
先日私のバイブルの1冊である「和泊町誌 歴史編」という分厚い本に久しぶりに目を通していると、え?っと目に留まる内容が書かれていました。
沖永良部誌歴史編より
世之主神社の裏手北側に、越山という高い山があります。その山頂に「ごうじんどう」と呼ばれるお墓が2つあるのだそうです。世之主以前の島の豪族なので後蘭孫八が仕えた人の墓の可能性もあるようですが、現在も詳細は不明。
発掘調査などの予定も無いようです。
でもこの場所は神様が降りてくるところだそうです。
ずっと以前に、ある方が位の高いユタを連れてこの地に行かれたそうですが、ユタがここはとても神高い場所だと言って、急に震えて踊りだしたそうです。
沖永良部は神が宿る島。不思議な島です。神様が降りる場所、ずかずかと入って行ってはいけない場所なのかもしれませんが、当家のご先祖様とつながる何かがある気がして気になる場所の1つです。
石垣の上の土地の薮の中にお墓があるそうです。