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先祖を探して

Vol.343 先祖調査旅行記6日目=その2

2023年3月26日~4月1日までの先祖調査の旅を記録していきます。

ミニコンサートも無事に終わり、最後にまた下の歴史民俗資料館に足を運び、最後の談話を。滞在中、大変お世話になりました。
頂いた資料、お話などこれからじっくり検証してみます!


ランチタイム♬
お天気も良くなったので、車でタラソの海浜公園に移動して、お外でお弁当を食べました。風は少し強かったけど、のーんびり気持ちがいい。
今日は初日の散策メンバー全員集合です!今日で終わりかと思うと寂しい気持ちが、、、


フバドー
最初に向かったのは、玉城にある世之主が島にやってきて最初に館を構えたところといわれている場所です。

石碑がありました。


現在は道路際にありますが、高台でもなく、どうして最初にここに住んだのかがあまりよく分かりませんでした。昔はフバが沢山あって神聖な場所だったからでしょうか?現在はその名残りもないので、不思議な感じがしました。



ニャート墓
いよいよ当家以外の琉球式といわれているお墓巡りです。まずは知名町のニャート墓。薩摩から赴任してきた遠矢金兵衛が島妻のために作ったお墓だといわれています。



写真には写っていませんが、ここはチュラドゥールのように庭が2つある作りになっています。全体的にチュラドゥールよりはこじんまりとした作りです。

建築はチュラドゥールより50年ほど新しいようですが、石の積み方が荒いなという印象がありました。


花沖神社
こちらは世之主の母親を祀った神社だとか。

何かちょこんと可愛らしい社殿でした。


世之主神社
下城にある世之主神社で、世之主が生まれた時にお粥をたいたカマド石が御神体として祀られています。入口には鳥居がありました。





ピンぼけしていますが、御神体の石です。神社の裏側に扉があり、自由に開けて拝めるようになっていました。



母方のご先祖様
世之主神社の近くに、世之主の母方の家系だと伝わる要家のお墓があります。
少し寄らせてもらい、お墓参りをさせてもらいました。



住吉暗川
道路から少し急な斜面か階段を降りたところに、暗川(クラゴー)があります。
途中は木々に覆われて緑が豊かな場所です。




急な斜面か階段を下った先に、洞窟の入口がありました。そこから階段でさらに下に降りますが、少々暗くて(一応電気はありました)、階段はわりと急で、足元が濡れているので滑りそう。暗かったので一番下までは降りませんでしたが、昔の女性は頭の上に水を入れた大きな甕を乗せて、この場所から上に運んでいたのかと思うと、尊敬の念しかありません。相当な重労働だったはずです。




見張り台
ここは志喜屋武当(しきゃんとぅ)のウブスという狼煙をあげるのに使われたという台です。
世之主の時代から薩摩の時代まで使われていたといいます。土地や道路の整備で、近隣から移転、再建されたようです。上まで登れます。

近隣は物凄くのどか。車で傍まで行けます。今日はお空も夏っぽくて綺麗。


シビキニャ浜
ここは是非訪れたかった場所です。大河ドラマの西郷どんでも登場した美しい浜です。


これぞ南国の海!

波打ち際で旅の男性が三線を弾いておられました。


滞在6日目にしてやっと南国リゾートモード。


先客が砂浜に素敵なアートを。




美しいビーチからはあまり想像できませんが、上の駐車場からはこんな道を下ってきます。

いつも駆け足で廻っていますが、ここではゆったりと過ごしました。またいつか訪れたい場所です。


ジッキョヌホー
トイレ休憩も兼ねて上から眺めただけですが、この島の住民の暮らしと命を支えた天然水の井戸です。昔から水が枯れることがないそうで、生活水、子供達の水遊び、社交の場、憩いの場として昔から存在しているようです。



島で一番古い五輪塔
どなたのお墓かはわかりませんが、島で一番古いといわれる五輪塔のあるお墓です。少し気になっているのですが、五輪塔の墓石に心の紋が彫られています。
当家の古い墓石にも同様の心紋があるのですが、何か共通の意味があるのか?
隣の墓石には卍の紋も。当家の古い墓にもそのような紋があった気がする。
何か仏教に関わっていたのか???
こんなところでいきなり気になり始めました。このお墓が何かを教えてくれているのか、新たな疑問です。


屋者マサバルの墓
世之主時代の四天王の1人と伝わる屋者マサバルのお墓です。このとき時間はもう夕方の17時37分。そろそろ夕日に照らされているお墓です。



納骨堂を覗きましたが、草が生えていました。



中甫洞穴
お次は後蘭孫八の子孫の方が発見したという中甫洞穴へ。
案内版通りに車で近くまで入れますが、ちょっと分かりにくい場所でしたね。



こんなところに洞窟が?といった感じ。写真はサメが口を開けてるような移りになっていますが、実は横はもっと幅があります。普通のカメラでは全体は撮影できなさそうです。この写真では高さも感じませんが、実際には高さも横幅もあり大きな洞穴です。
奥からは水の流れる音がしていました。奥まで入って行けそう。


ここもやはり駐車場からこんな道を通って下りました。これは帰りに登ってる様子。




アーニマガヤトゥール墓
お次は今日の墓ツアー最終コース、18時に訪れたアーニマガヤトゥール墓。
赤嶺(アーニ)という集落のマガヤ(小字名)にあるトゥール墓です。
こんなところにあるのか、、、というようなこじんまりとした場所でした。
集合墓説や豪族墓説などがあるようですが、詳細は分からないようですね。



納骨堂はこちらも緑の草がじゅうたんみたい。



こうして今日のお墓をメインとしたツアーは終了です。
とりあえず優先順位をつけて見たい場所をサッと廻ってもらいました。
盛りだくさんでしたが、観光しながら色々と思うところもあり有意義な一日でした。
夕飯は3日目に行ったパスタのお店で、今度はリゾットを食べました。
これも美味しかったな。
あー明日はもう帰る日か、、、とホテルに戻り荷物をまとめて就寝でした。
明日も最後の最後まで活動予定です。



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