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先祖を探して

Vol.220 あの石の産地が分かりました

Vol.120でお尋ねしておりました謎の物体、この石がどこの石であるのかが分かりました。
この石は沖縄産で、沖縄本島の中南部で出土する微粒砂岩「ニービヌフニ」の可能性が高いという事です。成分調査まではしていませんが、恐らくそうだろうということです。

この石、どういったことで使われていたかといいますと、琉球ではじめて薩摩藩による地検が行われた1610(慶長15)年以降に、その時の測点としての標石に符号と地名を入れ印部石(しるびいし)といって置いたそうですが、その石が地区によっては微粒砂岩が使われたそうです。
ちなみに印部石を起点にして山の境界、田畑を隅々まで測量され「竿入帳」(さおいれちょう)という土地測量簿が作成されています。

また昔の墓所や碑の多くは、この微粒砂岩が使われているようです。

石の素材は分かりましたが、ではいったい何に使われていた物体だったのかですが、ここははっきりとはしませんが、恐らくお墓で使われていたのではないかということです。
それも大和式のお墓でということです。
中央の穴はお花などを生ける場所、両サイドは、、、分かりませんが、大和式であれば線香立てでしょうか??? いや、ちょっと深すぎますね。
その逆かもしれません。中央が線香立て、両サイドがお花など。




何となくお墓もしくは神社セットの類のものかなとは思っていましたが、今帰仁の先生によるとお墓セットではないかな?という話です。



この不思議な物体の正体が詳しくお分かりになる方がいらしたら、ぜひコメントをお寄せくださいませ。

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