全世界が注視するチリ鉱山落盤事故の
最初の作業員の救出の瞬間見たよ。
父親の救出の瞬間を待つ男の子の姿は感動的でした。
父親に会える喜びで泣いている男の子の姿に胸を打たれた。
いつものように我が夫はもらい泣き。
子供が親を呼ぶ声や姿が、どれほど人の胸を打つか・・・。
映画「禁じられた遊び」のラストシーン。戦争孤児となった
主人公の子供が戦後の雑踏の中に母親の姿を見たような気が
して「ママーッ」と叫びながら走ってゆく行く後ろ姿・・・・。
夫は小さな子供の姿を見る度に、そのシーンを時々思い出して
涙ぐむ。
ところで最近の日本のニュースはノーベル化学賞の明るい
ニュースを除くと暗いニュースが多い。
17～18才の若者が車の中で休んでいた72才のお年寄りを
引きずり出して、殴る蹴るの暴力をふるって車を奪って
逃げた。遊んで金がなくなって帰れなくなったので
やったと自供しているらしい。とんでもないこと。
そして、また虐待が止まらない。6才のわが子を逆さ落としに
したりなどして意識不明の重体にして逮捕された。
若者にも、虐待する親にも何か共通するものがあるような
気がする。
それは自制心がないということではないか?
国が裕福になって物が溢れるようになると、自制心
をなくしてしまうのだろうか
そこそこ貧しくて素朴だった昔は、こういう事件は
なかったと夫は嘆く。
チリはまさに、そこそこ貧しかった頃の日本の姿では
ないだろうか。
チリ鉱山落盤事故の救出のニュースは、一方で、チリの
素朴な人々の姿を伝えたような気がする。
素朴な国に戻れたらいいね・・・。
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