面接・・・
会社でスタッフを募集してそのスタッフを面接するのって難しいですよね!
小さな会社の経営者の仕事の最重要のひとつですよね。
会社は、「人(経営側の人・スタッフ・お客様・外部協力サポーター)」と「人が生み出す価値(商品や対価であるお金)」でなりたっていると思います。
私も丸々5年は経営者としていろいろな人を面接したり、雇わせていただいたりしてきましたが、ひとつだけわかったことがあります。
会社で社員を新規に募集するにあたり、その会社がどんなにお金を使って募集を広くしたとしても、その時点での経営者の器以上の人物は基本的には雇えないということです。
経営者のビジョンや成長の過程によって器が大きくなっていくような期待もふくめると断定はできませんが、ほぼ間違いない鉄則だと思います。
これが、経営者の実力や器量以上の人がもしその企業に面接を受けにやってきて、
ぜひ入りたいと言ったならば、経営者は「いい人材だ、欲しい」と思うと思います。
でもそういう人は、だいたい次の3つのうちのどちらかです。
自分より下だとその経営者をみてなおかつ入社を希望する場合は・・・
①会社・組織・システム自体を自分の思うようにしようとしている。
②会社・組織・システム自体を入社して学び・身に付け、理解したなら退社→独立
③会社・組織・システム自体・ビジョン・伸び率に共感して「ここだったら働いていて儲かる、自分が豊かになれる。経営者の実力はともかくそのビジョンと人間性に惚れ込む・・・
こんなところでしょうか。
そのためにも、日夜経営者は、常に探究心・好奇心と情熱を持って、自己の能力アップ、心の人間力のアップ、勉強に勤しみ、努力を続けていかなくてはならないのでしょう・・・
私の好きな「武田信玄公」で有名な言葉にこういうのがあります。
「人は城。人は石垣。人は堀。情けは味方。仇は敵なり。」
現代風に会社でのスタッフのことに言い換えれば私はこうなると思います。
「人は会社(事務所)。人はシステム(会社方針・スローガン)人は営業。情け(スタッフやお客様に対する)は味方。仇(スタッフやお客様への利害心は敵(自己との戦い)なり。」
信玄公や信長公が走り回っていた戦国時代ではないですが、時は今、ある意味で会社を維持・存続・繁栄・拡大していくためにおいての「群雄割拠の戦国時代」だと思います。
その戦をともに戦って行ってくれる「同士」を見つけるための面接・・・
たいへんです・・・
「眼力」も努力と経験でつくといいます。私もがんばります!