賃貸いい部屋探し必勝法
今日は、24日クリスマスの日です。
今日は、朝から日頃お世話になっている業者さんに年末のご挨拶周りにいってまいりました。
街はクリスマス&年末モード一色。東京女子大前の有名なケーキやさんの前は、警備員2人がでて20mくらいの列ができていました。(すごっ!!)
さて、賃貸必勝法について今日はお話させていただきます。
その第1弾として、「まちがいだらけのお部屋探し」とさせていただきます。
皆さんは、賃貸でお部屋を探すとき、まず何をしますか?
おそらく、ネットでhomesとかヤフー不動産などのポータルサイトをみて探しているエリア、予算、お部屋の大きさ、間取り、階数、写真、どこの会社が広告をのっけているかをチェックし、検索。検索結果をもとに自分が気に入った物件を扱っている会社に問い合わせメールをそれぞれ出すのではないでしょうか・・・
または、本屋さんでCHINTAIとかアパマンなどのアパート探しの本をみて問い合わせをすると思います。
まずは、このCHINTAIやアパマンの情報ですが、この本ができるまでに不動産会社は、掲載する物件を選び、件数を掲載数にあわせ、写真を撮り、原稿をつくる作業をします。これに1週間はかかります。この間にこれからの季節の賃貸の動きを考えると、物件が掲載されて本屋さんに並ぶ頃には、物件は決まってしまっている可能性が高いのです。これを業者用語で言うと、反響をとるための広告物件といいます。(いわゆる魚釣りでいえば撒き餌ということです)
アパマンショップ、エイブル、ミニミニなどの新宿や池袋、渋谷、吉祥寺の行け行け業者は、この反響物件でお客様を釣り、まずお客様の名前と電話番号を聞きます。これさえできれば、いけいけ業者の営業マンは上出来とほめられるわけです。
ではこのあとどうなるでしょう?
一つ物件を見に行くつもりが、車に乗ったらサー大変。これもおすすめだから見ておきましょう。これはどうですか?と大体3~5物件を見せられることになります。お客様は一つだけみようと思っていたのについうまい口車にのせられて、疲れてきます。ここでの物件を見せる順番も実は営業マンにはあるのですが、これは次回にしておきましょう。とにかく疲れたところを、会社までつれて帰ってこられて
こんどは上司というクロージング専門があなたの目の前に登場。
そこで本当にいいのがあったならよいのですが、「うーん、どうしよう}って悩んでいると間違いなくあなたは申し込みを入れるまで返してはもらえません。
こわーいはなしですが、基本的に前述のエイブル・ミニミニ・パレットハウス・レントハウス・アパマンショップには営業マンマニュアルがあり、強引な勧誘でトラブルも多いのが現状なんです。
ここではなしを戻しますが、先ほど本での賃貸探しはやめたほうがよいですよってお話をしましたが、誤解のないようにいっておきますが、実際は良い物件も残っていたりはします。高かったり、実際に行ってみたら、物件はよくても周りの環境がわるかったりとさまざまな理由で・・・
特に、賃貸相場とか地域の状況についてあまりわからない地方から上京をする人は、注意が必要です。
①インターネットに載っているお部屋は、基本的にどのお店に行っても見ることはでき、申し込み契約もできる。→お客様の中には、プリントアウトした物件情報の取り扱い業者の欄を蛍光ペンで囲み、物件ごとにそこに書いてある問い合わせ会社に問い合わせているのがほとんど。おおかみの行け行け業者に出会う危険が大きくなります。気をつけてください。
②今は、HOMESやヤフー不動産、センチュリー21の物件も含め物件掲載が連動していて、いいかげんな情報をのっけていた場合、掲載停止処分や、退会処分が下されることになったりするので、業者側もここに載せる情報は、アルバイトさんを使って常におわっていないか確認をしているのが現状です。お客様にとって良い状況にはなってきています。→homesやヤフー不動産で物件検索しましょう。
③本当にいい物件は、どの業者さんも表に出すのを嫌がる。→自分の会社のホームページに乗せたり、HOMESなどに載せるけど、不動産業者がみれるレインズにはあまりのせないことが多いです。
④不動産屋さんで空中店舗(ビル駅前2階3階などにお店があるところ)での営業をしている不動産業者さんは80%くらいが「いけいけ狼業者」といって間違いないです。広告費をかけて、賃料の高い駅前の1階にはなかなかお店はだせません。
出している以上、毎月営業のノルマがきついということです。
はいったら最後、申し込みをするまで返してくれない怖い店はこういうところにあります。皆さん気をつけてくださいね。
④古くからあるお店でも、おじいさんおばあさんが商売っ気なしのカウンターに座って店の前を見てお茶を飲んでいるようなお店。これも一生懸命探してはくれないと思います。
結論。まずは、HOMESやヤフー不動産に載っているような会社を選び、その会社のホームページをチェック。希望エリアの中に近い不動産屋さんを上記の方法で3つほど選び、ホームページをチェックしてみる。
大手だから安心とは限らない。特に、三鷹吉祥寺エリアで大手と呼ばれる、「三井リハウス」「住友不動産販売」「有楽土地」「東急リバブル」はすべて賃貸後進組み。エリアの特性とか、地域のはなしも何もしりません。売買の片手間やっている会社ばかりです。
次のステップとして問い合わせメールを入れてみる。→やりとりをちゃんとしてくれるか?
電話をしてみる。→明るい応対でちゃんとお話をきいてくれますか?すぐにお名前と電話番号をきいてくるようなお店は要チェックして実際訪問するお店からははずしましょう!
お店に行ってみる→空中店舗ではないですか?のぞいてみましょう。店頭の情報展示ちゃんとしているお店ですか?していないお店は、中に呼び込んで返してくれないこわーいお店の可能性が・・・
お店に入り、お店をチェック。
自分の聞きたいことを明確に伝えましょう。
「まずお名前と電話番号、ご希望の間取り、エリア、予算等かいてください。」っていわれたその書面に、プライバシーポリシー(個人情報の説明の有無)について書いてありますか?
この時期3時以降に物件を見に行っても、西の太陽の当たり具合しかわからない。
ご案内は、午前中10時30分くらいから12時までくらいをめどにしましょう。
ご案内してもらったときに帰りたいような業者だったら、お昼を理由にして帰ってしまえるので・・・
太陽の具合も、部屋の中の明るさもこの時間帯の中でみたほうが良いですね。
申し込み、契約にあたっての注意は、基本的に売買のような「手付金」は賃貸の場合とってはいけないことに法律上なっています。この物件申し込みにあたって申込金が必要ですなんていわれたらおかしくありません???
決して払ってはいけません。預かり金もそうです。
判断に迷うなら決してやめたときに後から取りにいきにくい状況は作ったらだめですよ!!!弊社の場合、申込書、契約についても個人情報保護方針にのっとっての書面がございます。→申し込みにお金は必要ありません。もちろん案内も無料。お金はいただいてはいけないことになっているのです。変な業者にご注意下さい。
契約について
契約の前、借りる部屋についての「重要事項説明」をうけます。宅建主任者が主任者証を提示して説明していますか???
だれでも重要事項説明をしてはいけないのです。
いいかげんな業者は適当にすることがあるようです。
更新料のところもチェックしましょう。
更新料は関東地区東京の場合、基本的に新賃料の1ヶ月分が相場です。悪徳業者は1.5ヶ月とったりしています。
センチュリー21三鷹ホームズ高円寺でもみかけました。
更新するときが大変です。1.5ヶ月の場合、その月は合計2.5ヶ月分の賃料を払うことになるのです・・・気をつけてください。
原状回復について、どう書いてあるか要チェックです。
この原状回復については、また機会を改めてご説明します。
長く書いてしまってすみませんね、つい勢いついてたくさん書いてしまいました。
皆さんご参考になさってくださいね!!