三鷹の不動産屋社長のブログ

創業平成7年。今年で23年目を迎えるミタカホームズ代表。三鷹青年会議所OB。超プラス思考男で南国大好き!

三鷹の不動産の現状・・・(賃貸・売買の動向とお客様の動きについて)

2011-06-02 23:23:25 | 地震関係
三鷹市の場合、いろいろな紙上で、地盤が強いとか、地震につよいなどという発表があり、

概ね震災の前より、注目が集まっている状況です。


これから新築を建てようと考えている方は、「耐震」とか「制震」「免震」というキーワードを使って、建物業者やハウスメーカーを選んでいるようです。


実際に、私の実家のそばの杉並区の周りでは、震災の際に、建物の塀がこわれたり(特に大谷石のかべ)、瓦屋根が壊れたりしているお宅がたくさんありました。

室内の壁が崩れたりしているお宅もたくさん情報が入ってきています。


そこで、建替えを考えている方が多いとのこと。

 
ちなみに、杉並区は、三鷹市より武蔵野市より、壊れた屋根の有る家が多かったように私的には思います。

実際に、地震の揺れも酷かった・・・


家は、私の家の場合、「大成パルコン」というメーカーで作った家だったので、びくともしてはいませんが、室内の家具やガラス類は、ほとんど割れたり壊れたりで。後片付けが大変だったようです・・・


私の家は、ちなみに支持地盤までくいを何本も入れていてその上に建っているため、地震の揺れがそのまま建物にひびいていましたので、けっこうゆれました・・・


杉並区の今川のまわりは、結構、支持杭を地盤面11mくらいまで数本いれて建てている所が多いように思います。


その点、三鷹武蔵野は本当に地盤が固いところが多く、永住するのにはいい土地だと思っています。


ただ、建ぺい率が40%で容積率が80%、最低敷地面積が100平米(武蔵野市の場合、120平米)のところがほとんどで、


30坪近い家を建てようと思うと、土地は35坪以上は必要になってくる為、土地の値段で坪単価が安くても、必要な土地の大きさがどうしても大きくなりがちの為、土地の総額が高くなってしまう傾向があり、一般庶民には、逆に高嶺の花になってきてしまっています。


一般庶民は、ではどういう家を狙えばよいのでしょう・・・


ずばり、武蔵野三鷹地域にて、この条件に当てはまる土地を探すのは結構難しく、探しているお客様も多い激戦区のため、


物件情報は、息のいいうちに仕入れてすぐに見に行っていただかないと、決まっていってしますことが多いです。


建ぺい率が60%で容積率が200%のエリアに、土地20坪くらいを購入して、3階建てを建てる方法が、庶民的には一番あっていると思います。


武蔵野市の場合、駅からの徒歩圏で探すと、「西久保2丁目」「西久保3丁目」が歩けて、この建ぺい率と容積率の高いところがある場所です。


あとは、中町の一部。本町の一部。東町の一部。と幹線道路から20mまでの範囲の土地となってしまいます。



三鷹市の場合、下連雀7丁目や6丁目にこの建ぺい率・容積率のエリアがありますが、ほんの一部に過ぎません。


あとは、上連雀2丁目の一部が、50% 100%というエリアで、ここが狙い目です。


もちろん駅まで歩いて10分以内。


それ以外は、駅から遠く、バス便を覚悟しないといけません。


ただ、バスにしても本数がとても多く走っている為、私も東八道路沿いのマンションに住んでいたことがありますが、


駅から遠いだけで、住んでいて不便がありませんでした・・・


土地の値段も、このあたりの場合、坪単価で110万円とか120万円までのところが多く、狙い目です。


バスで行く場合、調布北高校のところから乗るか、三鷹市役所のそばまでいくと、駅までバスの本数が多いと思います。



売買について、書いていきましたが、賃貸の場合どうでしょう・・・


賃貸の相場は、震災後逆に維持されて、人気のエリアとなっております。


ワンルームの空き物件は、まだございますが、逆にこの時期あまり動かなかったワンルームが、ここ最近動いています。


地震のせいで、東西線の日本橋から三鷹までの等距離を、逆に東に行った場合、市川や原木中山、葛西のほうに昨年までは、値段が安い為多くの学生さんや社会人の一人暮らし層が住んでいましたが、震災の影響で、この三鷹や武蔵野に移り住む人が増えてきているのは事実です。



ただ、一方で、今までになかった理由で、この三鷹に家を持っていたり、借りていた人たちが、九州や沖縄地方に一時的もしくは半永久的に移り住んで行っている流れも多くあります。


まさにそれは、「放射能からの避難」をする人たちです。


小さいお子さんがいらっしゃる方に特にこの傾向が見られ、私の友人の下連雀に住んでいた「Kさん」も外人さんの奥さんにつつかれて、この三鷹から出て行ってしまいました・・・沖縄に避難・・・です。


また、上連雀に一戸建てを購入して住んでいたある人も、家を貸したいという話で、よくよく聞いてみると、「子どもが小さいので、あぶないこの東京から避難をする為に、売るのはもったいないから、家を貸したい」ということだったりするわけです。



この「三鷹」は、放射能で本当に危ないのでしょうか・・・????


日本の総理大臣や政府が言っていることが信用できないということなのでしょう・・・



放射能がどうなのか・・・


雨にぬれたら危ないのか・・・



子どもが土いじりをしたら危ないのか・・・



ちゃんとした情報の提供を日本政府と東京都、そして三鷹市の行政にはお願いしたいと思います。


「安全安心の三鷹」を提唱している清原さん、国や東京都がちゃんとした情報を開示しないのであれば、独自に三鷹は安全安心だという証拠を、調べ上げ、きっちりと市民に伝えた方が良いと思います。



今の現状は、危なさそうだから念のため、避難するという人たちが多いのだと思いますが、


空き家が増え、三鷹に人がいなくなる事はいいことではないと思います。


私は、三鷹市で住んだこともあり、三鷹市でいまでも働いていますが、この三鷹はとても住みやすく、


学校教育も特徴的で、子どもにとってもとても良い環境であると思います。


ぜひ、三鷹市のほうでより詳細な放射能汚染情報(汚染されていませんという情報)をつかんで、市民に公開してほしいと思います。



秋葉原では、「線量計」という放射能汚染数値を測る計器が、品切れ状態だそうです。



風が吹けばおけやが儲かる・・・ではなく、国民みなが安心して住める国、外国から来た人も犯罪も少なく、安心して住める国「日本」というブランドを守ってほしいと思います。



今、その「ブランド」が崩れかかっています。



悲しいことです。



代わりの代案がないのに、気に入らないから認めない・・・そういうのが一番嫌いです。


今の日本政府の状態では、時がときだったら、一揆や、暴動が起こっていてもおかしくない状況ですよね・・・



国民全員が、ひとつになって大事な祖国日本を、そして地域を守っていかないといけませんね・・・



話がそれてしまいましたが、不動産市況は、日本政府の今後の対応次第で、大きく流れを変える可能性があります。



放射能の危険さえ、まったくないということが立証されれば、三鷹はより人が集まってくる、住みたい町になっていくと確信しています。


明日は、金曜日です。


不動産屋は、土日の準備や、ご案内の物件の段取りをする一日となります。


今週も、いいお客様との出会いがありますように・・・


センチュリー21三鷹ホームズ
店長 平林  でした・・・