三鷹の不動産屋社長のブログ

創業平成7年。今年で23年目を迎えるミタカホームズ代表。三鷹青年会議所OB。超プラス思考男で南国大好き!

三鷹市における地域ケアネットワークについての勉強会に参加してきました

2012-06-15 13:56:31 | 世の中に思うこと
6月14日木曜日に午後7時より昨日参加した「みたか市民協働ネットワーク」の方々に平林君も参加してとお誘いを受け、時間を調整して勉強会に参加してきました。



これは、三鷹駅前の市政窓口の入居しているマンションの3階にある「三鷹ネットワーク大学」の教室にて行われました。


今回は、9回目「次世代まちづくり人財養成塾」というとりくみで、演題として「三鷹市における地域ケアネットワーク事業の意義と今後の展開について」というもので、ルーテル学院大学の「大学院社会福祉学専攻主任社会福祉学科教授 和田敏明 先生 でした。


現状の世界では「現行施策で対応できていない生活課題の噴出」の課題がたくさんです。

孤立した生活が広がってそれが一般化したのが原因だそうです。

高齢者の中で、毎日会話している人は、全体の92.1%

一人暮らしの世帯では64.8%

では、頼れる人がいない人は、全体では3.3%
一人暮らし世帯では14%ある。(内閣府「高齢者の生活実態に関する調査平成20年度)

とのことです。


これらに対して、現行の国や自治体が考えている仕組みでは対応ができていないことから、


地域ケアに対する地域福祉の新しい役割ができているそうです。

テレビでも「亀田病院」が首都圏の高齢化が今後急速に進む状況に対応する為、

看護士養成の学校を自分の病院で作ったり、救急医療センターをつくったりと今後をにらんでの

準備をしているところもあるようです。


弊社は、三鷹地域に根ざした「不動産屋」です。


賃貸物件のオーナー様もだんだん高齢化してきます。

そして、空き物件には、入居する店子さんとして、
生活保護受給者や高齢者も増えてきました。


この勉強会では、一人暮らしの高齢者が何を望んでいるか・・・ということの中で、
こんなことを言っていました。

買物支援サービスを望む人が多い
人との交わりが希薄で話がしたい人が多い

そのなかで、私は、講師の話を聞きながら、今自分の仕事の中で
何ができるかを考えておりましたら、いろいろなことが浮かんできました・・・


・買物をしたくてもいきにくい。
・買物をしたくても、帰るときが重いものを持って帰るのがつらい
・お部屋の中に不調な場所(電球が切れているOR水漏れがあるORクロスが剥がれてきて気持ち悪い
・お風呂や台所など綺麗に掃除したいけどできない
・ゴミを捨てるのがしんどい
・話し相手がいない

弊社の場合のお客様にして考え直してみると上記のようなことが考えられます。


業者にしてみれば、これを仕事にしてという人もいるでしょうけど、

この中で、少しでも何かすぐにできないかな・・・

弊社の管理物件の入居者やオーナー様に限定してということであれば、

仕事にもつながるし、付帯サービスとしてはできるんじゃないかな・・・と



現在、ホームページを新しくリニューアルしておりますが、その中の賃貸の管理メニューに

地域で問題となっているこのことについて、少しでも組み入れた形での付帯サービスを作っていこうと思います。


この勉強会では、たくさんのいいヒントがつまっていました!!

人の不便は、商売のチャンス!

三鷹が少しでも素敵な町になれるようにがんばります!






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