漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年7月7日~7月13日)

2014年07月14日 21時06分36秒 | 読書メーターまとめ

2014年7月7日 - 2014年7月13日の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:380ページ

百人一首 新版 (まんがで読破)百人一首 新版 (まんがで読破)
☆☆ 百首の中から、恋、四季、別れ等、テーマ毎にいくつか選んで解説。読んだ人物と時代背景もわかり易く説明されているので、百人一首入門としては悪くはない。ただ、どうしても『うた恋い』と比べてしまう。歌の解釈、感動、キャラ立ち、どれを取っても『うた恋い』の方が上。例えば、儀同三司の母(高階貴子)が藤原道隆との恋を詠んだ「わすれじの」の歌。両方で取り上げられているが、面白さという点では『うた恋い』に軍配。歴史的正確さという点ではこれ。つまり全体に想像力が足りない。
読了日:07月07日 著者:バラエティアートワークス


罪と罰 (まんがで読破)罪と罰 (まんがで読破)
☆☆ 原作は昔々、高校の頃に読んだ記憶あり。なのでかなりウロだけど、ストーリー自体は原作に忠実に描かれている、と思う。が、ただそれだけ。表現力、登場人物の内面の深み、ストーリーの感動、どれも原作には到底及びもつかない。ここら辺がこのシリーズの限界か。何より主人公ラスコリニコフに同調できなかった。まぁ、これは自分が年取ったってのもあるかもしれない。同じマンガの『罪と罰』なら大島弓子の『ロジオンロマーヌイチ ラスコーリニコフ~罪と罰より~』の方がオススメ。ソーニャの描写が秀逸だった。これも実力か。
読了日:07月07日 著者:ドストエフスキー,バラエティアートワークス

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