2014年7月14日 - 2014年7月20日の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:892ページ
鬼平犯科帳〈15〉特別長篇・雲竜剣 (文春文庫)
☆☆☆ 今回は初の長編。筋立てが入り組んでいて、短編にはない面白さがある。地理的な広がりもあって、平蔵はじめ配下の者たちは常陸へ藤沢へ丸子へとなかなか忙しい。こんなに同心や密偵がいたのかと思うほど、初登場の名前がいっぱい。今後、彼らがまた出てくれると面白い。レギュラー陣の兎忠はそろそろ年貢の納め時のようで。それにしても手の早いこと!辰蔵も必死?で頑張っているようだけど、父の背はまだ遠そう。でも、兎忠ともども徐々に成長しているようで嬉しい限り
読了日:07月18日 著者:池波 正太郎
明治失業忍法帖 5―じゃじゃ馬主君とリストラ忍者 (ボニータコミックスα)
☆☆☆ や~~っと読了。相変わらず小理屈が多くて、読むのが面倒臭い。わくわくするマンガではないけど、ずっと読んでいけるのは、この面倒臭さが結構ツボだからかな。菊乃と清十郎の関係がちょっとづつ進展してるような、してないような・・・清十郎が何者だろうと、菊乃は気にしないと思うけどなぁ。おまけマンガ『冷蔵庫の中に象』完結。ハッピーエンドなのは良いとして、発端がウロ。また読み返さねば。『迷路迷走』初期作品?絵はこの頃の方が綺麗(今の方が個性的だけど)かも。話はイマイチだけど、理屈っぽいト書きは今と同じだ。
読了日:07月15日 著者:杉山 小弥花
金星樹―SF短篇集 (新潮コミック―Alice’s book)
☆☆☆☆ 何度目かの再読。何回も読める名作。やっぱり『レギオン』が一番好きだ。『金星樹』(1978年作)に出てくるロケットのビジュアルがちょっと幼稚で時代を感じさせるのはご愛嬌。
読了日:07月14日 著者:佐藤 史生
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