★弁天喜楽会囲碁★

     

三々に強くなろう

2006-06-01 08:56:23 | NHK囲碁講座
2006/6/1(木) 晴れ


NHK2月6日放送
講師 石倉 昇8段
司会 林 芳美アマ6段

前日の続きですが三々に入って活きましたが14図の形は隅の死活を考える時にとても大切な形です。生きを確かめてみましょう。


生きるコツは
○ふところを広げる
○眼形の急所にうつ
  ナナメに動け
  隅の急所は(2の一)
5級ぐらいの人が、この考え方を身につけると、初段になれます。面倒がらずに何度も碁盤に並べてみると力がつきます。

問題1
黒1と(2の二)の急所にツケてきました。巧く生きてください。


答え1 白1ハネの数字つけわすれです。
白1とハネるのがいい手です。また隅の生き死にでは、急所は2の一にあることが多いのです。生きる時には、ナナメに動け、2の一の急所。白3もナナメに動けです。黒4なら白5で2眼確保できました。黒が4で5なら白は4でいきです。
4と5は(見合い)といいます。


問題2
では、黒1の(2の一)はどうでしょうか。考え方は同じです。


答え2
白1とやはりナナメ動きます。黒2にも白3とナナメです。白5まで答え1と同じ形になり,生きました。


問題3
黒1とハネきました。白はどう打ちますか


答え3
生きる手はいろいろありますが、白1が最もわかりやすい。2の一は二つありますが、一見トビになる2の一が急所になることが多いのです。黒2には3で二眼できました。これで生きです。


次回は三々入りテーマ2
2月13日放送を乗せます。ごきげんよう。