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Azure IoT Hubと接続するアプリを作ってみる(3)

2016-10-18 21:53:50 | IoT,M2M
前回の記事では、Visual Studio Codeのインストールを行いました。
今回は、Visual Studio Codeの設定、環境変数の設定まで行います。

まず、Cordova Tools Extension のインストールを行います。
Visual Studio Codeを起動し、左側の四角いアイコンをクリックします。
検索枠を一旦クリアし、cordovaと入力すると、下に「Cordova Tools」が表示されるので、
「インストール」をクリックします。


インストールが完了すると、下記のような表示に変わるので、「有効」をクリックします。


以下のようなダイアログが表示されるので、OKをクリックして下さい。



これでCordova Tools Extensionのインストールは完了です。
続いて、環境変数の設定を行います。
システムのプロパティを開きます。
以下は、システムのプロパティの開き方の一例。

スタートボタン(画面左下端にあるWindowsボタン)を右クリック。
以下のようなメニューが表示されるので、「システム」を選択してください。


以下のような画面が表示されるので、左側にある「システムの詳細設定」をクリック。


以下のようなダイアログが表示されるので、ダイアログ下部にある「環境変数」をクリック


上部の各ユーザの環境変数設定グループに新規追加します。
「新規」ボタンをクリックしてください。


新しいユーザー変数として、ANDROID_HOMEを追加します。
変数値にAndroid用SDKのインストールフォルダを指定し、「OK」ボタンをクリックして下さい。


次にPATH変数に、値(Android SDKのツールのディレクトリパス)を追加します
上部の各ユーザの環境変数設定グループのリストで「Path」を選択し、「編集」をクリックしてください。


下記のような画面が表示されるので、「新規」をクリックしてください。
リストに以下の二つのパスを登録します。
 ・C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools
 ・C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\tools


OKボタンをクリックし、ダイアログを閉じてください。
VSCodeやコマンドプロンプトを立ち上げていたら、一旦閉じてください。


Azure IoT Hubと接続するアプリを作ってみる(2)

2016-10-16 10:40:52 | IoT,M2M
前回の記事では、Cordovaのビルド環境構築のため、VS2015をインストールしました。
今回はVisual Studio Codeの環境構築。


まずは、以下のページから、Visual Studio Codeのインストーラーをダウンロードして実行
Download Visual Studio Code

あとはウィザードに従って選択するだけ。
特に設定を変更する必要もないと思います。

















起動するとこんな感じ。



Azure IoT Hubと接続するアプリを作ってみる(1)

2016-10-16 10:39:18 | IoT,M2M

今回は開発環境を構築します。
Windows 10マシンで、Visual Studio Codeでの開発とします。

Visual Studio Codeを使ってCordovaアプリを開発するには、
ビルド環境を別途準備する必要があります。
Windows上での開発の場合、Visual Studio 2015を利用すると、
簡単にCordovaビルド環境が構築できます。

VS2015とVSCodeの二つを入れなくても、VS2015だけでCordovaアプリ開発はできます。
ただ、VSCodeはMacやLinuxでも利用できるため、VSCodeで開発するようにしておけば、いろんな環境でコーディングできるようになるというわけですか。


開発環境構築の流れは、
MacでもLinuxでも使える! 無償の Visual Studio Code を使用した Cordova 開発
を参考にしました。



まず、以下のページから、Visual Studio 2015 Communityのインストーラーをダウンロードして実行
Visual Studio のダウンロード
Visual Studio 2015のインストール、何回目だろう・・・(;^_^A

インストーラ―が起動すると以下のような画面が表示されるので、「Custom」を選んで「Next」をクリック


「Universal Windows App Development Tools」と「HTML/JavaScript(Apache Cordova)Update 10」を追加でチェックして、「Next」をクリック
Cordovaの項目はCross Platform Mobile Developmentツリー内にあります。


ここから先は、ウィザードに沿ってクリックするだけ。
「Setup requires up 37 GB・・・」だそうで、ストレージは結構食いますね・・・。




インストールが完了したら、PCを再起動してください。





再起動後、必要なツールが入っているのか確認してみます。
コマンドプロンプトを立ち上げて、以下のコマンドを実行。
node –v
npm -v
cordova -v


ツールがインストールされていれば、それぞれのツールのバージョン情報が表示されるはずです。
自分の環境だと、なぜかcordovaのコマンドが通らなかったので、
npm install cordova –g
を実行して手動でインストールしました。
なんでだろ?



Azure IoT Hubと接続するアプリを作ってみる(0)

2016-10-14 20:31:21 | IoT,M2M
自分のやりたいと思ったことを調べてみたら、
思った以上に日本語の情報が無かったので、
折角なので一から書いていこうかと。

やりたいことは2つ。
Visual Studio CodeでCordovaスマホアプリを作って、
・IoT Hub経由でデータをAzureにあげる
・Cognitive Service(Face API)と連携する
ということ。

パーツの情報はいろいろとあるから、それもまとめておこうかな。




■Azure IoT Hub SDK(Node.js用)
https://github.com/Azure/azure-iot-sdks/blob/master/node/device/core/readme.md


■CordovaアプリでREST APIをたたく
Calling a REST service from a Cordova application using jQuery
⇒情報古い?


■Visual Studio CodeでCordova開発環境構築
Apache CordovaをVisual Studio Codeで開発するための道のり
MacでもLinuxでも使える! 無償の Visual Studio Code を使用した Cordova 開発
WindowsでVisual Studio Codeを使ってCordova開発する場合、
別途Visual Studio環境がいるのね。
⇒VS Codeはエディタだから、そりゃそうだ・・・。


■Cognitive Service設定
Cognitive ServicesのFace APIを登録してみる。


■Face APIリファレンス
Face API - V1.0
⇒APIのテストコンソールもある。





Azure IoT Suiteのデバイス管理(1)

2016-07-21 17:04:50 | IoT,M2M
先日、福岡IoTLT Vol.3に登壇してきたのですが、
そこでIoT Hubのデバイス管理機能について、超概略(笑)を話してきました。

資料はこちら
https://docs.com/nakata-yoshitak/5865/azure-iot

これからこのデバイス管理について書きますが、このあたり奥が深いです。
IoTデバイスの管理は、様々なベンダーが独自仕様を作っていますが、
Azure IoTのデバイス管理はOpen Mobile Alliance (OMA) が策定するIoT デバイス管理プロトコルを採用したとのこと。
世界的に規格がどうなるかは置いといて、まずはこの仕様含め、しかけを紹介していこうと思います。


MicrosoftとGEの提携

2016-07-12 12:47:26 | IoT,M2M

Microsoftのパートナーカンファレンスで、
MicrosoftとGEが提携し、AzureでPredixが使えるようになると発表されたようです。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071202062/

IoTの分野ではよく事例として掲載されるGEですが、
そのプラットフォームがAzure上で提供されるというのは、
喜ばしいことですね!

Azure IoT Suiteとどう絡んでくることになるのか、
非常に楽しみで注目しています。


IoTビジネス共創ラボがすごい

2016-04-29 00:10:00 | IoT,M2M
第2回 IoTビジネス共創ラボ 勉強会が来月5/27に品川で開催されるそうです。
第1回目はものすごく盛況だったようですが、第2回目も様々な事例が盛りだくさんで、もう定員オーバーですね(汗)。

ソフトバンクのPepperにおけるAzure Machine Learningの活用事例の話はすごく気になる・・・でも講演時間15分なんですね・・・。


東京エレクトロンデバイス社のIoTサービス

2016-04-26 20:50:10 | IoT,M2M
東京エレクトロン デバイス TED Real IoT:
IoTの実現に必要な“全て”を提供するワンストップサービス


これ、どんなサービスなんだろう。
TED社のウェブサイトにはサービスの紹介ページが無いけど・・・。

TED社は商社で、AzureやWindows 10 IoTのライセンス販売も手掛けていて、
デバイスやその他ソフトウェアも卸していて、確かにIoTに関連する様々な商材をもってるけど・・・
SI等はパートナー戦略なのかな?



Microsoftが考えるIoT

2016-04-11 23:41:29 | IoT,M2M
IoT Newsにインタビュー記事が載っていますね。
IoTの伸びしろは7兆円、マイクロソフトが考えるIoTとは  -日本マイクロソフト 大谷氏インタビュー

ICT市場が横ばいだけど、IoTが市場を牽引・広げていくといっても、
どういった業種・分野のどこが伸びるのか。
2年ほど前はスマートグリッドが・・・というような話が多かった気がするけど、
最近はハードインフラよりもソフトプラットフォームに注目が移っている感じ。

もちろん、IoTシステムの導入(=モノをインターネットにつなぐ)にはハードや回線といったインフラは必要だけど、
もうすでにそこは一部(M2Mと呼ばれていた時代からあるものは特に)コモディティ化していて、
面白みやうま味が無い世界のような気が。

IoTもBIやAIにつながって、そしてそこで価値を生んでいくはず。
現在のそこでの先進的な取り組みも、次第にコモディティ化いていくんだろうけど。


この記事連載なんだけど、次回も気になるっ!

WEC2013をIoT Hubに接続する

2016-01-16 22:10:10 | IoT,M2M
Azure IoT Hubへの接続のために、MicrosoftからSDKが公開されていますが、
Microsoft Azure IoT device SDK for CでWindows Embedded Compact 2013がサポートされています。

ドキュメントによるとToradex社のモジュールでの動かしているみたいですね。
Getting started - running a C sample application on Windows Embedded Compact 2013 on a Toradex module

OS Platforms and hardware compatibilityにはWEC2013って記載があるので、
Virtual Machineにポーティングして試せるかなぁ・・・。