Embedded Lockdown Managerのアップデート

Windows Embedded 8.1 Industry用のELM（Embedded Lockdown Manager）の

アップデートがリリースされてました。

詳細はこちら
Now available: Embedded Lockdown Manager update for Windows Embedded 8.1 Industry


以下の組込専用機能の設定が、ELMでサポートされるようになります。

・Windows 8 Application Launcher

・USB Filter

・Gesture Filter


なお、このアップデートの適用前に
以下のKB 2932074を適用する必要があります。

WE8Sでのブランディング3

ブランディングのモジュールを確認しているのですが、

Help及びMSDNのUnbranded Screens (Standard 8 Module Reference)に

こんな記載が。



「You cannot select Unbranded Screens with an evaluation license.」



評価用のライセンスでも、IBWでUnbranded Screenのモジュールを選択することはできるんですが、

機能しないようです・・・。


ん～、どんな動作になるか確認したかったんですが


というわけで、試される方はご注意くださいませ。

WE8Sでのブランディング

Boot Logoの変更についての備忘録。

参考ページはこちら

⇒Unbranded Boot Overview


「Replace the Boot Logo」の章に記載がありますが、

WES8でブートロゴをカスタムする方法は

UEFIファームウェアのインターフェースを使用して、

BGRT（Boot Graphics Resource Table）を書き換える方法のみだそうで。


この方法だと、Unbranded Bootモジュールでも表示抑制されず、

常にカスタムロゴが表示されるとのこと。


ん・・・試せるハードが手元にないのが悔しい・・・。

WE8SのIBWのフォーマット動作

Windows Embedded 8 StandardでのプロトタイプOS開発に活用できる

Image Builder Wizard（IBW）でいろいろと動作確認をした時の備忘録。


Windows 8のインストーラーと同じ動きのようなのですが、

パーティションがない空のディスクに対して

インストールを実行した場合の動作が、

UEFIブートしているかで変わります。

UEFIブートしていると、ディスクをGPTに変換し、

Windows RE領域、システム領域、MSR領域、Windowsインストール用領域の

4つのパーティションが生成されます。


UEFIブートではない場合では、

ディスクがGPTに変換されていたとしても、

一度Cleanされるのか、MBRに変換されてインストールが

行われているように見えます。

Windows Blue ( Windows 8.1 )について②

Windows 8.1のアップデートは、

通常のWindows Updateでの更新ではなく、

Windows Store経由になるようですね。

アップデートの詳細な内容はまだわかりませんが、

Store経由でシステムアップデートのパスがあるということですよね。

これは知らなかった。興味深い。


組込機器では、恐らくWindows Storeへのアクセスを

制限しているでしょうし、

機器としての評価も必要なので、

WE8SをWindows Store経由ではアップデートしないでしょうね。


あ、WE8Iはどうなるんだろ？

Windows Blue ( Windows 8.1 )について

Microsoft社のWindows Embedded のブログに、

Windows Blueに関する記事が掲載されていますね。

⇒こちら



Windows Blueはコードネームで、

正式にはWindows 8.1になるようですが（R2じゃないんだ）、

今年の後半には出てくる模様です。


対応するWindows Embedded 8 Standard / Proがいつ出てくるかはまだ不明ですが、

待ち遠しいですね！

Web記事（WES、ESEC）

Windows Embedded 分野のMVPによる、

Windows Embedded 8 Standard に関する解説記事が、

＠IT MONOistさんで掲載されています。

記事はこちら。

⇒ココが変わったWindows Embedded 8 Standard



また、5月8日から10日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された

ESEC2013の特集記事も掲載されています。

Microsoft社のブースの様子も特集されています。

このブログにコメントをくださっているあの方々のお写真も（笑）。

⇒「サービス中心のモノづくりへ」――ビッグデータから“ビッグバリュー”をつかむアプローチ

Windows Embedded 8のビジネス向けポータル

これまで開発者・OEM向けのポータルサイトがありましたが

ビジネスよりのポータルサイトが新設されています。

⇒こちら


英語ですが、

IA（日本でいうFA）分野、リテール分野、ヘルスケア分野の

ディスカッションムービーなどのコンテンツがあります。


ご参考までに。

Windows Embedded 8 Standard / Pro のRTM版リリース！

少し掲載が遅くなりました（汗）。


Windows Embedded Standard及びWindows Embedded Enterpriseの

次期バージョンであるOSがRTM版リリースされました！

Windows Embedded 8 ポータル



次期OSは名称が変更になっている点に注意が必要です。

・Windows Embedded 8 Standard

・Windows Embedded 8 Pro



Windows Embedded 8 Standard の評価版ダウンロードや

データシートの取得は、以下のページから可能です。

Windows Embedded 8 Standard ポータル

ドライバのサイレントインストール

備忘録。

ことWESのOS開発では、

できるだけ全自動でインストールすることが求められたりします。


例えば、ドライバのインストール作業で、

マスターOSイメージの作成フェーズにインストールする分にはまだいいんですが、

OSを複数のデバイスに展開した後の運用中などで、

必要になって追加で入れる場合、

必ずしもそのデバイスを有識者が操作できる環境でないかもしれなかったり。


で、ドライバのサイレントインストールができるツールとして、

DPInst.exeというのがあり、WDKと一緒に配布されています。

⇒使用方法については他サイトが詳しいので省略します。

　・DIFx FAQ: Driver Install Frameworks のツールに関する情報
　　⇒DPInstのベース技術であるDIFx含めたFAQ（日本語）

　


運用フェーズでは、OS開発フェーズと違った要望等があって、

エンタープライズの知識が必要になったり。

まぁ、組込向けOSとはいっても、ベースは汎用OSですからねぇ（笑）。