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Windows 10 IoT Coreのセキュリティ

2015-07-06 23:00:00 | IoTデバイス
FFRI社が、Windows 10 IoT Core + ラズパイ2のセキュリティ評価を行ったようで、
そのレポートが以下のページに掲載されています。
こちら

Windows 10 IoT Coreは、まだInsider Preview版なので、
正式リリース時点では状況が変わっているとは思いますが、
ポートのチェックやデフォルトパスワードの変更など、
最低限チェックしておきたいポイントとして参考になるかと。

デフォルトパスワードの変更等については、
Windows 10 IoT Core Command Line Utilsで紹介はされているんですけど、
ちょっと見つけ辛いかもですね。



ラズパイ2で遊ぶ 5

2015-07-05 08:00:00 | IoTデバイス
前回の記事では、Windows PowerShellでラズパイ2にリモートログインしました。
ラズパイ2はWebサーバが起動していて、ブラウザでデバイスの情報を見ることができるので、その機能を紹介したいと思います。

ラズパイ2を起動し、LANケーブルをつないでください。
パソコン側でブラウザを起動したら、URLを以下のように入力してください。
 http://minwinpc.local:8080/
  または
 http://<ラズパイのIPアドレス>:8080/

そうすると、以下のようなログイン画面が表示されます。


ユーザ名とパスワードはPowerShellと同じで、デフォルトだと
 Administratorp@ssw0rd
です。

ログインに成功すると以下のような画面が表示されます。


左側にメニューが表示されているので、リンクをクリックしてみてください。

例えばProcessesをクリックすると、以下のような画面が表示されて、起動しているアプリ(プロセス)の一覧が表示されます。


Devicesをクリックすると、以下のような画面が表示されて、接続されているデバイスがツリー形式で表示されます。


次回はアプリを動かしてみます。


日本Microsoftの社長交代

2015-07-03 07:00:00 | IoTデバイス
日本マイクロソフトの平野新社長「Windowsスマホ、楽しみな展開が出てくる」
【レポート】日本マイクロソフトが経営体制を刷新、新社長の平野氏が語る経営方針

これまで日本法人を引っ張ってきた樋口氏から
平野氏に社長が交代しましたね。
樋口氏は会長職に。

今年はMicrosoft創業40周年、日本法人設立30周年の節目の年だそうな。
これを機に新しいイメージを作ろうとしているんですかね。

平野氏の経歴を見ると、エンタープライズ分野を渡ってきた方なので、
IoT関連のサービス群とどう向き合っていくのか、注目しています。

そして、グローバルでWindows as a Serviceを打ち出しているマイクロソフトがある中で、
その日本法人としてどんな戦略を打ち出していくのか楽しみです。



ラズパイ2で遊ぶ 4

2015-07-02 22:00:00 | IoTデバイス
前回の記事で、ラズパイ2を起動するところまで行いました。
今回は起動したラズパイ2にPowerShellを使ってリモートでログインし、
いろいろコマンドを実行してみたいと思います。


なお、この記事は「Using PowerShell to connect and configure a device running Windows IoT Core」を参考にして書いています。


1. Device name及びIPアドレスの確認
ラズパイ2の画面を見てください。Device name(コンピュータ名)はデフォルトでminwinpcとなっています。
LANがつながっていれば、IPアドレスが表示されているはずです。

開発用PCもラズパイ2もDHCPサーバとつながって、IPアドレスを自動で振られている場合は特に気にすることは無いんですが、
DHCPサーバとつながっていない場合、PCもラズパイも適当な(正確には適当ではなかったりしますが)IPアドレスが振られます。
その場合は、パソコン側のIPアドレスをラズパイと同じネットワークセグメントのアドレスに変更して下さい。

2. PowerShellの起動
スタートメニューの隣の「WebとWindowsを検索」の欄に「PowerShell」と入力します。
リストの一番上に「Windows PowerShell デスクトップアプリ」と表示されるので、
それを右クリックし、「管理者として実行」を選択してください。
ユーザアカウント制御のダイアログが表示されるので、「はい」をクリックしPowerShellを起動してください。

3.リモート接続のコマンドを実行
以下の4つのコマンドを実行します。
なおXXXXXには、調べたラズパイのIPアドレス または Device nameを入れてください。

①net start WinRM

②Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -Value XXXXX -Concatenate -Force
 例)Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -Value minwinpc -Concatenate -Force

③remove-module psreadline -force

④Enter-PsSession -ComputerName XXXXX -Credential XXXXX\Administrator
 例)Enter-PsSession -ComputerName minwinpc -Credential minwinpc\Administrator

その後、ログイン用のダイアログが表示されるので、パスワードにp@ssw0rdと入力してください。
少し時間がかかりますが、ログインに成功するとPowerShell上に以下のような表示が出ます。

 [XXXXX]:PS C:\Users\Administrator\Documents >

試しに「ipconfig」と入力してEnterキーを押してください。
ラズパイ2のIPアドレスといったEthernetの情報が表示されるはずです。




なお、上記のPowerShellのコマンドをスクリプトファイルにして実行する場合ですが、
デフォルト設定ではPowerShellでスクリプトファイルが実行できないようになっています。
⇒Get-ExecutionPolicyコマンドを実行し、設定を確認してみてください。

なので、スクリプトファイルを実行する前に
 Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Force
といったコマンドを実行し、スクリプトファイルの実行を許可してください。
このコマンドは一度実行するだけでOKです。





ラズパイ2で遊ぶ 3

2015-06-29 07:30:00 | IoTデバイス
前回までの記事で、ラズパイ2用のOSイメージをいれたSDカードの準備まで行いました。
今回はこのOSイメージを使ってラズパイ2を起動させます。

マイクロUSBの電源を接続する前に、以下の作業を行ってください。
・ラズパイ2のSDカードスロットに、OSイメージを入れたSDカードを挿入します。
・ラズパイ2とディスプレイをHDMIケーブルで接続します。
・ラズパイ2のUSBポートにUSBマウスを挿します。
・ラズパイ2とパソコンをEthernetケーブルで接続します。

上記の作業後、マイクロUSBの電源ケーブルを接続し、ラズパイ2の電源を供給します。
※ラズパイ2本体に電源スイッチとかありません。
電源が入ると、SDカードのデータが読み込まれ、セットアップが開始されます。



しばらくすると、以下のような画面が表示されます。
お好みの言語を選択してください。


日本語選択すると、以下のような表示になるはず。「次へ」をクリックし、セットアップが完了するまで、またしばらく待ちます。


セットアップが完了すると、以下のような画面が表示されます。
OSバージョンが10.0.10152.0となっていますね。
Windows 10 Insider Previewの最新版は、6/29現在だと10130なので、それよりも新しいコアなんでしょうね。
また、起動時に表示されるアプリは、USB接続されたデバイスを認識して表示する仕組みになっているようです。
自分はこないだデモに使用したUSB Bluetoothドングルが挿しっぱなしだったのですが、それも普通に認識されていました。



なお、今回からチュートリアルが表示されるようになっています。



次回はPower Shellを使ってリモートでログインしてみたいと思います。



ラズパイ2で遊ぶ 2

2015-06-28 23:55:00 | IoTデバイス
ラズパイ2向けのWindows 10 IoT CoreのOSイメージがアップデートされたので、
これを機にOSを起動させるまでの手順をまとめておこうかと。

といっても、以下のページに記載されている手順でほとんど迷うことはないとは思うんですが。
Get Started

まず用意するもの
・Raspberry Pi 2
・マイクロUSB端子で接続できる5V電源
 ⇒自分はスマホの充電器使ってます。
・8GBのマイクロSDカード
 ⇒Class10がオススメらしいです。
  自分はClass4とClass10の16GBのマイクロSDカードを試しましたが、
  安物使ったせいか、対して速度の違いを体感できませんでした・・・。
・HDMIケーブルと、HDMI接続できるディスプレイ
 ⇒HDMI-RGB変換ケーブルでディスプレイに接続してみましたが、
  変換ケーブルの相性の問題なのか、表示がされませんでした。
  HDMI-DVI変換ケーブルでディスプレイに接続した場合は、
  特に問題なく表示されました。
  全ての変換ケーブルがうまくいくかはわかりませんが、ご参考までに。
・Ethernetケーブル
・Windows 10 Insider Previewが動いているパソコン
 ⇒ホスト側のSDカードドライブを直接認識できる仮想環境でうまくいった方もおられるみたい。
  ただし、上記のページでは推奨されていません
  あと、Windows 8.1でうまくいった方もおられるそうな。
  Windows 8.1もサポート環境として明示されていないので、ご注意ください。
・Raspberry Pi 2用のOSイメージなどを含むISOイメージ
 ⇒上記のページからリンクをたどるか、こちらからダウンロードしてください。


まずはWindows 10 IPが動いているパソコンで、ISOイメージ内のインストーラを起動します。
ウィザードに沿ってインストールを進めてください。
特に悩む部分はないはず。


1.ライセンスを読んで、同意できるならチェックボックスにチェックをいれ、「Install」をクリック


2.前のバージョンをインストールしていて、WindowsIoTCoreWatcherが起動していると、以下のようなメッセージが表示されます。
 その場合、WindowsIoTCoreWatcherを終了させて、「Close ...」を選択し、「OK」をクリック


3.インストールが完了するまで待ちます。


4.完了すると、以下のようなメッセージが表示されます。「Finish」をクリック



上記のインストールで、以下のフォルダにOSイメージ(正確にはFull Flash Update形式のファイル)が保存されているはずです。
C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\FFU\RaspberryPi2



次に、OSイメージをSDカードに展開します。
SDカードをWindows 10 IPが動いているパソコンに挿入してください。
そして、スタートメニューから全てアプリ→Microsoft IoT→WindowsIoTCoreImageHelperを選択・起動させます。


リストに挿入されているSDカードが表示されるので、OSイメージを展開するSDカードを選択します。
また、Select the imageの「Browse」をクリックし、先のOSイメージ保存フォルダ内のFFUファイルを選択します。
その後、「Flash」ボタンをクリックしてください。


以下のような画面が表示され、OSイメージの展開が行われます。



展開が終了すると、画面が閉じます。
ただ、WindowsIoTCoreImageHelperアプリは自動的に閉じないようなので、
×ボタンをクリックしてアプリを終了させてください。


次回はこのSDカードを使って、ラズパイを起動させます。

ラズパイ2で遊ぶ 1

2015-06-18 01:10:26 | IoTデバイス
今度のイベント向けに、ラズパイ2をいじっていますが、
ケースが無かったので100均のプラスチックケースに
ネジ止めしてみました。



ラズパイ2の基板の穴の径はM2.6と小さめで、
手元にあるスペーサやネジが使えなかったので、
ヒロスギネットで注文。

透明のネジ(長さ8mm)×8個と、黒色のスペーサ(長さ15mm)×8個で400円くらい。
⇒別途送料が必要です。

ケースは写真のサイズのものが2個で100円(税抜)。
これ、重ねて置けるし、半透明なのがちょっとお気に入り。

100均で買ったピンバイス(細いドリル。ドリル径は3mm)で穴を空け、
スペーサーとネジで固定。

蓋が大きめなので安定してます。

ちなみに、このまま中に入れての収納状態はこんな感じ。



ネジが透明なので、意外と気にならない。

次回はWindows 10 IoT Coreを起動させるための準備について書きます。

SpotCam 4

2015-05-20 20:43:41 | IoTデバイス
前回まででセットアップは完了していて、
カメラ画像(ストリーミング)が表示されず・・・な状態でしたが、
メーカに問い合わせて無事解決しました。

もし私同様、ストリーミングがうまくいかなかった場合は、
無線LANのアクセスポイント側の設定を以下のように変更してみてください。

・11a/b/gを自動設定するようなアクセスポイントの場合、
 11gなどの固定設定に変更する
 ⇒デバイス側が2.4GHz帯しかサポートしていないため

・アクセスポイント名にハイフンといった記号を入れない。


ストリーミングがうまくいくようになると、
Androidアプリ側では以下のようにカメラ画像が
表示されるようになります。



画像をタッチすると、ストリーミングが表示されるモードになります。



テレビを真正面から撮影させてみたのですが、
意外と綺麗に映ってますね。
タイムラグも3~4秒くらいでした。
⇒といっても、これはネットワーク次第ですが。

カメラ中心から離れるほど直線が湾曲して見えてますね。
カメラのことは全然詳しくないんですが、
広角で撮影できるカメラなので湾曲して見えるのは仕方ないんでしょうけど。

設定をクリックすると、タイムゾーンやカメラのモード(ナイトビジョン)、アラーム等の設定が変更できます。














深夜に作業していたので、ナイトビジョンを確認するのは少し怖かったですが(笑)、
真っ暗な部屋でもモノがよく見えました。
この価格で暗視機能もあるというのは、結構お買い得なのかも。

無線LANが使える環境で、セキュリティ用途に使えそうですね。
ただ、ストリーミング配信先がMy SpotCamのサイトなので、
エンタープライズ用途だと難しいかな。


次回はストリーミングの通信量を測ってみようと思います。



SpotCam 3

2015-05-11 12:15:00 | IoTデバイス
前回に引き続き、SpotCamのセットアップです。
前回までで、Androidアプリのインストールとログインまでできました。
次はSpotCamデバイスにWiFi設定を行います。

3.SpotCamデバイスの検知
基本的にはアプリのウィザードに従って作業していきます。


右上のメニューから、「新しいSpotCamをセット」を選択します。



以下のような画面が表示されます。
「スタートしましょう」を選択してください。



次にアカウントの確認画面が表示されるので、
表示されたアカウントで問題なければ「はい、このアカウントを使う」を選択してください。



次に以下のような画面が表示されます。
SpotCamデバイス背面のスイッチを「AP」(アクセスポイント)に設定し、電源を入れてください。
電源投入後、前面のステータスLEDが黄色で点滅するまで待ってください(1~2分程度かかるはず)。
ステータスLEDが黄色点滅になったら、アプリ画面の「次へ」を選択してください。





スマホが自動的にWiFiアクセスを開始し、アクセスポイントとして動作しているSpotCamデバイスに接続しに行きます。

自動で接続されない場合は、手動でWiFiのSpotCamデバイスアクセスポイントに接続してください。
※なお、パスワードは不要です。


SpotCamに接続できたら、次はSpotCamがインターネット接続するためのWiFiを設定します。
スマホが認識しているSpotCam以外のアクセスポイントがリストに表示されます。
インターネット接続用WiFiを選択してください。


次の画面で、インターネット接続用WiFiのパスワードを入力して、保存を選択してください。



以下のような画面が表示されます。
SpotCamデバイス背面のスイッチを「Client」に切り替えてください。
SpotCamデバイスの前面LEDが青色になったら、「次へ」を選択します。


なお、この後はスマホをインターネット接続用のWiFiにつなぎなおすか、
通常の3GやLTEでの通信の切り替えてください。


以下のような画面が表示され、SpotCamデバイスのカメラ画像が表示されたら完了です。


と、書きつつ・・・自分の環境だとカメラ画像が表示されなくて(汗)。
現在メーカーに問い合わせ中だったりします・・・(泣)。






SpotCam 2

2015-05-10 12:00:00 | IoTデバイス
ちょっと時間が経ってしまいましたが、
以前書いた記事の続き。

性能評価のために、まずはセットアップを行います。
SpotCamは、Android端末やiPhoneなどのデバイスから簡単にセットアップが行えます。

自分の手元にあるちょっと古いAndroidスマホ(SHARP製 303SH)に
Androidアプリをダウンロードして試してみました。

1.準備
インターネットにつながるWiFi環境を準備してください。
後ほどSpotCamをWiFiにつなげるので、接続用のSSIDとパスワードをお忘れなく。


2.Androidアプリのダウンロード
Google PlayでSpotCamアプリを検索し、インストールをクリックしてください。


アクセスする機能が表示されるので、問題なければ同意するをクリックしてください。
※同意しないとアプリは使用できません。


インストールが完了したら、アプリを起動してください。
起動すると以下のような画面が表示されます。
My SpotCamに登録済みであれば、IDとパスワードを入力してください。
未登録であれば、My SpotCamに登録してください。
Facebookのアカウントと紐づけることもできるようですね。

一番下のボタンのキャプションの日本語がおかしいですね。
ほかの画面でも多少日本語がおかしい部分がありますが、
メーカーさんは台湾なので仕方ないです。

ログインすると以下のような画面が表示されます。


なお、デバイスをアカウントに紐づけていない場合、
以下のようなポップアップが表示されます。



次回に続く。