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クラウド関連ITプロ向けの無償プログラム開始

2016-04-21 13:01:00 | Azure
Microsoft社が、クラウド関連のITプロフェッショナル育成のための無償プログラムを開始したそうです。

MS、クラウド関連のITプロフェッショナル育成に向けた無償プログラムを発表
Microsoft introduces free resources to help IT pros get started and build their careers in the cloud

Microsoft Azureのクレジットや認定試験のクーポン、テクニカルサポートなどが無償で提供されるとのこと。

すでに無償プログラムのポータルサイトが立ち上がっていますね。
Microsoft IT Pro Cloud Essentials


参加資格などについては見当たらなかったのですが、特に条件はないのかも。
これからAzureを取り組んでみたい方は、情報確認してみてください。


Stream Analyticsから直接Power BIにつなぐ(1)

2016-04-13 00:30:00 | Azure
Stream Analyticsの出力先をPower BIにすることで、
リアルタイム表示ダッシュボードのようなことができるらしい。
⇒まだ試せていないけど。

以下のページを参照。
Stream Analytics と Power BI: ストリーミング データのリアルタイム分析ダッシュボード


ただ、「制限事項とベストプラクティス」の項を読む限り、
実際にこの方法を実運用で活用できるかというと、そうでもなさそう。

Power BIの契約でのスループットに縛られるため、短期的に変動が大きいデータが来た場合に丸め込まれる可能性がある。
もうひとつはStream AnalyticsのPower BI出力設定において、90日おきに認証トークンを手動で更新する必要があり、ちょっと手間がかかる。


まぁ、例えばPoCで安上がりにモニタリングするだけ(リアルタイム見える化)だったり、
IoTシステムでクラウド側システムの構築が間に合っていないときに、デバイスからのデータ確認用であれば、
十分活用できる気がする。



PowerShellからIoT Hubを生成してみる

2016-04-12 00:27:09 | Azure
自システムからの実行環境プロビジョニングする勉強のため、PowerShellからIoT Hub生成を確認してみる。
といっても、「PowerShell を使用した IoT Hub の作成」に書いてあることを少し変えて試してみただけ。

1. Azure PowerShellをインストールする(自分が試したのはWebPI経由でver. 1.3をインストール)
2. 管理者モードでPowerShellを起動
3. 以下のコマンドを実行
$ Login-AzureRmAccount

4. 以下のような画面が表示されるので、登録しているAzureのアカウントでサインイン


5. IoT Hubを西日本リージョンで作成するため、以下のコマンドを実行し、IoT Hubの展開可能リージョン名を確認
$ ((Get-AzureRmResourceProvider -ProviderNamespace Microsoft.Devices).ResourceTypes | Where-Object ResourceTypeName -eq IoTHubs).Locations


⇒西日本リージョン名はJapan West

6. IoT Hubの所属リソースグループを生成するため、以下のコマンドを実行
⇒ここでは「MyIoTRG1」という名前のリソースグループを生成。
$ New-AzureRmResourceGroup -Name MyIoTRG1 -Location "Japan West"

なお、IoT Hubを既存のリソースグループに所属させる場合、この作業は不要。

7. 以下のようなJson形式のテンプレートファイルを作成する。
⇒ここでは、template.jsonというファイル名で保存。
 また、「PowerShell を使用した IoT Hub の作成」に記載の内容から、リージョンをJapan Westに、SKUはF1(無料)へ変えている。


{
"$schema": "https://schema.management.azure.com/schemas/2015-01-01/deploymentTemplate.json#",
"contentVersion": "1.0.0.0",
"parameters": {
"hubName": {
"type": "string"

}

},

"resources": [
{
"apiVersion": "2016-02-03",
"type": "Microsoft.Devices/IotHubs",
"name": "[parameters('hubName')]",
"location": "Japan West",
"sku": {
"name": "F1",
"tier": "Standard",
"capacity": 1

},
"properties": {
"location": "Japan West"

}

}

],


"outputs": {
"hubKeys": {
"value": "[listKeys(resourceId('Microsoft.Devices/IotHubs', parameters('hubName')), '2016-02-03')]",
"type": "object"

}

}

}



8. 以下のコマンドにより、テンプレートに従ってIoT Hubを生成する。
⇒なお、IoT Hub名称は「IoTHubProvTest」としている。
$ New-AzureRmResourceGroupDeployment -ResourceGroupName MyIoTRG1 -TemplateFile C:\work\template.json -hubName IoTHubProvTest


Azureポータルサイトで、指定した名前・リソースグループのIoT Hubが生成されていることを確認してください。

Microsoftが考えるIoT

2016-04-11 23:41:29 | IoT,M2M
IoT Newsにインタビュー記事が載っていますね。
IoTの伸びしろは7兆円、マイクロソフトが考えるIoTとは  -日本マイクロソフト 大谷氏インタビュー

ICT市場が横ばいだけど、IoTが市場を牽引・広げていくといっても、
どういった業種・分野のどこが伸びるのか。
2年ほど前はスマートグリッドが・・・というような話が多かった気がするけど、
最近はハードインフラよりもソフトプラットフォームに注目が移っている感じ。

もちろん、IoTシステムの導入(=モノをインターネットにつなぐ)にはハードや回線といったインフラは必要だけど、
もうすでにそこは一部(M2Mと呼ばれていた時代からあるものは特に)コモディティ化していて、
面白みやうま味が無い世界のような気が。

IoTもBIやAIにつながって、そしてそこで価値を生んでいくはず。
現在のそこでの先進的な取り組みも、次第にコモディティ化いていくんだろうけど。


この記事連載なんだけど、次回も気になるっ!

Azure IoT Hubのアップデート

2016-04-10 22:49:58 | Azure
情報追い切れていなかったのですが、
Azure IoT Hubについて、2016年2月にGA(General Available)されていますが、
いくつかアップデートがあったようです。

これまで3つのリージョンでしか使用できませんでしたが、
東西日本リージョンを含む8リージョンで使用できるようになりました。
IoT Hubの価格に関するドキュメントでは、10リージョンで使用できるように見えますが、
 ポータルではオーストラリア内の2リージョンを選択できませんでした・・・。




また、GAに関するドキュメントによると、サポートプロトコルについても増えていました。
 ・HTTPS
 ・AMQP
 ・AMQP over WebSockets
 ・MQTT

 

そうそう、一般提供開始に伴って、4/1から値上げしているので、
トライアル的にIoT Hubを使用する場合は注意しないとですね。