前回イランのスレイマニ司令官暗殺事件について、イラン国内の権力闘争ではないかと書いたが、当たっているようだ。
次の大統領選挙辺りで、彼が立候補すれば当選確実ではなかっただろか。
少なくとも現在の既得権益を持っていいる人たちには、驚異的存在だったのでは。
十八史略や三国志をを読んでも、本人に野心がなくとも、周囲がほっておかない。
周辺がお膳立てして、本人の意思とは関係なく進む場合もある。
イラン上層部とアメリカの間で取引があり、今回の事件を引き起こしたのでは。
トランプ氏には大統領選挙睨みアピールと、これ以上中東問題に引きずり込まれないようにと。
イラン側は目の上のたんこぶ除去。
石油採掘の技術革新が進み、実質世界ナンバー1の産出国になったアメリカにとって、中東はお荷物でしかない。
イスラエルとサウジアラビア(商売相手)があれば、どうでも良いのでは?
読み違いは、イラン軍の中に司令官の心棒者がいて、意図的に旅客機を撃ち落とした事。
さあこれから、第二幕はどうなるか?
しかし、トランプ氏は面白い。
今までにない大統領だと思う。
この人にモラルとかポリシーなんてない。
ようは金である。
この人にとって北の金さんも、自分を引き立て役か、困ったときの話題作りのピエロぐらいにしか思っていないだろう。
特に日本なんか金袋ぐらいにしか思われていないんだろうな。