山口大学山岳会

山口大学体育会山岳部のOB、現役部員、及びOBの山岳関係者の情報交換、近況報告を目的にしたブログ

暑気払いと、訓練登山・鹿島槍ケ岳へのお誘い

2010年07月22日 13時27分36秒 | Weblog
 梅雨明けを待ってましたとばかり、気持ちばかりは若者の3人組が山に出かけました。
予報でも軽く30度は越えること、湿度も高く熱中症に気をつけつるようにと言っていました。こんな日に年寄りが大丈夫ですかと散々家で嫌味をいわれました。
 いつものように吉野さんのマンション前を出発する。いつもは登山口までは簡単にワンピッチで行けるのに体中汗が吹き出し、なかなか到着しない。二日前までは豪雨があり道も荒れている。水分を十分吸い込んだ山が日に照らされ蒸し風呂状態である。
 登山口で小休止する。ここから頂上までは急な登りを2時間以上はかかりそうである。
 この山登りは、秋の鹿島槍登山のための訓練も兼ねている。張り切って登り始めるがいつもと違い3人とも体が重く思うように進まない。30分ごとに休みをとり、水分補給をするがしんどさは増すばかりである。昔のバテを思い出す。予定時間をだいぶオバーしてふらふらしながら頂上に到着する。3時間30分以上はかかっている。
 800mはあるので風は涼しい。生き返ったような気持ちである。早速ビ-ルで乾杯する。不思議と元気になり食事も進む。しんどかったが3人の共通の思いである。4月、雪の伯耆大山のほうが同じ3時間でも楽だったなあが話になる。蒸し暑さがいけないと結論がでる。下山も降りるに従って元気がなくなり、少なくなった水を分け合い3時間近くかかってバス停まで降りる。さっそく自動販売機の飲み物でのどを潤す。日ごろは歩くところをバスを待って行きつけの居酒屋に向かう。到着して、ジョッキ2杯一気にのみようやく落ち着く そこでの反省会で、
 こんな3人ですが、54年3月の遭難の追悼をかねた登山に一緒に行きませんかと会員に呼びかけようということになりました。時期は9月中,下旬の天気の良い日とする。素泊まりの山小屋利用、扇沢―冷池ー鹿島槍ケ岳どうかご検討を
  吉野、竹本、淺田