山口大学山岳会

山口大学体育会山岳部のOB、現役部員、及びOBの山岳関係者の情報交換、近況報告を目的にしたブログ

三頭山(みとうざん)

2009年04月08日 23時02分36秒 | Weblog
4月5日に奥多摩の三頭山(1531m)に行ってきました。頂上への尾根周辺にブナの原生林があり、その観察会でした。
ブナの成木は尾根に集中し幼木は谷に集まり、絶滅が危惧される。原因は?
仮説と検証は温暖化説でした。冬に雪が少ないので乾燥し種子が発芽し難い。
また、雪が少ない為にネズミの活動が盛んになり種子が食べられる。
という事でした。
日本各地にブナ林がありますが、皆さんのところはいかがですか。
また、ここにも鹿が侵入し、今後は鹿の食害も心配されます。
丹沢山塊は鹿とヒルで困った状態です。

広島(竹本、吉野、浅田)の大山登山報告

2009年04月08日 09時58分43秒 | Weblog
 3月11日竹本さんより3月の大山に登ろうとさそいがある。吉野、浅田すぐにさそいに乗る。川本、千々和両氏の報告に刺激を受けたのも事実である。スケジュールの調整の結果、4月4,5日に決定する。
 4月4日、曇り空の中を7時に車で出発する。高速料金が千円となり有難い。大山に近ずくも雨模様で、今日登るのは駄目だろうと話す。10時30分に大山寺の宿坊山楽荘に入る。
 明日は天候が回復しそうなので早々とあきらめ、昼食とする。熱燗をたのみ部屋で、北朝鮮の発射誤報をサカナに盛り上がり、飲みつずける。外は音を立て雨が降っている。夜、また精進料理をサカナに飲み続ける。こんなにみんな酒が強かったのかと驚く。
 4月5日 6時起床、二日酔いは一人もいない。8時に夏山登山口を出発する。三人の日頃の行いが良いのか天候は回復している。
 雪は30分歩いたあたりからびっしりある。樹林の尾根を登ると、だんだん視界も開け太陽も顔を出してくる。三鈷峰、ユートピア小屋も見えてくる。昔の新人合宿の頃の話で花が咲く。6合目の避難小屋につく頃には、雲のない素晴らしい眺めとなる。大屏風岩が一段と目に飛び込む。ここからアイゼンをつけることにする。なくても行けそうだが、より安全の為と、久しぶりなのではいてみたいのもある。順調に高度を稼ぎ11時には頂上に着く。風もなく爽快である。アルコールも抜けビールで乾杯と行きたいがそこまで気が回っていなかった。情報社会なのかここまでも北朝鮮の発射のニユースが伝わる。
 12時過ぎに下山開始、6合目からは行者谷をおりることにする。スキーで降りている人もおり、我々も最後は尻セードで降りる。快適なり。昔テントを張ってた堰堤も懐かしい。大神山神社にお参りし、2時半ごろ宿坊に到着する。お風呂に入れていただいてさっぱりする。楽しく満足した山行でした。