中国山地を歩く会・安芸冠山登山

　中国支部吉野、竹本、宮内、淺田の中国山地を歩く会は今年で３回目を迎えました。台風が心配されましたがこの日しか無いという事で１０月３１日～１日に決行しました。
　台風もそれ、曇り時々雨の予報でした。後はクマさんの心配だけでした。中国山地はマムシと熊の巣です。今年は特に全国版でも、広島版でも熊の出没と被害がニュースになっている。そこで、それぞれ鈴、ラジオ、笛を持って９時に戸河内ＩＣに集合する。
　ここから一台の車で吉和を目指す。吉和ＩＣを降り、潮原の登山口まで車で行く。ここから山の中に入る。竹本さんが「獣の匂いがする」と言い、みんな緊張する。たえず鈴と笛を鳴らしながら谷筋を上ってゆく。例年だと紅葉が美しい時期であるが今年は全くだめである。２時間で尾根に出る。そこから勾配が急になり３０分で頂上（１３３３ｍ）に着く。頂上は見晴らしが利かないので少し移動した所で
昼食をとる。はじめは周りの景色も見えていたが雲がかかりだす。ビールで乾杯し、それぞれが用意した弁当をたべる。天候とクマのこともあるのか登山客は我々以外は５人と少ない。
　時々雨がパラパラと落ちるので１時前には下山開始３時前には登山口まで降りる。やれやれクマに遭遇しないで良かった。今年は山にエサがないので、山の上より里のほうが危ないのではと云うのが我々の結論であった。宿に入り、目的の宴会で盛り上がった不良老人４人組みでした。