唐松岳～白馬岳縦走報告（追悼登山） Ⅰ

　今年も老骨をむち打って、八方尾根にて大場さんの追悼と白馬岳まで縦走の為出かけました。
　９月２０日（木）
　朝６時戸河内ＩＣを出発する。３人で運転を交代しながら４時過ぎには豊科ＩＣを降りる。
　明日から天狗山荘まで一緒に山行する福井さん（カラパタールトレッキングでご一緒した人）の家をめざしてナビを頼りに進む。安曇野市の穂高牧にある家に見事到着する。昨年も寄っているのでおおよそ覚えていた。予報では台風が去って、天候が回復するとのことであったがどうもすっきりしない天候に変わったようだ。打ち合わせを済ませ、白馬村目指して車を走らせる。午後６時民宿に到着する。
　９月２１日（金）曇りのち雨
　宿のご主人にゴンドラの駅まで送ってもらう。福井さん約束の８時３０分には来られる。小雨が降ったり止んだりしている。ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘に到着する。途中雨が降り出したので雨具を着ける。
　９時３５分歩き出す。１０時１５分第２ケルンを過ぎる。小雨の中をどんどん登る。第３ケルンや八方池を過ぎると大場さんの遭難した場所ももうすぐである。下の樺の樹林帯手前の２１００ｍ地点に到着する。おおよそこの辺りだろうと線香を焚き,お酒と鬼武さんの短歌をお供えし合掌する。
　　　　　残雪の尾根に
　　　　　　鎮魂のケルン積む
　　　　　供えし「しんせい」は
　　　　　　岳友の絆
　「おまえ達、雨男だなー、しゃんと歩いて白馬岳まで行けよ。」と聞こえてくる様な気がする。
　去りがたい気持ちをおさえ歩き出す。
　１３時５０分唐松岳山荘に到着する。後は酒を飲むだけである。どうしても大場さんとの思い出話しになる。昭和３６年３月の白馬～鹿島～針ノ木岳縦走のリダーであったので、その時の話しが酒の肴であった。
　唐松岳～白馬岳の報告はⅡで別途おこないます。
　淺田記　

唐松岳～白馬岳へのおさそい

広島ロートル３人、昨年の燕岳～蝶ケ岳に続いて、今年は唐松岳～白馬岳を予定しています。
　９月１７日　広島～白馬村（マイカーにて）
　　　１８日　八方尾根～唐松山荘　大場さんの追悼
　　　１９日　唐松岳～不帰嶮～天狗山荘
　　　２０日　天狗山荘～白馬岳　村営か白馬山荘
　　　２１日　白馬岳～小蓮華山～栂池～白馬村
　　　２２日　白馬村～広島
　年なので一日のコースを短くしています。天候によっては日にちがずれるかもしれません。
　参加を歓迎します。竹本、吉野、淺田誰かにご連絡下さい。
　尚、山小屋は自炊とします。
　　文責　淺田