おとこぎ「男気」もしくは「人の道」って何ですか?
― 堅実な生活をして来て、人生後半に見せ場を作ろうと陥る“己自身の罠” ―
2023/9/10記
私は中国人との再婚のゆえ、結婚して20年も経つのに、未だに何らかをきっかけにして幾度も、何故に彼女の義理息子をこれ迄に「養子」として戸籍に入れなかったと、”アーデモ、コーデモ無い“と二人とも熱くなる。
もちろん周りの他人様には少しは私の言い分も理解されるかもしれないが、彼女の前にはバリヤーがあり寸分も私の話は説得力をもたないのだが。
(一番いけないのは、自分の家族や親族、もしくは自分の属する集団で、いわゆる「男気:カッコ良い人間」のある人物像を自ら演じてしまう事・・・)
人は年を重ねると、自ら“断捨離”して生活空間を片づけたり。
また誰しも死ぬ前に子供や家族の将来や経済の不安を払しょくし、また助けたい親心を普通に持つ。 例え、自分なりに頑張っても家族や親族に尽くしても、それを受け取る側の評価もまちまちの事もあるだろう。 最後は差し出し手である本人が、「あれは失敗した」という顛末がなく、生涯満足していれば、それでいい事なのだが。
(家内の中国系友人からのSNS、何か意味不明の一筆献上の写メも添付?・・・)
家内のグループ・アプリ(WeChat)には日本国内・上海から、友人のうるさい位の投稿がある。 そら国内旅行中だ、今友達と美味しいごちそうを食べている、新しく買ったマンションの内覧動画、かと言えば離婚した友人から美しい風景の中、女優ごとく振る舞う動画(前より幸せアピール?)。
その中に、数カ月前、家内の友人の娘で数年前に高給取りの日本人と結婚し、孫になる子の二歳の誕生祝の写真が数枚、グループ投稿されている。 結婚した旦那様も安定した上場企業努めだが、実家も立派で並べられている料理も普通の家ではやらないだろうレベルで、“どうだ凄いだろう感”が伝わって来る。。
そしてその投稿写真の一枚、半紙に筆書き何故か意味深? 読めば息子のお嫁さん(中国出生で、既に居住権はあるが、帰化しているか不明)を、義理のお父さんが○○日に養女とし名実とも彼女は日本人となったという宣誓書もどき。
(義理のお父さんの意図した「養子縁組(入籍)」の目的は何だったの?・・・)
確か、成年養子には帰化や在留資格に関する特段の優遇措置は与えられない【参考:成年養子に関する注意点として記されている】。
残るは、養子になれば当然に相続権が発生する。 法定相続であれば実の息子とおなじ割合となる、どうしてこんな面倒な、しかも大事な事を、まだまだ先のある(若い)お父様は決断したのだろう。
察するに、息子たちは国際結婚なので当初は心配もあったが、孫も生まれ日増しに可愛くなっていくのは分かる、そこで将来を見据えて少しでも中国籍の印象を弱めたかったのか? ご本人のみ分かる事なのだが。
(50代~60代前半は若く経験不足で、ここまでの蓄財を散財したり、他人の目にはカッコ良い「男気」のある振舞に陥りやすい。)
人間いくつになっても、5年あるいは10年で考え方がガラッと変わることも有る。
自分の場合50代前半、体調が悪くこれは還暦に届かなく行くかなと思った時期があった。 当時中国語を勉強していたので、それなら仮にでも自分が行くとき多少のお金と、日本に興味があるなら国際結婚でその人に託したいと思っていたのは確か。
しかし今なら、独身で姉弟の近くに住み、月数回食事したら、万一お互いの調子が悪かったら訪ねるも良かったな!など妄想を・・・。
人間、年をとっても、考え方・状況は変化して行く。
それ故、良い意味で誰にも拘束されない「自己財産の管理の自由」「意思決定の自由」は大事。 ましてや自ら積み上げた蓄財や特益を主導的に付与するには熟考を要します。
自分がサービス業時代、先の短そうなお客様数人は良く言葉にしている「人間、死ぬまで自分の糧を放しちゃダメ」(つまり子供や孫からの多額な懇願)。 ただただ、多分多くの高齢者は根負けしているに違いありません。
(今回はここまでです)
― 堅実な生活をして来て、人生後半に見せ場を作ろうと陥る“己自身の罠” ―
2023/9/10記
私は中国人との再婚のゆえ、結婚して20年も経つのに、未だに何らかをきっかけにして幾度も、何故に彼女の義理息子をこれ迄に「養子」として戸籍に入れなかったと、”アーデモ、コーデモ無い“と二人とも熱くなる。
もちろん周りの他人様には少しは私の言い分も理解されるかもしれないが、彼女の前にはバリヤーがあり寸分も私の話は説得力をもたないのだが。
(一番いけないのは、自分の家族や親族、もしくは自分の属する集団で、いわゆる「男気:カッコ良い人間」のある人物像を自ら演じてしまう事・・・)
人は年を重ねると、自ら“断捨離”して生活空間を片づけたり。
また誰しも死ぬ前に子供や家族の将来や経済の不安を払しょくし、また助けたい親心を普通に持つ。 例え、自分なりに頑張っても家族や親族に尽くしても、それを受け取る側の評価もまちまちの事もあるだろう。 最後は差し出し手である本人が、「あれは失敗した」という顛末がなく、生涯満足していれば、それでいい事なのだが。
(家内の中国系友人からのSNS、何か意味不明の一筆献上の写メも添付?・・・)
家内のグループ・アプリ(WeChat)には日本国内・上海から、友人のうるさい位の投稿がある。 そら国内旅行中だ、今友達と美味しいごちそうを食べている、新しく買ったマンションの内覧動画、かと言えば離婚した友人から美しい風景の中、女優ごとく振る舞う動画(前より幸せアピール?)。
その中に、数カ月前、家内の友人の娘で数年前に高給取りの日本人と結婚し、孫になる子の二歳の誕生祝の写真が数枚、グループ投稿されている。 結婚した旦那様も安定した上場企業努めだが、実家も立派で並べられている料理も普通の家ではやらないだろうレベルで、“どうだ凄いだろう感”が伝わって来る。。
そしてその投稿写真の一枚、半紙に筆書き何故か意味深? 読めば息子のお嫁さん(中国出生で、既に居住権はあるが、帰化しているか不明)を、義理のお父さんが○○日に養女とし名実とも彼女は日本人となったという宣誓書もどき。
(義理のお父さんの意図した「養子縁組(入籍)」の目的は何だったの?・・・)
確か、成年養子には帰化や在留資格に関する特段の優遇措置は与えられない【参考:成年養子に関する注意点として記されている】。
残るは、養子になれば当然に相続権が発生する。 法定相続であれば実の息子とおなじ割合となる、どうしてこんな面倒な、しかも大事な事を、まだまだ先のある(若い)お父様は決断したのだろう。
察するに、息子たちは国際結婚なので当初は心配もあったが、孫も生まれ日増しに可愛くなっていくのは分かる、そこで将来を見据えて少しでも中国籍の印象を弱めたかったのか? ご本人のみ分かる事なのだが。
(50代~60代前半は若く経験不足で、ここまでの蓄財を散財したり、他人の目にはカッコ良い「男気」のある振舞に陥りやすい。)
人間いくつになっても、5年あるいは10年で考え方がガラッと変わることも有る。
自分の場合50代前半、体調が悪くこれは還暦に届かなく行くかなと思った時期があった。 当時中国語を勉強していたので、それなら仮にでも自分が行くとき多少のお金と、日本に興味があるなら国際結婚でその人に託したいと思っていたのは確か。
しかし今なら、独身で姉弟の近くに住み、月数回食事したら、万一お互いの調子が悪かったら訪ねるも良かったな!など妄想を・・・。
人間、年をとっても、考え方・状況は変化して行く。
それ故、良い意味で誰にも拘束されない「自己財産の管理の自由」「意思決定の自由」は大事。 ましてや自ら積み上げた蓄財や特益を主導的に付与するには熟考を要します。
自分がサービス業時代、先の短そうなお客様数人は良く言葉にしている「人間、死ぬまで自分の糧を放しちゃダメ」(つまり子供や孫からの多額な懇願)。 ただただ、多分多くの高齢者は根負けしているに違いありません。
(今回はここまでです)