中年オヤジNY留学!

NYでの就職、永住権取得いずれも不成功、しかし、しかし意味ある自分探しに。

前略、小島瑠璃子様、中国留学の強い気持ち分かります、でも大丈夫かな?・・・

2022-08-21 10:48:22 | 海外留学
前略、小島瑠璃子様、中国留学の強い気持ち分かります、でも大丈夫かな?・・・
2022年8月21日 投稿  同8月23日一部編集

 NET上で、彼女が中国留学を来年にも予定し、仕事のウエイトも多くを中国に移すとか。 これを”頑張って!“と声援を送ってよいものやら、個人的には複雑です。
自分は小島瑠璃子様と時代も年齢もまた動機など中国行きの諸条件は異なりますが、一時は中国に取付かれた一人です
 ニューヨーク留学の後半に、チャイナタウンの中華学校(小学校)で中国語を勉強し始めたのがきっかけです。 その後、中国社会の迷路に日本に帰国した92年頃から入り込み、特に約十年は夢中に。 そして結果、私は上海の人と結婚していますので、そのまま放たれたロケットにあたかも半ば軟禁状態で今も宇宙の迷路を飛行中です。

(小島瑠璃子様は中国語”ペラペラ“とNET上に書かれていますから問題は無いと思いますが、やはり心配です・・・)
 本来なら、これから若い人が心に温めた夢を実現するために進路を執るなんて、応援するのが普通ですが・・・

でも私が危惧することは・・・
1:(本気になって留学する、2023年のいま時期が遅すぎませんか?
私が初めて中国を訪ねたのが1992年、私が40代前半。 まさに中国の発展はこれからといった時、中国の街で見かける全ての光景に日本とのギャップが有り、社会学的にも興味がそそる光景を多く目にしました。 また物価は表面上安く費用面では助かりましたが、現在の中国の人件費、物価とも高騰して留学環境や経済負担は大きく変わっています。


小島瑠璃子様もご承知と思いますが、心配です・・・
2:(知っていると思いますが、日本人と似た顔つきをしているが彼らの家族観、人生観は丸きり違う事・・・注意しないと、日本人は時には彼らの道具で終わる場合も・・・)
 彼らの自身の家族を守る団結力、そして経済的な上昇志向が強く、日本人と中国友人と言えども「彼らにとって対等で語り合って楽しい」だけでは意味が無いのです。

しかも一番の中国人から日本人に対しての関心事は、「役に立つ日本人かどうか?」、「できる事なら、自分を現状からすくい上げて、人生の道を開いてくれる恩人かどうか?」と思われます。 そして女性でも日本人と違う所は、不特定多数の人間と面識を広めることは、罪悪感やリスクと思わぬ点です。 恐ろしいというか、彼らはものすごいエネルギーの持ち主です、日本人の比ではありません。
 当然、小島瑠璃子様ほどの方なら,たくさんの取り巻き(芸能ファンでなく)、【我田引水:がでんいんすい】中国人の彼らにとって都合の良いパートナー探しの集中砲火を浴びやしないか?
彼らにとって渡に舟と思えば、あたかも芥川龍之介の”蜘蛛の糸”ならぬ地獄(平凡な生活からの脱出)で千載一遇の好機とばかり、「自分の将来を変えたい、一発狙いの人々、団体などのフォーチュン・ハンターが、その細い蜘蛛の糸に飛びついてきます。
 結果中国に勉強しに行くのではなく、自分の大事な時間や費用、純粋に思い立った初心や情熱が霧散してしまうです。


↑ 上海の眼下
3:(中国は、日本に居るよりはるかに体力が必要、水道水を初め食文化が全く異なる・・・)
・中国の街中は殆ど、片側5車線つまり横断歩道では10車線越え、正面の信号は「青」なのに左折車は平気で突っ込んでくる、”何時渡れるのやら?“。 
  ・一番は「水」、朝起きて顔を洗う、そしてウガイ、その瞬間何とも言えない臭み、そして思う「俺は中国に来ているんだ!」。バスタプに湯を張れば、薄い麦茶色?
・また私は中国へ行くと脳裏を走るのは下痢してしまうことだ、日本人が日頃に街中華を食べているのは「和食」。 ところが中国の店は動物性の油を多用しているから、日本人の腸はやられます。 この際は日本の正露丸は全く効きませんのでご注意を。
また魚介の生の刺身は、中国では店の衛生管理は雑ですから避けた方が無難です。
  ・ そして中国はルールの無い国です、勝負は例の大声をだして力づくで決着、買物も電車の場所取りetc、正直言って日本人には、ストレス、中国人は言う”この言い争い”喧嘩じゃないから。 “いいえ、これは正に喧嘩と同じです。です。

( まとめ )
 さて中国もニューヨークも知っている自分ですが、中国へは懐かしさは感じません。
40代でしたが、90年代の中国発展黎明期に自分の余りあまった”エネルギー“と引き換えに何かビジネスで頑張りたいと足蹴に中国へ通いましたが、ある物流会社で簡易面接を受けましたが、条件は日本円にして1万5千円では国民年金の掛け金ほどだったのを思い出します。
ただお金がどうのこうのと言うより、また豊かになった中国は以前より魅力的と見直すより、中国(中国人も)のVOLAITALITY―不安定差は本質的に変わっていません。

つまり世界情勢を理解している中国の中流や資産家さえ将来のリスクに備え、彼らの子女を国外留学等で送り出しているはずです。
 仮に小島瑠璃子さんが本来、留学生として外国へ行った場合、現地で外国人学生として暖かく迎え、生活や語学学習の一部サポートしてもらえるのが理想です。
ただ心配するに、逆に現地で取り巻きの中国人の情報の出し手にさせられてしまうことです。

私が中国に夢中になっている当時、名古屋から知らぬ日本人の方から電話・・・
「〇〇さん(中国の私の友人)から聞いたけど、中国で仕事したいんだって? 失礼だけとやめておいた方が良いですよ。 私の知っている日本人たち中国で事業をやって、赤字の時は日本からのお金の持ち出し、今度利益が上がりだしたら”なんだかんだで、乗っ取られちゃうのが落ちだから。」
私この面識のない人からの電話、忘れられません・・・

 心配は小島さんにとって、中国は将来どのような存在になるのでしょうか?

(また別の投稿で・・・)