芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんの新書・・・図書館の司書さんに勧められました
又吉さんが少年時代から読み続けている本のことについてかかれていました
なぜ読むのか、文学がなぜおもしろいのかなど興味深い話がたくさん・・・
芥川賞作品の火花の誕生秘話もあったので楽しく読めました
私の想像以上に又吉さんは少年時代から近代文学を読んでおられて火花が誕生したのも納得です
たくさんの本をよむことで 彼が現実と理想のギャップみたいなものに苦しんでいる中
自分と共感できることが書かれていることで救われたりしたのでしょう
でも彼は本は共感だけではなく、新しい感覚の発見だと言ってます
私も同じです・・・共感するだけではなく、発見することの方が多いです
私が本を読む理由は、年齢を重ねて新しい挑戦をしなくなったり物の見方が自分の固定概念で狭くなったり
だんだんとそんな風になっていく中で
本は自分の世界を少しだけ広げてくれるものだと思っています
そういうところは又吉さんの考えと似ているのかもしれません
だからっていうわけではないですが元々本が好きだしこれからも読んでいこうと思っています
この本には又吉さんがよんできたいろいろな本について書かれていたので、まだ読んでいない本を読んでみようと思います