わたしは、「黄金のうんこ様」を持っている。
つまり、「金のうんこ」略して「きんうん」である。
これを持っていれば「きんうん」があり、お金に不自由しないのである。
これさえあれば、お金がガッポガッポ入ってきて、毎晩札束のお布団で寝るような生活が待っているのである。
まもなくお金がころがり込んでくるはずだ。
そしたら、わたしは・・・・
1 まず、かっぱ寿司を思いっきり腹いっぱい食べる。
2 それから、村さ来でベロンベロンになるまで酔っぱらう。
3 そして極めつけは、100円ショップでいとめをつけず衝動買いをする。
どうだ、すごいだろう。
ニコ「だけどその”うんこ様”って、柴又の帝釈天のおみやげ屋で買ってきたものだよね。それももう5年以上まえのことで、すでに賞味期限というか御利益期限というかとっくに切れていると考えたほうがいいんじゃないかなふつう。」
私「やはりそうか、いまかいまかと御利益を期待していたが、もうそのような年月が過ぎていたのか、そうかもうあきらめよう、そうしよう、あきらめよう、せめて今年いっぱいであきらめよう。」
ニコ「ふんぎりが悪いよ。だからあんたはいつもトイレが長いんだよ。」