ブログ上であまり仕事の話をするのは、よくないのかもしれないが、今日は仕事の話をする。
南米で最も歴史のあるサッカーのクラブチームの大会にリベルタドーレス杯というものがある。これは、ブラジルからブラジルの全国選手権第4位までの4チーム、さらに、南米各国のそれぞれのリーグの上位何チームかが出場して、南米クラブ世界一を決める大会である。
僕が住んでいるポルトアレグレ市には、日本のJ1に値する一部リーグに所属しているチームが2チームある。インテルナショナルとグレミオである。(去年はグレミオは2部に落ちていたが、1年で一部に復帰した)。そのうち、去年の全国選手権で2位だったインテルナショナルが思わぬ事か今年のリベルタドーレス杯で優勝してしまった。
実は優勝チームは南米代表として12月に日本で行われるクラブW杯に参加する。ちょっと前までトヨタカップと称して、ヨーロッパのクラブ代表チームと1回対戦して世界チャンピオンを争う大会だったが、去年あたりからアジア・アメリカ・アフリカの大陸チャンピオンのチームも参加するトーナメントへと様変わりしてしまった。
そして、インテルが日本に行くに当たって、翻訳の仕事が急増した。領事館は毎日のように日本へのビザの発給手続きのためにブラジル人が急増。僕はクラブのオフィシャルサイト、クラブのオフィシャルブックの翻訳を一手に任されちゃっているほか、インテルの選手達の日本での食事メニューの翻訳まで行っている。
今日はインテルに関するテレビCMの日本人のお父さん役の声の吹き替えに言ってきた。リオグランデドスル州全域で放送されると思う。声だけだけど。お父さん役の人は日系2世の人。撮影時には日本語の発音指導に言ったけど、CM会社が結局吹き替えに日本人を使うように決めたみたい。ホンダのCMで同じく声だけ出演したが、その時は同僚の先生にあれは僕じゃないかって聞かれて、その影響力の大きさを知った。今回はさらにその影響力は大きそうな予感である。
また、南部最大の売り上げの地方新聞紙にインテルに関する僕の日本語訳が載るそうだ。日本語で載せても、誰も分からないのに載せると言うことは、僕の予想としては、大会が始まってから、1文ずつ見出しのように小出しにするんじゃないかと思う。目的は目新しさを狙うこと。別に内容を理解してもらうわけではない。RS州には約2000人の日本人及び日系人がいるから誤訳できないとプレッシャーをかけられた。かなり不安。文脈がない文の翻訳だったから。
翻訳は楽しい。自分の知識の範囲を広げられるし、日本語もポルトガル語も両方の能力のレベルアップができるから。また、自分のポルトガル語能力の不十分さを思い知らされるとともに、日本語の語彙力の貧しさを痛感する。でも、適切な訳を見つけられた時の感動は本当に大きい。しっくりくる日本語を見つけるのはなかなか難しいからだ。どうしても翻訳くささが残ってしまう時がある。
時間がある時はいいのだが、大体の場合翻訳するために与えられる時間は限られている。その場合本当に辛い。プレッシャーがかかる。精神的な負担は相当で、果ては体力まで吸い取られてしまう。だから、大抵の人は嫌がる。報酬が仕事の大変さに見合わないのである。
今日も新たな翻訳の仕事をもらった。だが、もう終盤。多分もう来ない。精神的にちょっと参っている。2学期も終盤を迎え、ただでさえ疲れている。大学のターミノロジーのテーマにも取りかからなければ成らず、翻訳ばかりやっている訳にはいかない。取り敢えず早く夏休みを迎え、バカンス気分を味わいたい。今年の夏は家族で海に行く。ブラジル人の可愛い女の子でも海岸で見ていれば何となく心も晴れて、リラックスできるんじゃないかと思っている。ああ、早く休みが欲しい。
南米で最も歴史のあるサッカーのクラブチームの大会にリベルタドーレス杯というものがある。これは、ブラジルからブラジルの全国選手権第4位までの4チーム、さらに、南米各国のそれぞれのリーグの上位何チームかが出場して、南米クラブ世界一を決める大会である。
僕が住んでいるポルトアレグレ市には、日本のJ1に値する一部リーグに所属しているチームが2チームある。インテルナショナルとグレミオである。(去年はグレミオは2部に落ちていたが、1年で一部に復帰した)。そのうち、去年の全国選手権で2位だったインテルナショナルが思わぬ事か今年のリベルタドーレス杯で優勝してしまった。
実は優勝チームは南米代表として12月に日本で行われるクラブW杯に参加する。ちょっと前までトヨタカップと称して、ヨーロッパのクラブ代表チームと1回対戦して世界チャンピオンを争う大会だったが、去年あたりからアジア・アメリカ・アフリカの大陸チャンピオンのチームも参加するトーナメントへと様変わりしてしまった。
そして、インテルが日本に行くに当たって、翻訳の仕事が急増した。領事館は毎日のように日本へのビザの発給手続きのためにブラジル人が急増。僕はクラブのオフィシャルサイト、クラブのオフィシャルブックの翻訳を一手に任されちゃっているほか、インテルの選手達の日本での食事メニューの翻訳まで行っている。
今日はインテルに関するテレビCMの日本人のお父さん役の声の吹き替えに言ってきた。リオグランデドスル州全域で放送されると思う。声だけだけど。お父さん役の人は日系2世の人。撮影時には日本語の発音指導に言ったけど、CM会社が結局吹き替えに日本人を使うように決めたみたい。ホンダのCMで同じく声だけ出演したが、その時は同僚の先生にあれは僕じゃないかって聞かれて、その影響力の大きさを知った。今回はさらにその影響力は大きそうな予感である。
また、南部最大の売り上げの地方新聞紙にインテルに関する僕の日本語訳が載るそうだ。日本語で載せても、誰も分からないのに載せると言うことは、僕の予想としては、大会が始まってから、1文ずつ見出しのように小出しにするんじゃないかと思う。目的は目新しさを狙うこと。別に内容を理解してもらうわけではない。RS州には約2000人の日本人及び日系人がいるから誤訳できないとプレッシャーをかけられた。かなり不安。文脈がない文の翻訳だったから。
翻訳は楽しい。自分の知識の範囲を広げられるし、日本語もポルトガル語も両方の能力のレベルアップができるから。また、自分のポルトガル語能力の不十分さを思い知らされるとともに、日本語の語彙力の貧しさを痛感する。でも、適切な訳を見つけられた時の感動は本当に大きい。しっくりくる日本語を見つけるのはなかなか難しいからだ。どうしても翻訳くささが残ってしまう時がある。
時間がある時はいいのだが、大体の場合翻訳するために与えられる時間は限られている。その場合本当に辛い。プレッシャーがかかる。精神的な負担は相当で、果ては体力まで吸い取られてしまう。だから、大抵の人は嫌がる。報酬が仕事の大変さに見合わないのである。
今日も新たな翻訳の仕事をもらった。だが、もう終盤。多分もう来ない。精神的にちょっと参っている。2学期も終盤を迎え、ただでさえ疲れている。大学のターミノロジーのテーマにも取りかからなければ成らず、翻訳ばかりやっている訳にはいかない。取り敢えず早く夏休みを迎え、バカンス気分を味わいたい。今年の夏は家族で海に行く。ブラジル人の可愛い女の子でも海岸で見ていれば何となく心も晴れて、リラックスできるんじゃないかと思っている。ああ、早く休みが欲しい。
楽しくブログを読ませていただいておりました。
ポルトアレグレに77~83年まで家族で住んでいましたので、とても懐かしい街です。
83年はグレミオの優勝でクラクションを鳴らしながら車が通っていたのを思い出しますし、同じアパートに住んでいたグレミスタで有名なパウロ・サンタナ氏が翌日に夫の着物を着てテレビに出演したのも楽しい思い出です。
今年はインテルが勝ちそうだ!と最終戦には夫は会社を休んで応援しました。(笑)
チケットも用意してありますので、横浜で応援します。
グレミオ出身のホナウジーニョも応援したいのですが、まずはインテルです。♪
応援グッズが日本で手に入らないし、ネットでの応対もインテルはグレミオより良くないのですが、旗くらいは持って応援します!!
翻訳は大変なお仕事でしょうけれど、頑張って日本をご紹介くださいね。