負けを知って、より強くなる
今年の駅伝は、いつもより気が入って見ました。
学生駅伝の選手達のTVの露出が増え、青学の原監督はレギュラー番組も。
昨年の東京マラソンで優勝した設楽悠太さんや、
元日の実業団駅伝でも、箱根で活躍した選手が多く、楽しめました。
マラソンは個人競技でも、駅伝は団体戦、10人の調子が揃わないと勝てない。
5連覇のかかる青学は、2人が失速したけれど、復路で何か起こるカモと、
私も含め、多くの人がドラマ的な展開を期待したと思う。
復路の優勝は青学、往路は東洋大、そして東海大は初優勝でした。
どのスポーツにもドラマはあるけれど、長距離を一人で走る駅伝は、
タスキを繋ぐという連携プレーで、一人速くても10人が揃って勝てる競技。
東洋大は11年連続ベスト3と言う、これも凄い。
マラソンや駅伝は外の競技で、天候に左右され自然相手のスポーツ。
暑くても寒くても、身体がそれに合わせて調整できるよう、日頃の鍛錬が必要。
原監督も、文武両道とコメントしていましたが、監督の言うままではなく、
個人の思考で左右され、状況判断、自分のペース配分、気力・体力・知力の勝負。
私自身、走り始めて20年、身体能力だけでなく、精神力もアップしました。
設楽選手の東京マラソンでの賞金一億円は、多くのアスリートの励みになると思う。
庶民にとっては、一億円は大金だけれど、十津川村の村長だって3期もやれば、
税金から1億円以上の収入が得れる、後継者を育てずに一人勝ち。
強いチームは一年生も走り、次に繋がるように未来に希望があります。
年功序列で総理になり、一人勝ちしている政権に未来があるのだろうか?
駅伝を見ながら、今年も色々と考えさせられた年始でした。