バーバが泊まっても普通の感じで
生活できて良かったと思っていたら、
お昼に学校から電話がかかってきました。
朝からなんとなく調子が悪かったのですが、
給食のピーマンを見た途端に
プチッと切れたようにパニックを起こしたと言うのです。
「ピーマンバイバイ!食べないの~!」
お友達を叩こうとしたり、
箸を投げ捨てたり、机を叩いたり・・・。
転校して初めての大きなパニックだったようです。
先生もどうしたものかと電話をかけてきたのですが、
私が行った方が早いようなので
学校へ走って行きました。
私が着いたときには児童会室で一人で給食を食べていました。
K村先生は由紀子に外に追い出されたらしく
ドアの所に立っていました。(笑)
私が側に行くと
「泣いちゃったの!」
「ごめんなさい!」
なんとも情けない顔をして私を見て言いました。
でも、給食は完食しているので、
もう大丈夫でしょう。
しばらく由紀子と話をして落ち着いたのを確認してから、
先生に迷惑をかけてしまったお友達へのお詫びをお願いして
私は自宅へと戻りました。
どうしてパニクッたのか・・・・
ピーマンは単にきっかけだったと思うのですが・・・・
他に思い当たるのはバーバのお泊りです。
やはり、自分のテリトリーに
家族以外の人が長時間居るのは
由紀子にとってはかなりのストレスだったようです。
大好きなバーバだったから
いっしょに居る時は一生懸命我慢をしていたのでしょう・・・。
かわいそうな事をしてしまいました。
でも、自分がホテルやよそのお宅に泊まるのは全然平気なのに逆はダメなんですねぇ・・・。
バーバも由紀子が学校でパニックを起こしたと聞いて心配をしていましたが、
理由は知らせないまま旅行に出発させました。
でも、次回からはホテルに泊まってもらうことになりそうです。
今回のパニックはビックリしましたが、
大きなパニックを起こしても自傷は起こりませんでした。
まだ、眠い時には頭を叩く事はありますが、
それは生理的な不安のときで
外因的なストレスでは今のところ自傷は収まっているようです。
それに・・・
パニックの最中にK村先生が
「先生の事好き?」と声をかけたら
泣きながら「大好き!」と答えたらしいのです。(笑)
先生が机をガンガン叩く由紀子の拳骨の下に手を入れて
わざと自分の手を叩かせたら、
ハッと我に返って
「ごめんなさい!痛いの痛いの飛んでゆけ~!」
と言って一所懸命謝ったと言います。
先生との信頼関係もしっかり根付いてきているようです。
表面はつらい事が起きたわけですが、
受け止め方によっては
いろいろわかってよかったかもしれません。
そして、もう一つ。
放課後に一緒に帰宅途中で
近所の公民館の窓から交流学級のお友達がたくさん顔を出して
「ゆきちゃ~~~ん!」と声をかけてくれました。
由紀子もその声に笑顔で手を振っていました。
いっぱい迷惑をかけているのに、
子ども達は由紀子を受け止めてくれています。
本当に嬉しい出来事でした。
=END=
生活できて良かったと思っていたら、
お昼に学校から電話がかかってきました。
朝からなんとなく調子が悪かったのですが、
給食のピーマンを見た途端に
プチッと切れたようにパニックを起こしたと言うのです。
「ピーマンバイバイ!食べないの~!」
お友達を叩こうとしたり、
箸を投げ捨てたり、机を叩いたり・・・。
転校して初めての大きなパニックだったようです。
先生もどうしたものかと電話をかけてきたのですが、
私が行った方が早いようなので
学校へ走って行きました。
私が着いたときには児童会室で一人で給食を食べていました。
K村先生は由紀子に外に追い出されたらしく
ドアの所に立っていました。(笑)
私が側に行くと
「泣いちゃったの!」
「ごめんなさい!」
なんとも情けない顔をして私を見て言いました。
でも、給食は完食しているので、
もう大丈夫でしょう。
しばらく由紀子と話をして落ち着いたのを確認してから、
先生に迷惑をかけてしまったお友達へのお詫びをお願いして
私は自宅へと戻りました。
どうしてパニクッたのか・・・・
ピーマンは単にきっかけだったと思うのですが・・・・
他に思い当たるのはバーバのお泊りです。
やはり、自分のテリトリーに
家族以外の人が長時間居るのは
由紀子にとってはかなりのストレスだったようです。
大好きなバーバだったから
いっしょに居る時は一生懸命我慢をしていたのでしょう・・・。
かわいそうな事をしてしまいました。
でも、自分がホテルやよそのお宅に泊まるのは全然平気なのに逆はダメなんですねぇ・・・。
バーバも由紀子が学校でパニックを起こしたと聞いて心配をしていましたが、
理由は知らせないまま旅行に出発させました。
でも、次回からはホテルに泊まってもらうことになりそうです。
今回のパニックはビックリしましたが、
大きなパニックを起こしても自傷は起こりませんでした。
まだ、眠い時には頭を叩く事はありますが、
それは生理的な不安のときで
外因的なストレスでは今のところ自傷は収まっているようです。
それに・・・
パニックの最中にK村先生が
「先生の事好き?」と声をかけたら
泣きながら「大好き!」と答えたらしいのです。(笑)
先生が机をガンガン叩く由紀子の拳骨の下に手を入れて
わざと自分の手を叩かせたら、
ハッと我に返って
「ごめんなさい!痛いの痛いの飛んでゆけ~!」
と言って一所懸命謝ったと言います。
先生との信頼関係もしっかり根付いてきているようです。
表面はつらい事が起きたわけですが、
受け止め方によっては
いろいろわかってよかったかもしれません。
そして、もう一つ。
放課後に一緒に帰宅途中で
近所の公民館の窓から交流学級のお友達がたくさん顔を出して
「ゆきちゃ~~~ん!」と声をかけてくれました。
由紀子もその声に笑顔で手を振っていました。
いっぱい迷惑をかけているのに、
子ども達は由紀子を受け止めてくれています。
本当に嬉しい出来事でした。
=END=