ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

班日誌

2003年11月08日 | ゆきちゃんの日記
昨日、他にもいいことがありました。 

お迎えの時、S木先生と話をしていると由紀子が
「日記!日記!」というのです。 

先生と何の事だろう?と言っていると、
カバンの中に日記があるような素振りをします。 

中を見てみると「班日記」と書かれたファイルが入っていました。 

そして表紙をめくるとそこに一枚のメモが入っていました。 
 

『ゆきちゃんのお母さんへ 
5-3では班日記をはじめました。 
今日はゆきちゃんの番なので書いてください。 
そのあと月曜日に学校へ持ってきてください。 
お願いします。』 
 

何だか胸がジーンとしました。 

由紀子もちゃんと班の一員として扱ってもらっているんですね・・・。 

そして、由紀子一人では書けないことを知っているので、
私に手伝ってやってくれとメモを書いてくれたんです。 

5年生にもなるとこんな配慮ができるようになるんだー!
と感激してしまいました。 
 

S木先生も全然知らなかったメモでした。 

先生は班の子ども達のこの配慮とそれを
ちゃんと理解している由紀子の姿をとても喜んでいました。 

「自分で言うのもなんですが・・・
僕のクラスはいいなぁ~!」 

もしかしたら私以上に先生のほうが感激していたかもしれません(笑) 


=END=
コメント
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