ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

儀式

2005年08月14日 | ゆきちゃんの日記
昨日からゆきパパとねーねーは五島へお墓参りに行ってます。 

由紀子と私はお留守番です。 
 

昨日から要注意日に突入している由紀子ですが、
夜中に目を覚まして泣く以外は落ち着いています。

夏休みでストレスが少ないせいかもしれませんね! 
 

でも、この時期に毎回行われる儀式だけは
ちゃーんとやってます。 

それは・・・自分の本を全て捨てること。 

捨てるといってもゴミ箱に突っ込んでしまうだけなんですけどね!
o(〃^▽^〃)o 


2週間して安定した時期に戻ると、
自分でまた本棚に戻してます。(笑) 
 

由紀子の蔵書は約200冊 

ほとんどはテレビのキャラクターの本ですが、
古いキャラクターの物も多くて
普通の本屋ではもう手に入らないものがたくさんあります。 

由紀子が自分でネットの中から見つけ、
それを私が購入したものです。 
(ちょっとオタクの本棚って感じです。) 


それは由紀子の宝物のはずなのですが、
イライラし始めるとその本を部屋から
排除したくなるらしいのです。 
 

せっせと本を廊下に運んではゴミ箱へ 
( ̄  ̄ )ノ”⌒*ポイ 

自分の部屋のゴミ箱がいっぱいになると、
家中のゴミ箱を集めてきて 
( ̄  ̄ )ノ”⌒*ポイ 
 

この時期、我が家には
本当のごみを捨てるゴミ箱がなくなって
各部屋にスーパーの袋が設置されます。

新しくゴミ箱を買っても
すぐに廊下へ持ち去られてしまうのです。 

廊下に本棚を置いてみたのですが、
やはりゴミ箱でなければダメなようです。
(^_^?) 
 

どうしてこんな行動をするのかわからないのですが、
もしかしたら目からの刺激に対して過敏になって、
キャラクターを見ることが嫌になるのかもしれません。 

引越しの時に厳選して持ってきた玩具たちは、
初めてのパニックの頃に全て廊下に廃棄され、
いまだに部屋には戻してもらえません。 

私たちには解らない由紀子なりの理由があるのでしょうから、
すきにさせています。 
 

そんな由紀子の姿を見て、
ねーねーは

「アリみたい!」

と言います。(笑) 


今月も働きアリさんは、
せっせと本を運んでおります。 
゛゜・゛゛(ノ ̄∇ ̄)ノ セカセカ・・

=END=
コメント
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