ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

ヘルパーさんとのお留守番

2005年08月30日 | ゆきちゃんの日記
前にも書きましたが、
感覚が過敏になって外出を嫌がるようになった由紀子との生活で
不自由をしている私を支援するために
音楽療法のH崎先生がヘルパーとして
いろいろな形で係わってくださることになりました。 


今日はその初日、お留守番の練習をしました。 
 

ヘルパーステーションからの連絡で
今日はH崎先生のほかに
スタッフの方が2名一緒に来られることになりました。 
 

由紀子にそのことを告げると、
なんとなくうれしそうな顔をしました。 

突然たくさんの人が家に来ることを
嫌がるかもしれないと思っていた私はちょっと意外でした。 

でも、考えてみればこの夏休み中、
由紀子は家族以外の人に会うことは
ほとんどありませんでした。 

もともと人が嫌いなわけではありませんから、
人恋しくなっても不思議ではありませんよね。 


そして、いよいよ時間になって
我が家に3人のお客様が見えました。 

由紀子はパソコンをやめて居間のテーブルについて
接客の準備です。(笑) 

やはり楽しみにしていたようです。
(*^∇^*) 
 

それと入れ替わりに、私とねーねーは出かけました。 

由紀子には前もって説明をしておいたので、
何の支障も無くH崎先生たちに引き継ぐことができました。 
 

今日は13時から1時間だけのお留守番です。 

H崎先生とは音楽療法の時には
いつも私抜きでレッスンでしたから、
全く不安はありませんでした。 
 

1時間後、戻ってみると私が出かけたときのまま、
テーブルを囲んで4人が座っていました。 

テーブルにはチラシで折られた鶴とお花がありました。 


どんな時間だったのでしょう?(笑) 
 

ともかく練習は大成功でした。 

「これからも時々H崎先生とお留守番をしてくれる?」
と由紀子に聞いたら
笑顔で「うん!」と答えてくれました。 

本当によかったです。 

これで、私にも少しは自由な時間ができそうです。 
 

その日の夜は家族で外食をしました。 

ずっと外出を嫌がっていた由紀子ですが、
「ちゃんぽんを食べに行こうか?」
の誘いに普通に
「行く!」と答えてくれたのです。 

昼間の刺激がよかったのでしょうか? 


写真は食べ終わったときの写真です。 


久しぶりの外食に母は食べ終わるまで、
写真のことを忘れていました。(笑) 

ちゃんぽんとチャーハンを
お腹いっぱい食べて大満足の由紀子です。 
 

ただ・・・急にいろんな事があったからかもしれませんが、
この日の夜は不眠症状が出て
夜中に眠れなくて泣き出してしまいました。 

もうすぐ始まる学校のことも気になっているのでしょう・・・。 

そばで「だいじょうぶよ!」と
声を掛けることしかできない母です。 


=END=

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする