ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

母キレル!(--メ) チャラリーン

2006年01月08日 | ゆきちゃんの日記
まーまーはお昼前に長崎へと帰っていきました。 

ゆきパパは朝からお出かけ! 
ねーねーは自分の部屋で寝正月の延長戦! 
 

今日もまた由紀子と2人きりの時間が始まりました。 

緊張症の由紀子は何もかもに苛立って、
全然笑顔を見せてくれません。 

家の中はピリピリムード! 
 

仕方がないと解っていても、
この状態の由紀子と一緒の時間は辛いものがあります。 

さすがに私も昨日あたりから
自分の気持ちのコントロールが利かなくいなってきています。 

まーまーがいる間は何とかなったのですが、
2人きりになったとたんに
私の中で何かがプツンと切れました。 
 

もぉぉぉ~っ!!
o(*>д<)o″))いい加減にしなさい!! 
 

今思えば、きっかけはたいしたことではありません。 

私が見ていたテレビの番組のクライマックスで
由紀子が急にチャンネルを変えろと言って
騒ぎ出したのがきっかけでした。 

こんなこと日常茶飯事なのに、
その時は我慢ができないほど腹が立ちました。 
 

怒鳴った後、
台所へこもって由紀子を無視しました。 


私の血相に驚いた由紀子が謝っていたのも無視しました。 

台所へ来て、

「お母さんごめんなさい!」

と言おうとした由紀子に

「お母さんは、もう知りません。
あっちに行きなさい!」

と言って台所のドアを閉めました。
 

居間に一人残された由紀子は大泣きで、
大パニック状態でした。 
 


(ノ_-;)ハア・・・自己嫌悪です。 
 


言い訳をさせてもらえば・・・。 

18日間の冬休み中、
14日間が緊張症の時期と重なりました。 

しかも、この一週間は不眠気味で、
由紀子が完全に眠りに着くのが12時過ぎなので、
夜もゆっくりする時間が取れません。 

私の忍耐も体力も限界に近いのです。 
 

日常のパニックには慣れてきているせいもあって、
その時々はあまりストレスになっているような気はしないのですが、
蓄積されていくものは確実にありました。 


家族もいろいろ助けてくれますが、
私の中に
「由紀子のことは私が!」
と言う気持ちが強くて、
完全に任せることができません。 
 

今までだって怒鳴ったことも、
けんか状態になったこともいっぱいあります。 

でも・・・無視はいけませんよね。 


自閉症の人は人の気持ちを察することが苦手です。 

無視をされることの意味など理解できないでしょう・・・・。 

由紀子がどんな気持ちで泣いていたかと思うと・・・・。
(_ _,) 
 
 
 

冷静になって、部屋に戻ると
由紀子は泣きつかれてコタツの中で放心状態でした。 

ゴメン(_ _。)・・・シュン 
 

まぁ親子ですから、
その後は仲直りをして一緒にお昼ご飯を食べて 

「ゆきちゃんが大好きよ!」
「お母さんが大好き!」 

の関係に戻ったのですが・・・(笑) 

由紀子の心の中は見えないので、
本当はどう思っているのかは解りません。 
 

そんな大騒ぎの後で、
由紀子の緊張症の時期が終わりました。 

由紀子自身も出血があると、
だんだんと気分が楽になっていくと自覚しているので、
急に機嫌が良くなります。 

(完全にイライラがなくなるのには
まだ2・3日かかりますがとりあえずは笑顔が戻ってきました。) 


一気に家の中の緊張が緩んでいく気がしました。 

私も午後からはねーねーに由紀子を任せて昼寝をしました。
Zzz ( ̄~ ̄) 
 

今月の戦いが終わった!

それが実感です。 
 


ところで・・・私が台所にこもっている間に、
由紀子がパニックの中で叫んでいた
言葉が気になるのですが・・・。 

「おかあさん、ごめんなさい!
お昼ご飯を食べるんだよ!」 
 
(*ーー*)うーん  


私は由紀子にとって食事係でしかないのかも・・・(笑) 
 

 
コメント
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