ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

自分で・・・。

2006年12月01日 | ゆきちゃんの日記


今日の連絡帳にうれしいことが2つも書かれていました。 

一つ目は、 

漢字の読み仮名を自分で調べる!

という課題をしたときの様子です。 
 
依存性が強い由紀子は
解からないことが目の前にあると、

自分で考える前に
すぐに人に頼る傾向があります。 


家では私に、
そして、学校では先生に

「わからな~い!」
(´o`)??(笑) 
 

そんな由紀子の為に先生が考えてくれた課題です。 


今日は調べる漢字の上に、
読み仮名が載っているページを書いておいて、
自分で調べられるようにしておいてくれました。 
 

調べ方を理解した由紀子は
自分でどんどん学習を進められたみたいです。 

「よし!解かったぞ!これでよし!っと」
(*⌒ー⌒*) 

と、声に出して
うれしそうに勉強することができたと
連絡帳に書いてありました。 
 

ちなみに

「これでよしっと!」

というセリフは、
大好きだった小学校5年生のときの
担任のK先生の口癖の真似ですね!(笑) 
 

由紀子にあった手立てを考えてくれる先生たち。 

由紀子はいつもこんないい先生たちとの出会いに
いつも育てられているんです。 
(*⌒ー⌒*) 
 

それに、
今日は消しゴムが見つからなかったときに、
クラスのお友達に 

「K君、消しゴムをかしてください!」

と、自分から言えたのだそうです。 

これが、2つ目のいい事! 


いつもなら

「消しゴムがない!消しゴムがない!」

と騒ぐ由紀子。 

先生はいつも

「まずは自分で探して、
それでもなかったら先生やお友達に
『貸してっ』と、言おう」

と、繰り返し指導をしてくれていました。 

そして今日、
初めて自分からこのお願いができたのです。 
 

本当は家庭でも教えてやらなければならないのですが、
家族はついつい手を貸しすぎてしまって・・・

甘えた生活が普通になってしまうんですよね。 

だから、学校という小さな社会の中で
このようなことを教えてもらえるのは
本当にありがたいと思います。 
 

それにしても、
最近の由紀子はやっぱり心の成長期なのかもしれませんね。 

13歳・・・もうすぐ14歳になる由紀子。 

どんどん大人に近づいていくんでしょうね・・・・。 


うれしい!でも、ちょっと寂しい! 

この時期の母はとっても複雑なのです。(笑)


=END=
コメント
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