ストレス

今日はベルマークの集計があって
一日学校で作業でした。　

お迎えの時間ギリギリまでかかったので、
ドアノブを買いに行けずじまい。　

結局そのまま！（笑）　
　

由紀子は毎日絶好調で過ごしています。　

学校で卒業式の練習があってるけどほとんど問題なし。　

家でもパソコンライフを楽しんでいるし・・・、
母は最近楽チンだぁ～！　
　
・・・・と、さっきまで思っていました。　

ところが、

さっき由紀子が布団の中で
小さなパニックを起こして泣いていました。　

安定しているはずのこの時期にどうしてだろうと、
思いながら添い寝をしていたのですが、
由紀子のすすり泣きは続きます。　
　

そんな時、私の頭に「卒業式の練習」という言葉が浮かびました。　

例年卒業式の練習がはじまると
由紀子は不安定になっていました。　

でも、今年は何もかも順調にいっていたし、
昼間の姿からはそんな感じは全く受けませんでした。　

だから今年は大丈夫！　

そう思っていたんです。　
　

でも・・・、　

「卒業式の練習がつらいの？」　

そう言ってみたら、
由紀子が驚くほど大きくうなづきました。　
　

そうだよね・・・
どんなに順調でも由紀子の中には
少しずつストレスは溜まっていたんだよね。　


昼間、頑張れば頑張るほどス
トレスは生まれてくるんだったね。　


それが、自閉症の一番の障害だという事を
私はすっかり忘れていました。　

ストレスは由紀子が成長する時に出る産業廃棄物でした。　
　

夕べ、私は医療費の控除の書類を作る為に、
ほとんど徹夜に近い状態でおきていました。　

その時も、由紀子は一時間ごとに目を覚まして
独り言をいって、また眠る・・・。　

そんな事を繰り返していたんです。　


その事を今朝の連絡帳に
「由紀子は普段から睡眠が浅い」と書きました。　
で
も、それはストレスが溜まっているという
信号だったんですね！　
　

私が「つらいんだね！」と声をかけてから
由紀子は少し落着きました。　

わかってもらえた・・・

そう思ったのかもしれません。　


明日はお休みだし、
睡眠不足を解消する為に薬を飲ませる事にしました。　

心のお薬ではなく本物の薬です。（笑）　
　

「二人で寝ようか！」（お母さんも一緒に寝て！の意味）　

そう言いながら、由紀子は眠りました。　
　

寝顔を見ていたら、
由紀子のことがとても愛おしく思えました。　

「ゆきちゃんが頑張っている事、
お母さんはよくわかっているからね！
だから、また頑張っておいで！」　


そう思いました。　
　

以前は由紀子のストレスがとても怖かったのですが、
今はそうでもありません。　

「由紀子はストレスの発散の方法が下手なだけ！」　

そう思えるようになりました。　

由紀子が成長する分、
私も母として少しだけ成長したのかも・・・
（*⌒ー⌒*）　


＝END＝