ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

久しぶり・・・

2008年09月06日 | ゆきちゃんの日記
昨日は絶好調で一日を終わったのに、
夜中にまたパニックでした。 
 

由紀子の口からパニックの理由を聴くことはできませんが、

もしかしたら
「休日」という事に反応しているのかもしれません。 
 
やっと夏休みが終わったのに、
また休み・・・? 

この休みはいつまで続くの・・・? 
 

そんな思いがあるのかもしれません。 
 

薬を飲ませて、少し落ち着くのを待ってから 
 
「明日は土曜日でお休みです。 
次の日は日曜日でお休みです。 
そして、月曜日は学校です。」 
 
カレンダーを指差しながら、
スケジュールの確認をしました。 
 
それで落ち着いたのか、
薬が効いたのかは解りませんが、
その後は朝まで寝てくれました。 
 

本当にやれやれです。 
 
 

今日は久しぶりの動作法の日です。 

みんなは夏休みの訓練キャンプがあったのですが、
由紀子はキャンプを嫌がるので参加をしていません。 

2ヶ月ぶりの訓練です。 
 
さて、今日のトレーナーはどなたでしょう? 
 

荒れている由紀子を扱える人がいいなぁ~・・・
なんて、贅沢なことを思っていたら、
若い男性のトレーナーAさんに決まりました。 
 

初めての組み合わせのはずなのに、
お顔を見て・・・・ 

「あれ?この人はどこかであったことがある!」 
 

私は人の顔をおぼえるのがとても苦手で、
よく相手から「以前お会いしましたよね?!」と言われて、
「はて?」という事がよくあるのですが、

今日は何故か、私のほうから・・・。 
「どこかでお会いしましたよね?」 
 
でも、どこで会ったのか、全然思い出せません。 
 

結局、そのまま訓練に入ったのですが、
途中の休憩時間に話をしていて思い出しました。 
 

由紀子が小学校5年生の時に通っていた
自閉症のプレイセラピーに来ていたボランティアさんです。 
 
Aさんも 
「あぁ!いつもトランポリンに座っていた子!!」 
 
いえ!トランポリンの上に寝ていた子です。(笑) 
 

Aさんもよく一緒に寝ながら、
由紀子の相手をしてくださっていました。 
 

5年ぶりの再会でした。 
 

あの頃、学生だったAさんと最後に話しをしたときに、
就職が決まって、 
もうこのセラピーのボランティアは続けられないかもしれないと
聞いてとても残念に思ったことも思い出しました。 
 
きっと、その残念な思いがあったから、
お顔を見たときに感じるものがあったんですね。 
 
本当にお久しぶりでした。 
 

今度は動作法で会えることがとてもうれしいです。 

きっと、由紀子とAさんは何か縁があるんですよ。 

Aさんはご迷惑かもしれませんけどね。(笑) 
 
そんなわけで、今日の訓練はAさんとだったわけですが、 


昨日の夜の薬の影響なのか、
途中で眠くなったり集中力が無くなったりで 
パニックを起こす場面もありました。 
 
その様子を見ていたリーダーの勧めで、
私と離れての訓練となりました。 
 

由紀子のことをよく知っているリーダーと、
Aさんですからきっと大丈夫だろうと思って
お任せすることにしました。 
 
でも、くれぐれも噛まれないようにご注意を!!(笑) 
 

結果は大正解。 

私の姿が見えなくなると、
由紀子はまたがんばれるようになりました。 
 
やっぱり、もうそろそろ私とは離れる時期なんですね。 
 

私は今までと違う立場で
由紀子を支援することを探さなければ・・・ 

今日もそう思いました。 
 

でも、それが何なのか? 
 
まだ、ぜ~んぜん解りません。

=END=
コメント
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