ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

プール体験

2008年10月25日 | ゆきちゃんの日記
朝から冷え込んで慌ててホットカーペットを敷きました。 

急に晩秋を迎えたような・・・。 
 
プールの体験の日になって、寒くなるなんて・・・

日頃の行いの悪さでしょうか? 

もちろん、由紀子の!!(笑) 
 
でも、今日を逃すと来月からの入会に間に合わないので、
風邪を引くことを覚悟で行くことにしました。 
 

由紀子には、昨日の夜に予告をしたのですが、
夜中にトイレに起きた時に一言 

「プールには行かない!!」
(/_-) 

それだけを言い残して、
いつものように私の布団に寝てしまいました。 

これは毎度のこと。 
またドキドキしているのでしょう。 

「ハイ!ハイ!」 

と答えて、私は由紀子の布団へ・・・ 
 
でも、行きますけどね!!( ̄ー ̄)ニヤリ 
 
 
そして、出発の直前まで
「行く」「行かない」を繰り返していましたが 
 

「お昼ご飯はプールの後でモスに行こうね!!」 
 

この魔法の呪文で問題は解決!! 

カロリーオーバーはわかっていますが、 
まずはこの一歩を踏み出させることが最優先です。 
 
スイミングスクールの障害者のコースで週に1回。 

コーチが一人付いて下さって、
保護者が一緒に入る事が条件です。 

今日は同級生のMちゃんと2人きりでした。 
 

彼女とは3歳から小学校入学まで通っていた
長崎の療育センターで一緒でした。 

今年の4月に彼女が由紀子の学校の高等部に入学してきて、 
また一緒に勉強をすることになりました。 
 

2人とも療育センターの頃は
細くて小さな女の子だったのに・・・ 
すっかりたくましくなって・・・(笑) 
 

自閉症同士なので、
顔を合わせたからといって 
普通の女子高生のようにはしゃぐこともなく、 

「知ってる?」と、
コーチに聞かれたら、 

お互い「知っている!」と答えるのみです。 

淡白な関係です。o(〃^▽^〃)oあははっ♪ 
 
でも、しっかりお互いの存在は意識しあっているんです。 

自閉症の人はお互いの距離をしっかり保ちあうんですよね。 
 

練習の時間は一時間。 

由紀子と2人で、かなり動いてきました。 

無理強いはされませんが、
休んでいるとコーチが上手に興味を引いて 
動かしてくれます。 
 
「おかあさんと、いっしょにやってみて!」 

とか、言われるので、自然に私も動くことに・・・(笑) 
 

途中でコーチにいろいろ抵抗もしていましたが、 
それでも水の中が好きな由紀子は、
かなりリラックスした表情でした。 
 

由紀子に確認したら、
次も来たいというので入会することにしました。 
 
これから、毎週土曜日はプールです。 

動作法が月に一回あるので、
これとバランスをとりながら、 
無理せずゆっくりと続けたいと思います。 
 

家に帰ってきたのが2時。 

昼食を食べて(約束通りのモス!) 

由紀子はその後も元気でしたが、

私は・・・ 
足の筋肉の疲労がひどくて、
何もできないまま夕方まで寝てました。(笑) 
 
15歳と競うつもりは無いけれど、
我が身の老化を実感しております。(汗)

=END=
コメント
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