ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

ガムの食べ方

2008年10月28日 | ゆきちゃんの日記
由紀子はガムをよく食べるのですが、
噛み終わったら全部飲み込んでしまいます。
( ̄・・ ̄)ゴックン  

もちろん、飲み込んでも大丈夫だという
ガムを選んでいるので問題はないのですが・・・。 
 

時々、私も由紀子のガムをもらって食べて、
噛み終わった物を捨てようと、 
口からガムを出して紙で包もうとしていると、
横で由紀子が 

「噛んだものを口から出して・・・汚い!」 

と、言うような顔で見ます。 
 
ジィー(*・_・)------->(^∇^;)ナ、ナニカ? 
 
ふと、自分が間違っているような錯覚に襲われます。(笑) 
 
 
さて、由紀子たちは今日はジャスコで買い物学習です。 

めったにスーパーに行かない由紀子がどうなるか・・・
心配はありましたが 

今までも学校から出かけるときはいつも大丈夫だったから、 
先生方にお任せすることにしました。 
 

今日はもう一つ性教育に行く日でもあります。 

それで、買い物学習が終わる1時にジャスコでお迎えをすることに・・・。 
 
お迎えに行ったらみんなと楽しそうにお店の中を歩いていました。 

買い物はペンケースと鉛筆を買ったそうです。 

「♡がすき!」(=∩_∩=) 

と、♡がいっぱいついたペンケースを買っていました。 

鉛筆はスマイリーの柄。 

可愛いやつです。
(*⌒ー⌒*) 
 


性教育では
身を守る方法のお勉強をしたようです。 

ご機嫌もよく、今日はとてもスムーズに勉強ができたようで・・・ 

いつもこんなだといいのに!(笑) 
 
ところで、今まで性教育にはH崎さんに
ヘルパーとして付き添いをお願いしていましたが、
今日からまーまーが付いて来てくれる事になりました。 
 

今の自立支援法では利用者の車を使ったとしても、
運転をヘルパーがすることは禁止されています。 

だから、運転は私がしなければならないのですが、 

最近、車の中で由紀子がパニックを起こして暴れる事が多くなって 
走行中危険な状況が多くなりました。 
 
たとえH崎さんが由紀子の横に乗ってくださったとしても、 
由紀子のパニックを止めることはむずかしいでしょうし、 

私自身も我が子が後ろでパニックになってれば、 
落ち着いて運転なんかできません。 
 
それで、運転をまーまーに頼んで、
私が由紀子の横に乗ることにしました。 
 

この決断をしたものの、
気持ちはかなり落ち込みました。 

由紀子が成長するにしたがって、
支援の形はどんどん変わっていくと思うのですが、 

ここに来て、支援をする人が家族に代わるのは、
社会に出すステップから逆行しているみたいで
複雑な心境です。 

それに、今まで支援してくれていた人と離れることは、
心細いですからね・・・。 

でも、H崎先生とは音楽療法で繋がっている・・・

それだけが救いです。 
 
 

今日も由紀子の性教育の間はA川先生と話をしてきました。 

この一ヶ月、文化祭の事件から始まって、
いろんなことがありました。 

私の心にも疲れがどんどん蓄積されて、
許容量を超えつつあります。 
 

A川先生に、文化祭でつらかった気持ちを話しているうちに
泣いてしまったのですが、
ふと見ると先生も涙を浮かべて聞いてくださっていました。 

由紀子を育ててきた歴史と、
その間の私の思いを知っているA川先生には 

私の気持ちを全て解っていただける気がします。 
 
この場があるから、
私は最悪なことにならずにすんでいるのかも・・・。

=END=
コメント
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