ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

一年間という時間

2009年04月13日 | ゆきちゃんの日記
通信が出来上がり、
みなさまへの発送の準備を進めています。 


新聞の「ゆきちゃん通信」も今回で26号になりました。
 
由紀子が小学校に入学したのをきっかけに作り出した新聞です。
 
最近はこちらの日記があるので、
年に一回ほどしか発行していませんが、 
いつの間にか、発行部数は150を越えました。 
 
由紀子にかかわってくださった方に読んでいただいているので、 
それだけ支援の輪が広がっているという事ですね。 
本当にうれしいです。 
 
 
 
さて、その通信で由紀子の新しい生活の始まりを 
思いをこめて書いたというのに・・・ 
 
由紀子さん、
今日もさつき園の壁を叩き割ってまいりました。(汗) 

これで、何箇所目だろう?(ノ_-;)ハア・・・ 

 
PMSの末期だから・・・なんて、
言い訳にもなりませんね。 
 

今まで祭日だけ利用していた
さつき園が生活の場となり 

それは、それなりに
由紀子の中での変化ですから 
少々荒れるのも仕方ないのかもしれないのですが・・・

それにしても、困った奴です。 


 
通信にも書いたのですが、
施設に移ったからと言って 
全てがうまく行くとは思っていません。
 
これからもいろいろあると覚悟しています。 
人生、そんなに甘くはありませんからね!(笑)
 
 
でもこの数日、
何に苛立っているんだろう? 

 
一つだけ思い当たるのは、
15日に催される「ふれあいのつどい」という行事です。 

 
市内の福祉施設の利用者とボランティアの方が
一緒にゲームやダンスをしたり、 
コンサートがあったり・・・
そんな感じの催しです。 
 

それほど負担になるような行事ではないのですが、 
由紀子にとっては初めて参加する催し物です。
 
何があるのか解らないので、
不安なのでしょう。 
 

ゆっくりした生活を
由紀子に与えるために施設に移りましたが、 
施設にもそれなりの行事があります。
 
でも、学校の行事に比べたら、
楽なはずなのです。 
 

「ゆきちゃん!大丈夫だよ!! 
そんなに辛くなんかないよ!!」 
 
どんなに言葉を尽くして説明してやっても、 
由紀子の心には届かないんですよねぇ~。 

今までの記憶から行事に対する拒否反応があるので、
警戒しているのかもしれません。 
 
 
由紀子が本当に施設での生活を理解するためには、 
これから一年間の生活を経験するしか無いんです。
 
 
でも、学校と違って
来年も今年の生活が続くのだから・・・大丈夫!! 
 
 
私は今まで一年が終わるのがとても嫌いでした。
 
だって・・・
いつも由紀子の環境が変わって、
最初からやり直さなければならないことが
いっぱいだったからです。 

だから、いつもゆっくり過ぎてくれればいいと思っていました。 

でも、今年は早く一年が過ぎないかなぁ~と思っているんです。 
 
自分の年齢が増えるのは嫌ですけどね!(笑)
 
 
今年、がんばれば来年はきっと私も楽になる・・・

はずですから!! 


がんば p(*゜▽゜*)q

=END=
コメント
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