大食い選手権を録画した後、いつでも見られるようにメディアへダビングをしました。
その後、最近レーベル印刷ができるプリンターを買ったので、
魔女菅原(大食い女王)の写真や、大食い選手権のロゴを入れて
レーベル印刷をしてやりました。
なかなかの出来!・・・私は大満足♪(笑)
それを、由紀子に渡したら、何も言わずに自分のDVDケースへしまいました。
感想を言わないのはいつもの事です。
きっと由紀子も満足しているだろうと思っていました。
ところが、しばらくしてから由紀子が頭をガンガン叩き始めました。
どうして頭を叩くのか、全然解りません。
理由が解らない私はだんだん苛立つし、
私が怒っている姿を見て、由紀子はさらにひどく頭を叩く!
いつもの悪循環が始まりました。
そんな中でふと由紀子の手を見ると油性ペンを握って、それで机を叩いています。
私がその油性ペンを見ていることに気がついた由紀子が、やっと言葉を発しました。
「これで!これで!・・・書く」(ρ_;)ヒックヒック
(ー'`ー;)う~ん?
もしかして・・・・
「DVDにこれで書いて欲しいの?」
(T ^ T)「はい!」
実は、去年の大食い選手権のDVDには私の手書きで「大食い決定戦」と書いてあるのです。
きっと、由紀子は大食い選手権は・・・大食い選手権だから(笑)
同じような形で残したかったのでしょう。
だったら最初からそう言えばいいじゃないかと、思いますが
それができないのが由紀子の障害です。
自分の思いをどのように言葉すればいいのかがわからないのです。
このようなことはしょっちゅうあります。
・体調が悪い時
・不快な音が聞こえてきた時
・これから何が始まるのか解らなくて不安な時
・何をしたらいいのか解らない時
・自分が要求しているものと、違うものを渡された時
・探し物が見つからない時
他にもいろいろ・・・
相手が自分の気持ちを察して、
「〇〇なの?」と、理解してくれると落ち着きます。
こんな時、私はいつも思い出すことがあります。
由紀子が初めて自閉症の検査を受けたときの言語の先生の言葉です。
「ゆきちゃんは、簡単な単語しか理解できません。
お母さん、あなたが簡単な英単語を知っているだけで外国に行ったと思ってください。
周りからいっせいに英語で話しかけられたら、どうしますが?
怖くて、不安で・・・耳を押さえて、何も聞こうとしなくなってしまうのではありませんか?」
その時、初めて由紀子の言語コミュニケーションの不安を実感できた気がしました。
今回のような由紀子の態度も、きっと同じです。
心の中には言いたいことがいっぱいあるのに、
それをどう話せばいいのかわからないのです。
由紀子は聞く言葉の理解はかなり進みました。
でも、話し言葉はパターン化されたものに限られます。
場面場面で使う言葉をいろいろ教えてきましたが、
心の中の不安や不満を言葉にするのはむずかしいようです。
以前、犬の気持ちを翻訳するおもちゃがありましたが
あの時、私は自閉症の人の心を翻訳する機械が欲しいと思いました。(笑)
DVDの事だって、たった一言
「これは嫌だ!」
と、言えば解決することなのに、由紀子は10分以上も頭を叩きました。
結局、DVDはダビングしなおして、新しいものに私の汚い字で
「大食い選手権・女王戦」
と、書きました。
それを受け取ったゆきちゃんは、
笑顔で大事そうにDVDケースに入れておりました。
そして・・・前に印刷したDVDは冷たくつき返されました。(; ̄ー ̄川 アセアセ
その後、最近レーベル印刷ができるプリンターを買ったので、
魔女菅原(大食い女王)の写真や、大食い選手権のロゴを入れて
レーベル印刷をしてやりました。
なかなかの出来!・・・私は大満足♪(笑)
それを、由紀子に渡したら、何も言わずに自分のDVDケースへしまいました。
感想を言わないのはいつもの事です。
きっと由紀子も満足しているだろうと思っていました。
ところが、しばらくしてから由紀子が頭をガンガン叩き始めました。
どうして頭を叩くのか、全然解りません。
理由が解らない私はだんだん苛立つし、
私が怒っている姿を見て、由紀子はさらにひどく頭を叩く!
いつもの悪循環が始まりました。
そんな中でふと由紀子の手を見ると油性ペンを握って、それで机を叩いています。
私がその油性ペンを見ていることに気がついた由紀子が、やっと言葉を発しました。
「これで!これで!・・・書く」(ρ_;)ヒックヒック
(ー'`ー;)う~ん?
もしかして・・・・
「DVDにこれで書いて欲しいの?」
(T ^ T)「はい!」
実は、去年の大食い選手権のDVDには私の手書きで「大食い決定戦」と書いてあるのです。
きっと、由紀子は大食い選手権は・・・大食い選手権だから(笑)
同じような形で残したかったのでしょう。
だったら最初からそう言えばいいじゃないかと、思いますが
それができないのが由紀子の障害です。
自分の思いをどのように言葉すればいいのかがわからないのです。
このようなことはしょっちゅうあります。
・体調が悪い時
・不快な音が聞こえてきた時
・これから何が始まるのか解らなくて不安な時
・何をしたらいいのか解らない時
・自分が要求しているものと、違うものを渡された時
・探し物が見つからない時
他にもいろいろ・・・
相手が自分の気持ちを察して、
「〇〇なの?」と、理解してくれると落ち着きます。
こんな時、私はいつも思い出すことがあります。
由紀子が初めて自閉症の検査を受けたときの言語の先生の言葉です。
「ゆきちゃんは、簡単な単語しか理解できません。
お母さん、あなたが簡単な英単語を知っているだけで外国に行ったと思ってください。
周りからいっせいに英語で話しかけられたら、どうしますが?
怖くて、不安で・・・耳を押さえて、何も聞こうとしなくなってしまうのではありませんか?」
その時、初めて由紀子の言語コミュニケーションの不安を実感できた気がしました。
今回のような由紀子の態度も、きっと同じです。
心の中には言いたいことがいっぱいあるのに、
それをどう話せばいいのかわからないのです。
由紀子は聞く言葉の理解はかなり進みました。
でも、話し言葉はパターン化されたものに限られます。
場面場面で使う言葉をいろいろ教えてきましたが、
心の中の不安や不満を言葉にするのはむずかしいようです。
以前、犬の気持ちを翻訳するおもちゃがありましたが
あの時、私は自閉症の人の心を翻訳する機械が欲しいと思いました。(笑)
DVDの事だって、たった一言
「これは嫌だ!」
と、言えば解決することなのに、由紀子は10分以上も頭を叩きました。
結局、DVDはダビングしなおして、新しいものに私の汚い字で
「大食い選手権・女王戦」
と、書きました。
それを受け取ったゆきちゃんは、
笑顔で大事そうにDVDケースに入れておりました。
そして・・・前に印刷したDVDは冷たくつき返されました。(; ̄ー ̄川 アセアセ